みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
来年の本試験(令和5年8月27日)まで、残り339日(48週と3日)と、
今年の合格発表まで残り13日です。
1日1日を大切に過ごしましょうね。
再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。
まだの方は、いつリスタートするかを決めましょう。
それと告知です。長いです。
既にお知らせしておりましたように、今週土曜の9月24日土曜日の13時から、
令和5年度合格! 社労士試験ドS勉強会①労基法
を実施します(終了予定は19時ですが、多分延びます。)。
ドS勉強会の特徴は、レクチャーよりも、参加者の各々が、既に予備校の講義を受講したり、過去問を解いたり、テキストを読んで、本試験会場に持って行くために準備した知識が使えるもののになっているかの確認をする場であることです。
知ってるつもりだったりした内容が浮き彫りになり、それを修正することで、あなたの知識はあやふやさがなくなり、忘却との戦いに苦戦することもなくなります。
また、勉強会での学びが勉強時間の大半を占める自学自習の際に役立つよう、テキストの読み方や、過去問の使い方&読み方、繰り返し思い出すコツといった勉強方法そのものについても、実際に手を動かし、脳みそに汗をかいてもらうことをして、受験生力のアップにつなげます。なので、めっちゃ頭使いますし、その分、自分事として記憶にも残ります。
とことん、本試験で戦える能力を身に付ける場だとお考え下さい。
毎回、録画をしますんで、遅刻・早退・中抜け・欠席しても後から学べます。
具体的な内容は、
①過去問の問題演習(5者択一形式と1問1答形式を併用して合計20肢。)を通じて、みなさん自身がそれまでに勉強してきたことの確認とあやふやな箇所の洗い出しを行います。
②周辺知識や類似項目の洗い出しをワーク形式で行います。
③全員参加で当てて答えてもらいますんで、たっぷり5時間以上、脳みそに汗をかいていただきます。
④また、併せて論点質問会も実施しますので、普段の学習で自力では理解できない箇所をクリアにすることができます。
参加することによって、
「論点の出し方やまとめ方、問題を丁寧に見るとはどういう事か、という勉強法が分かりました。」
「今までは過去問をひたすらに解き、テキストを眺めるだけの勉強だったが、論点を定めてから問題を読み解す過去問の解き方を身につけた。」
「視点を変えたら何も答えられない自分に気が付きました。もう少し自分なりに復習をしたら少しはコツがわかるかもしれない、という気にはなりました。」etc.
といったことが身に付きます。
また、同じ志を持った受験生同士のつながりが持て、仲間としての連帯感や情報共有、ライバルとしての緊張感を保つことができます。
独りで粛々と勉強するのもいいですが、外部刺激を受けて(僕からのは激辛デスが…。)、脳みそフル回転で汗をかく機会があってもいいんじゃないでしょうか?
勉強会についていけるかなという不安があるかもしれませんが、最初は誰でも感じることです。ただ、これまでの参加者の方々は口をそろえて「当てられて答えられなかったら悔しいし、恥ずかしい。けど、それがあるから知識を確実に記憶してスラスラ言えるようになるというモチベーションにもなったし、やり方も教わったからできるようになった。」と仰っています。
リアルの勉強会だと、移動に時間がかかったり、周りに知っている人がいなくて心細かったりしますよね。
その点、オンラインなら、移動時間は0分。参加者は時間と費用をかけてまで参加される方ですから意欲的で優しい方ばかりです。
勉強会中にも小グループに分けてのセッションや、定期的にオンライン懇親会も実施しますんで、皆さん、すぐに打ち解けられているようです。
講師はもちろん、「日本で2番目にドSな社労士受験講師」の僕です。
会場は、あなたが集中して勉強できるところ。
問題演習用の資料は、各回前日金曜日のお昼12時にPDF化したものをメールで送ります。各自で印刷して勉強会を迎えてください。
お住まいにプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントサービスをご利用ください。やり方は教えます。
いかがですか?
で、気になる費用ですが、1回あたり¥5,000とします。
また、12回分一括お申し込みの方はトータル¥60,000のところを1万円引きの¥50,000とします。
さらに、今回の労基をお試しとして参加した後、又は合格発表待ちでとりあえず労基だけ参加の後に残りを一括して申し込んだ場合も割引を適用して、残り11回分は¥45,000とします。途中の回から参加の場合でも、過去の分も含めて一括申込みされる場合には割引を適用します。
なお、欠席した場合は返金処理をせず、問題送付と録画した動画(限定公開)のURLをお送りして自習用に活用していただきます。
「お金を払ってでも学んで合格する!」
「金額以上の学びや気づきを得るんだ!!」
「来年、何が何でも合格する。そのためには恥も外聞もなくやり切る!」
という想いの方だけに来ていただき、学びを得てもらいたいんです。
実際に単発でお申込みされた方は、残りの回はリピート参加されたので、満足度は高いという自信はあります。
なお、支払方法は、指定の銀行口座(申込フォーム内に記載)への事前振込を原則とし、振込み確認ができたことをもって申込み完了といたします。
また、キャンセルをご希望される場合は、各開催日2日前の木曜日のお昼12時までとし、返金は振込手数料を除いた分をお返しします。キャンセル期限を過ぎたものについては一切返金いたしません。なお、キャンセルせずに資料送付&当日の限定動画URLのお知らせを希望される場合には、その通り対応いたします。
なお、第1回労基法の会の申し込み締め切りは、今日の23:59といたします。
お申込みはこちらから。
奮ってお申込みください。
なお、全日程は以下の通りです。
ガイダンス | 2022年09月17日 | 国年 | 2023年03月11日 |
労基 | 2022年09月24日 | 厚年 | 2023年04月08日 |
安衛 | 2022年10月22日 | 一般常識 | 2023年05月13日 |
労災 | 2022年11月19日 | 労働横断 | 2023年06月10日 |
雇用 | 2022年12月17日 | 社会横断 | 2023年07月08日 |
徴収 | 2023年01月14日 | 全体横断 | 2023年08月05日 |
健保 | 2023年02月11日 | ENCORE | ??? |
全て土曜日の13~19時(終了予定)です。
このブログでは、来年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。
合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。
【もくじ】
昨日の振り返り
昨日は、「強制貯金の禁止」を整理しました。
労基法上、労働者の貯蓄金の返還請求がされた場合、いつまでに返還しないといけないんでしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「使用者は、労働者の貯蓄金をその委託を受けて管理する場合において、労働者がその返還を請求したときは、遅滞なく、これを返還しなければならない。」
でしたね。
これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。
スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。
情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。
分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。
筋トレと一緒です。
脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は、「労働基準法の基本原理」の「用語の定義」から
「適用事業」(法別表第1)、
「適用除外」(労基法112、116条)を整理します。
僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、
「適用事業」は1肢、
「適用除外」は6肢、載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「適用事業」は「1個」の知識(ただし細かい話です)、
「適用除外」は「3個」の知識でパーフェクトだとまとめました。
その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「労働基準法第9条にいう『事業』とは、経営上一体をなす支店、工場等を総合した全事業を指称するものであって、場所的観念によって決定されるべきものではない。」
(平成26年度問1D)
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
このブログでは、5W1Hの疑問形になるように考えることを推奨しています。
………、
「労基法上の『事業』の定義は何か?」
ですね。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「事業とは、工場、鉱山、事務所、店舗等の如く一定の場所において相関連する組織のもとに業として継続的に行われる作業の一体をいうのであって、必ずしもいわゆる経営上一体をなす支店、工場などを総合した全事業を指称するものではない。
従って、一の事業であるか否かは主として場所的観念によって決定すべきもので、同一場所にあるものは原則として分割することなく一個の事業とし、場所的に分散しているものは原則として別個の事業とすること。」
ですね。
整理の視点
「~とは」とはじまるんで、定義の話ですね。通達からの出題です。言い回しが古臭いのは、戦後すぐの発出のものだからです。
で、いろいろくっついてきていますが、定義の文章は「~とは……という」と書くのがお約束みたいなもんですから、その部分だけに着目すると、
「事業とは、工場、鉱山、事務所、店舗等の如く一定の場所において相関連する組織のもとに業として継続的に行われる作業の一体をいう。」となりますね。
「~の如く」というのは例を表しますから省略しても意味が通ります。
したがって、事業とは、
「一定の場所において相関連する組織のもとに業として継続的に行われる作業の一体をいう。」ことになります。
まさか、この一文を丸暗記しようなんてことは考えていませんよね。
更に意味ごとに細かくパーツ分けできないかというのを考えながら読むと、自ずと気沖にもつながります。
この場合だったら、
「一定の場所において」(場所的な視点)
「相関連する組織のもとに」(組織間のつながりの視点)
「業として継続的に行われる作業の一体」(行為の特性の視点)
の3つに分けられますね。
なんだか、私たちの人体内で消化・吸収作業をしているのと同じことを言っているようだという感じさえしますね。
どういうことかというと、
「一定の場所において」(私たちの人体内において)
「相関連する組織のもとに」(消化器系の相互作用によって)
「業として継続的に行われる作業の一体」(食事をするたびに必ず行われる活動の全体)
ってことです。
ね。通達ってのは、なにも小難しいことを小難しく言おうとはしていないんですよ。
読み手である私たちが勝手に難しそうと思い込んでいるだけです。
もちろん、前提として分かり切っていることは言葉を省略することはありますが、その時に難しく感じるのは、読み手の基礎的知識の不足に過ぎません。
ビビる必要なんてものはどこにもありません。
でね、続きの部分をみてみると、
「必ずしもいわゆる経営上一体をなす支店、工場などを総合した全事業を指称するものではない。」というのは、先に見た事業の定義からすれば当たり前のことですね。
つまり、例えば、サッポロビールのような札幌支店、札幌工場、サッポロファクトリーのような経営上のつながりのあるものを指すんじゃないよってことです。これらは「一定の場所において」ではありませんからね。
さらにこのことを強調しているのが、続きの部分です。
「一の事業であるか否かは主として場所的観念によって決定すべきもの」と明言しているんで、1つの事業と言えるか否かは同じ場所にあるかないかが決定的要素なんだということが言えます。
これに照らすと、今日の問題は誤りとなりますね。
ただし、最後の部分には注意が必要で、
「同一場所にあるものは原則として分割することなく一個の事業とし、場所的に分散しているものは原則として別個の事業とすること。」となっていて「原則」が2つ並んでいますね。
つまり、原則として同じ場所にあれば1個の事業。異なる場所にあれば別個の事業だと。
じゃあです。原則があるなら例外だってあるはずです。
本試験では、過去の出題歴のある内容を基に少し応用を利かせて、その場で考えさせる肢が増えてきています。
例えば、同一場所にあっても、著しく労働の態様を異にする部門が存する場合(工場内の診療所と食堂など。)だったらどうするのかや、
場所的に分散しているものであっても、組織的関連ないし事務能力等を勘案して独立性がないもの(出張所、支所など。)だったらどうするのかという疑問が生じます。
どうなると思いますか?
実は、引用した通達には続きがあります。テキストにも記載がされていることもあります。
ですが、テキストを見ずに自力で考えてみるのが勉強です。
何でもかんでもすぐ見て覚えた気になっている限りは、いつまでたっても本試験問題は解けません。
考えるヒントは、既に見た定義の中にありますよ。
同一場所にあっても、著しく労働の態様を異にする部門が存する場合ってのは、定義の2つ目の「相関連する組織のもとに」と言えるでしょうか?
場所的に分散しているものであっても、組織的関連ないし事務能力等を勘案して独立性がないものってのも「相関連する組織のもとに」と言えるでしょうか?
思考するための材料というのは、そのテーマについての基礎事項、つまり、私たちが最初に出くわす情報なわけです。
合格者レベルに達する方というのは、その積み重ね型の思考ができているということです。
逆に受験年数の割に点数が伸びない方は、どの情報も同じ平面にあるため、話の順番がめちゃくちゃという特徴があります。
知識は多けりゃいいってもんじゃありません。正確さはもちろんのこと、その相互間の関連性まで気を配って記憶しているかどうかです。
なので、敗因分析の際に「知識が足らなかった。」や「あやふやなところが多かった。」程度のものでは話にならんのです。
とはいえ、自力で真の敗因分析ができるのであれば、あとは自力でどうにかなるのですが、そうでない場合には、第三者からの厳しいチェックがあった方がよいと思うんですけどね。
今日のまとめ
今日は、「適用事業」を整理しました。
また、過去問をときたときに発展的内容について思考を伸ばしてみるのが、本試験でのプチ応用問題対策になるということについてもお伝えしました。
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
もちろん、質問や要望もOKです。
(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)
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選択式対策をどのように事前準備したらよいかについて、ワークを交えながら進めたものです。視聴してびっくり問題対策などにお役立てください。
知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。
実際に参加した受験さんからは、
「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」
「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」
「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」
といった感想をいただいております。
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