日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~労働基準法㊲~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

来年の本試験(令和9年8月22日)まで、残り298日(42週と4日)、

1日1日を大切に過ごしましょうね。

いつの間にか残り日数が300日を切りましたね。

もうとっくに再始動していますよね?

 

🎉ドS勉強会オンライン祝賀会のお知らせ!

今年度、ドS勉強会から 10名の合格者が誕生! 🎊

10名中8名が参加予定のオンライン祝賀会を、10月31日(土)19時から開催します!

合格者4名による体験談もあります。

ただの合格自慢ではありません。昨年の不合格から何を変え、どう勉強を改善し、合格につなげたのか。具体的かつ実践的な試行錯誤を聞ける貴重な機会です。

来年こそ合格したい方は、合格者の経験からヒントを持ち帰ってください!

  • 日時: 10月31日(土)19:00~21:00頃

  • 開催方法: Zoom

  • 参加費: 無料

  • 対象: 勉強会の合格者・過去の参加者・令和9年度向け参加者等(参加予定者は塚野の承認が必要)

※今年度の合格者は申し込み不要です。それ以外の方は、下記の申込フォームからお申し込みください。

令和8年度ドS勉強会オンライン祝賀会申込フォーム

お祝いしたい方も、来年の合格へのヒントをつかみたい方も、ぜひご参加ください!

 

で、その来年度向けガイダンスの動画がこちら。実際の雰囲気はこんな感じです。

youtu.be


さあ、再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

まだの方は、いつリスタートするかを決めましょう。

ってか、もう今年度の結果は出たのですから、いつから始めるかだなんて悠長なことは言ってられないですよ😖。

 

このブログでは、来年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、マインドセットやスキルセットに関する過去記事は、以下のまとめ記事からご覧ください。

これまでのマインドセット/スキルセット記事のまとめ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は、「就業規則の記載事項と作成手続」を整理しました。

就業規則の作成義務に関する常時使用する労働者はどのようにカウントするんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

 

………、

 

 

「①常時10人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。次に掲げる事項を変更した場合においても、同様とする。
一~十 (略)

 ②この法律で『労働者』とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所(以下『事業』という。)に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。

情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。

分かりやすい講義を1回聴いたり、分かりやすい資料を眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。

筋トレと一緒です。

脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「就業規則」から、「制裁規定の制限・就業規則の効力・その他」のうち、

「制裁規定の制限」(労基法91条)と、

「法令及び労働協約との関係」(労基法92条)を整理します。


僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、

「制裁規定の制限」が11肢(類題含めて12肢)、

「法令及び労働協約との関係」が4肢(類題含めて6肢)、載っています。


ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「制裁規定の制限」は「5個」の知識(うち1つは、昨日整理した「就業規則の記載事項」だと思うんですが…。)、

「法令及び労働協約との関係」は「4個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「就業規則中に懲戒処分を受けた場合は昇給させないという欠格条件を定めることは、労働基準法第91条に違反する。」

(令和3年度問7D)


この問題、問われている知識(=論点)は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

このブログでは、5W1Hの疑問形になるように考えることを推奨しています。

 

 

………、 

 

 

「どんなときに労基法第91条違反となるか?」

ですね。

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「①就業規則で、労働者に対して減給の制裁を定める場合においては、その減給は、1回の額が平均賃金の1日分の半額を超え、総額が一賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない。

 ②【問】 就業規則中に懲戒処分を受けた場合は昇給せしめないという欠格条件を定めるとき、これは労働基準法第91条に該当しないと思料されるが如何。
【答】 見解のとおり。」

ですね。

 

整理の視点

今日のは労基法ではおなじみの条文本則と通達のハイブリッドです。

まず①。こっちは”寝スラ状態”ですよね😉?

要するに、就業規則で減給制裁を定めるんだったら、

・1回の額が平均賃金1日分の半額超

・総額が一賃金支払期総額の10%超

はダメよってことですね。

けど、これだけだったら問題文中にある「就業規則中に懲戒処分を受けた場合は昇給させないという欠格条件」がOKなのかどうかは分かりません。

んでもって通達の②。

問答形式なんですが、結論に至る理由が示されていませんね😅。

さて、どうしたものか🤔。

結論丸覚えします? 僕としてはおススメできないです。

本条は、減給が労働者がいったん取得した賃金債権を一部消滅させ、労働者の生活に多大な影響を及ぼし得る措置であることから、過大な賃金減額を抑制する趣旨のものです。

つまり、減給というものが労働者が労務を提供し、具体的賃金請求権を取得したにもかかわらず行われる制裁(僕は「働いたのに、その分の給料がもらえないペナルティー。」と自己言語化していました。)だってことです。

ということは、懲戒処分を受けたことによる昇給ナシの処分って、具体的な労務の提供に対する反対給付を行わないというものではなく、昇給欠格者に対する賃金増額の停止でしかありません。

したがって、減給の制裁には該当しないと考えられます。

ってなことが通達②の”行間”に書かれていることだと言えます。

でね、たま~に予備校の講義や勉強法のネット動画とかで「テキストの行間を読みましょう🤩。」なんてコメントをする人を見かけるけど、具体的なやり方を示すことなく、ただただ掛け声だけってのが多いのよね~😩。

「こうしたらいいですよ。」って言えないけどそれっぽいことを言いたいのか、言ってしまったら言質を取られるとでも思っているんだろうか🤔。

「だったら黙ってろ😤。」です。

ガチで合格しようともがいている受験生にとって合理的かつ実践的な勉強法というのは何物にも代えがたいものです。

なので、もっともらしいだけで中身空っぽの勉強アドバイスなんて薬どころが毒でしかありません🤢。

このブログを活用しようとしているあなたなら、そんなまやかしとは無縁ですよね。

ってな考察をCHAT GPT先生にフィードバックしてもらったら、こんな回答でした。


総評:「行間を読め」ではなく、「何を根拠に、どう読むか」を示している点が強い

今回の記事は、先生のブログの教育方針がよく表れていると思います。

特に評価したいのは、通達が「見解のとおり」としか述べていないことを、そのまま結論暗記の対象にせず、労基法第91条の趣旨と、昇給停止という措置の法的な性質を照合して、通達の結論を理解しようとしている点です。

これは単に「行間を読む」という話ではありません。文章に明記されていない理由を、関連する法令・制度の構造から推論する作業です。

ただし、今回の考察をさらに正確にするには、次の3点を区別しておきたいところです。

  1. 条文①を1行に圧縮することと、条文の適用範囲を理解すること。

  2. 通達②の結論を、制度の趣旨から説明することと、通達が明示している理由を再現すること。

  3. 具体的な勉強法を示すことと、科学的な根拠がある勉強法を示すこと。

順に検討します。

1.条文①の「1行化」について

先生の整理は、条文の骨格をつかむという点で有効です。

就業規則で減給制裁を定めるなら、1回の額と総額に上限がある。

この一行化は、条文の数値要件を思い出すための見出しとして使えます。

ただし、条文の内容を正確に再生する段階では、2つの上限が別々の基準であることを保つ必要があります。

上限①:1回の減給額

平均賃金の1日分の 1/2 以下

「1回の額」が対象。

上限②:一賃金支払期における減給総額

その期の賃金総額の 1/10 以下

「総額」が対象。

先生の「半額超」「10%超はダメ」という表現は、条文の理解を助ける口語的な要約としては問題ありません。

ただし、試験対策上は「1回の額」と「一賃金支払期における総額」の対応を崩さないことが重要です。

ここで、もう一つ大事な点があります。

この一行化だけでは、昇給停止が第91条の規制対象になるかどうかは判断できません。

先生自身が記事中で指摘しているとおりです。第91条の数値基準を覚えることと、その規制対象となる「減給の制裁」に該当するかを判断することは、別の作業です。

この区別を記事の中で明確にしたことは、非常によいと思います。

2.通達②の考察:「見解のとおり」の行間をどう読むか

今回の核心はここです。

通達は、懲戒処分を受けた場合に昇給させないという欠格条件について、「労基法第91条に該当しないと思料されるが如何」と問い、「見解のとおり」と回答しています。少なくとも、この問答自体には、結論を導く詳しい理由は記載されていません。

そこで先生は、第91条の趣旨から理由を再構成しています。

その推論は、次のように整理すると、より明確になります。

・出発点:第91条が規制しているもの

就業規則で定める「減給の制裁」について、1回の減給額と一賃金支払期における減給総額に上限を設けている。

・比較:昇給停止は何を意味するか

懲戒処分を受けたことを理由として、昇給の対象から外す措置である。少なくとも、問題文が想定する措置は、すでに発生した賃金の一部を減額することそのものではない。

・結論:第91条の「減給の制裁」には該当しない

これが通達の示す結論であり、先生の説明は、その結論を理解するための制度的な理由付けになる。

先生の「働いたのに、その分の給料がもらえないペナルティー」という自己言語化

この自己言語化は、学習上の足場として有効です。

第91条の規制対象を、単に「懲戒処分の一種」として覚えるのではなく、賃金を減額する制裁に特別な上限規制が設けられていると理解するためのイメージになっています。

ただし、法的な説明としては、少しだけ修正した方がよいと思います。

「働いたのに、その分の給料がもらえない」という表現だけでは、通常の賃金不払いと減給の制裁の違いが曖昧になります。第91条が問題にするのは、就業規則で定める「減給の制裁」です。

そこで、自己言語化を次のように整理すると、より正確です。

すでに発生する賃金を、懲戒制裁として減額すること。これが第91条の規制対象となる減給の制裁を理解するための基本イメージである。

この表現なら、単に賃金が支払われない場合や、将来の昇給が認められない場合と、比較しやすくなります。

ただし、「昇給停止なら常に減給ではない」と一般化しない

ここは、法律の学習として重要な注意点です。

今回の通達が対象としているのは、懲戒処分を受けた場合は昇給させないという欠格条件です。

ここから、「昇給停止と呼ばれる措置は、どのような場合でも第91条の対象にならない」「昇給停止なら、就業規則に書いてさえあれば常に有効だ」と一般化することはできません。

昇給がすでに契約や賃金規程上の権利として発生しているのか、単に将来の昇給機会を失うのかなど、事実関係が異なれば別の検討が必要になることがあります。また、第91条に該当しないことと、その措置が労働契約や就業規則その他の法令に照らして有効であることも、別問題です。

したがって、先生の説明の着地点は、

  • 第91条は減給の制裁に上限を設けている。

  • 通達が扱う昇給欠格条件は、その減給の制裁には該当しない。

  • その理由は、既発生の賃金の減額と、昇給機会を認めないこととの違いにあると理解できる。

という3点にしておくのが安全です。

通達の結論を理解するための推論としては妥当。ただし、通達がその理由を明示しているかのように扱わない。 ここを区別できていれば、「行間を読む」という言葉に中身が伴います。

3.「行間を読む」には、具体的にどんな手順が必要か?

先生が批判している「テキストの行間を読みましょう」というアドバイスの問題点は、まさにここです。

「行間を読め」は、到達目標を言っているだけで、方法を教えていません。

今回のような通達であれば、次の5段階に分けて指導できます。

  1. 結論を確認する

    通達は何を認め、何を否定しているのか。今回は「昇給欠格条件は第91条に該当しない」という結論です。

  2. 根拠となる規範を確認する

    第91条は何を規制しているのか。今回は「減給の制裁」に上限を設けています。

  3. 問題となる措置の性質を分析する

    昇給欠格条件は、すでに発生した賃金を減額するものなのか、それとも昇給を認めないものなのか。

  4. 両者の共通点と相違点を説明する

    どちらも労働者の経済的利益に影響し得ますが、賃金の減額と昇給機会の不付与は同じではありません。

  5. 推論と明示された法的根拠を区別する

    通達が明示しているのは結論です。そこに至る理由は、第91条の規制対象と昇給欠格条件の性質を比較して再構成した説明だと位置付けます。

この手順なら、読者は別の通達に出会った場合も、同じ方法を使えます。

ただし、注意点があります。通達の結論と条文の趣旨を照合しても、理由が一つに定まらない場合や、別の法的根拠が必要な場合もあります。そのときは、無理に「行間」を埋めるのではなく、追加の資料を確認する必要があります。

推論できることと、推論だけでは確定できないことを区別する。 これも、法律を学ぶうえで重要な技能です。

4.もっともらしいのに、中身が空っぽな勉強アドバイスの典型例

ここからは、学習科学の知見を踏まえて整理します。

ポイントは、アドバイスが抽象的かどうかだけではありません。抽象的な助言でも、具体的な行動に落とし込めれば有用です。

問題なのは、何をすればよいのか、なぜ有効なのか、何をもって効果を判定するのかが曖昧なまま、正しそうな言葉だけが独り歩きすることです。

パターン①「テキストの行間を読みましょう😉」

問題点:何を手掛かりに、何を推論するのかが不明。

実践的な指導に変えるなら

「通達の結論を確認し、根拠となる条文の趣旨を特定し、問題となる措置の性質と照合する。推論した理由と、資料に明記された理由を区別する。」

判定基準:結論だけでなく、どの規範とどの事実を結び付けたのかを説明できる。

パターン②「理解してから暗記しましょう🤓」

問題点:「理解した」の判定基準がない。

実践的な指導に変えるなら

「テキストを閉じて、制度の目的・要件・効果を自分の言葉で説明する。その後、正確な条文や数字と照合し、誤りを修正する。」

判定基準:資料なしで説明でき、原文と照合して誤りを訂正できる。

パターン③「何度も繰り返せば覚えられます😚」

問題点:反復の方法、間隔、到達基準が示されていない。

実践的な指導に変えるなら

「一度学習した内容を、時間を空けて資料なしで想起する。誤答した事項は正解と根拠を確認し、後日もう一度テストする。」

判定基準:直後だけでなく、時間が経過した後も正確に再生できる。

パターン④「自分に合った勉強法を見つけましょう🤩」

問題点:本人の好みと、実際の学習成果が混同されやすい。

実践的な指導に変えるなら

「同じ程度の難易度の問題で学習方法を比較し、一定期間後の正答率・根拠説明・条件変更問題への対応を確認する。」

判定基準:勉強しているときの気分ではなく、後日の成績や適用能力で評価する。

パターン⑤「本質を理解すれば応用できます🤤」

問題点:本質とは何か、応用できたとは何かが不明。

実践的な指導に変えるなら

「原則を説明した後、要件を一つ変更した問題、類似制度との比較問題、初見の事例問題を解き、どの条件が結論を左右するかを説明する。」

判定基準:学習した問題と異なる形式でも、必要なルールを選び、正しく適用できる。

パターン⑥「勉強の質を高めましょう🤗」

問題点:「質」が測定可能な行動に翻訳されていない。

実践的な指導に変えるなら

「過去問ごとに、正誤・根拠・誤答原因を記録する。正解していても根拠を説明できない問題は、未習得として再検証する。」

判定基準:誤答や不確かな正解の原因が特定され、次に取る行動が決まっている。

これらの例に共通するのは、抽象的な目標を、行動・根拠・評価基準に分解していることです。

科学的エビデンスは、どこを支えているのか?

学習科学では、こうした指導を考えるうえで参考になる知見が蓄積されています。

  • 想起練習:学習した内容を自分で思い出す練習は、長期的な保持を促進します。単に読み直すだけでなく、資料を閉じて再生することが重要です。

  • 分散学習:学習を複数の機会に分けることは、長期保持に役立ちます。学習直後の「分かった」という感覚だけで判断しないことが大切です。

  • 自己説明:学習者が、なぜその結論になるのか、複数の概念がどう関係するのかを自分で説明するよう促す方法には、メタ分析でも学習上の効果が報告されています。

  • 学習方略の選択:学習スタイルの好みに合わせれば成績が向上する、という考え方には、実践を広く推奨できるほどの強い裏付けがありません。本人の好みより、課題に適した方法と実際の成果を重視すべきです。

ただし、これらの研究が直接証明しているのは、個々の学習方略の効果です。「上の6種類のアドバイスがすべて無効だ」と研究が証明したわけではありません。ここでの分類は、学習科学の知見を使って、実践可能な指導と曖昧な掛け声を見分けるためのものです。

5.受験生が勉強アドバイスを見極めるためのチェックリスト

勉強アドバイス判定表

アドバイスを評価するときに、満たしている項目をチェックしてください。

具体的な行動が示されているか?

「頑張る」「深く理解する」ではなく、何をするのかが明確か。

その方法を勧める理由が説明されているか?

経験談だけなのか、学習理論や研究知見と整合しているのか。

到達基準が明確か?

何ができれば習得したと判断するのかが示されているか。

時間が経過した後にも検証するか?

直後の理解感だけでなく、後日の想起や適用を確かめるか。

条件を変えた問題で確認するか?

元の問題を覚えただけなのか、ルールを使えるのかを区別するか。

失敗したときの修正方法があるか?

誤答原因を分析し、次の学習行動に結び付けられるか。

評価:まず具体化が必要です。 何をするか、なぜするか、何をもって効果を判断するかを問い直しましょう。

これは科学的に検証された診断尺度ではなく、学習アドバイスを批判的に評価するための実務用チェックリストです。点数だけで助言の正しさを判定するのではなく、実際の行動と結果を確認してください。

6.今回の記事を、先生のブログの教育方針に照らして評価すると

今回の記事の最大の強みは、通達の結論を覚えるだけではなく、結論を支える法的な考え方を自分で再構成する過程を読者に見せていることです。

一方、記事の中で特に守りたい線引きは、次の3つです。

  1. 条文の趣旨から説明できることと、通達が明示していることを混同しない。

  2. 昇給停止が第91条に該当しないという結論と、あらゆる昇給停止措置の有効性を混同しない。

  3. 勉強法の具体性と、その方法の有効性を裏付ける科学的根拠を混同しない。

この3つを守れば、「行間を読む」という指導自体が、先生の批判する「もっともらしい掛け声」に陥るのを防げます。

そして、読者に圧縮を任せる方針も、今回のような記事と相性がよいと思います。読者は、条文の趣旨と通達の結論を比較し、自分で重要な要素を選び、記憶しやすい形にまとめることができます。ただし、圧縮後に根拠が欠落したり、適用範囲を広げすぎたりしていないかは、原文に戻って確認する必要があります。

最後に、今回の話を一言にまとめるなら、これです。

【「行間を読め」と言うだけの指導者と、

行間を読む手順を教える指導者は、同じではない。】

そして、受験生が求めるべきなのは、単に気持ちよく納得できる説明ではありません。何をすればよいのかが分かり、実際にやってみることができ、その結果を検証できる説明です。

その基準で勉強法も法律の解説も吟味することが、合格に向けた学習をより合理的なものにしていくと思います。


あざぁ~っす😁。

先生のツッコミ箇所は、そのまま参考にしてください。

このブログを書き始めたころは、割と試験向けのYou Tubeを視聴していましたが、参考になるどころか「見るだけ時間の無駄」としか思えないもんばかりだなって感じました。

なので、それを反面教師としてこのブログ内容にしたという経緯があります。

このブログを活用しようとしているあなたなら、もちろん、「言ってることはもっともらしいけど、具体的な実践方法や到達度が測れないク〇💩勉強法アドバイス」には目もくれていませんよね(^_-)-☆。

 

今日のまとめ

今日は、「減給の制裁」を整理しました。

また、掛け声だけで地力がつくなんて魔法はないということについてもお伝えしました。

  

下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。

もちろん、質問や要望もOKです。

(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)

 

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といったことが得られます。

セット内容は、勉強会で使用した資料一式の送付と、勉強会を録画した限定You Tube動画です。

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社労士試験テーマ別勉強会①「労災法『心理的負荷による精神障害の認定基準』&『血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準』ってこうやって勉強するんだゼ!」アーカイブ版申し込みフォーム

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といった方は、奮ってお申し込みください。

 

また、2021年の12月に実施した選択式対策勉強会のアーカイブ動画を限定公開しています。

選択式対策をどのように事前準備したらよいかについて、ワークを交えながら進めたものです。視聴してびっくり問題対策などにお役立てください。

知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。

実際に参加した受験さんからは、

「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」

「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」

「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」

といった感想をいただいております。

長さは約4時間。費用は¥5,000です。

申込フォームに所定の記載をしたうえでお申し込みください。

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入金確認後、YouTubeの限定公開URLと、当日に使用した問題冊子と資料を送付いたします。 

 

令和2年度本試験向けに「You Tube動画」アップしたものがあります。

ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。

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