みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
噂のドS勉強会、去年の模様は、こちら。
さて、今日も、来年度に向けて、今すべきことを書きます。
また、勉強法に関する僕の考えは以下の過去記事をご覧ください。
合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセットー2023年度向け⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
【もくじ】
「こんな受験生は受からへん。トップ5」
昨日に引き続き、かつての僕がやらかしたことだったり、受験指導をしてきて、独断と偏見を交えて感じたことを書きます。
第1位:予備校が受からせてくれると思っている
今日も忖度なしにズバズバ書きますね。
僕が旧司法試験受験生だったとき、勉強を始めるときに真っ先にやったのが予備校選びでした。
というのも、100%独学ではそれこそ「10年選手」になってしまうだろうし、人の手を借りた方が手っ取り早く知識を身に付けられると思ったからです。
そこまではいいとして、今のようにネットなんて普及していませんでしたから、大学生協や街の大きな本屋さんで司法試験予備校のパンフレットをかき集めて比較検討しました。
そこで僕は大きなミスをいくつかやらかします。
1つめのミス:予備校に通えば合格できると勘違いした。
予備校のパンフレットってね、いいこと書いてあるんですよ。ホンマ。
合格実績や合格者の声。充実した講師陣に、練りに練られたカリキュラムと見やすさや分かりやすさを強調した資料。目移りします。
ここでね、当時の僕はアホというか世間知らずでしたから、真に受けちゃったわけですよ(●´ω`●)。
独学でやるよりも予備校のカリキュラムに乗っかっていったら自動的に合格できるんじゃないかくらいに思っていました。
資格予備校のパンフレットって、所詮は「広告」な訳で、如何にして消費者の財布のひもを緩めるかということにフォーカスした内容な訳です。
なので、ターゲット(消費者=受験生)が望む未来像(=合格)を明示したうえで、自社の商品を購入したり、サービスの提供を受けたら、その望みが叶いますよという体な訳です。これって、広告と言われるものに一貫したフォーマットです。テレビCM、ネットの動画、チラシの類、例外なくです。
当時の僕はそんなことすら知らなかったヾ(≧▽≦)ノ。
そのせいで、自分の現在の力量や課題を明確にすることなく(=何となく勉強すりゃあ受かるだろうくらいの激甘な見通しで)、旧司法試験の(底なし)沼に入り込んだわけです。
けどね、勉強って、これまで何回も書いてきましたが、予備校の講義を聴いたり、資料を眺めてさえいれば、知識や考え方が身につき、問題が解けて合格できるわけじゃないのよ。
自分で情報の取捨選択と加工・整理をしたうえで記憶するという主体的な脳作業をしないといけないのよ。
これを僕は勘違いして、予備校が与えてくれるものだと思い込んだわけ。
違いますよね。
予備校が与えてくれるものは、あくまで過去の出題歴から割り出された合格に必要な情報だけです。
それをどんな順番でどのように覚え、使いこなせられるように鍛錬するのは受験生自身がやらないといけないことです。
これまで予備校を利用したことのあるあなた、
予備校があなたの頭の中のとっ散らかった状態を指摘して、それをあなたに代わって修正してくれましたか? NOですね。
予備校があなたに代わって記憶をしてくれましたか? NOですね。
予備校があなたに代わって問題を解く工夫をしてくれましたか? NOですね。
けど、予備校は、そのシビアな事実を教えてはくれません。見せてくれるのはおぼろげな未来だけです。
それが自分に当てはまるのだという思い込みを私たちが勝手にしているに過ぎません。
そのことに気付いたのは、勉強に嫌気がさし、希望も展望もなくなって司法試験から逃げ出してからです。
なので、社労士試験に挑戦するにあたっては、予備校の接し方と言いますか、扱い方をこのように改めました。
「予備校は利用するが、それはあくまで合格に必要な情報を得るためと、自力でテキスト読みをすることで使わなければならない時間を講義視聴することで短縮するため。」
つまり、予備校に通いさえすれば受かるなどという甘い幻想は捨て、自力で勉強するための補助ツールだと考えたのです(この時点で、科学的な勉強法を採るという発想がなかったのは致命的でしたが(^▽^;)。)。
これに気付いている受験生さんって、どれくらいいるんだろうか?
受験生さんの発信を見ていると、相変わらず「〇〇塾の☆☆先生の本試験解説が分かりやすかったんで、受講の申し込みをしました。」とか、「△△は動画が充実していて、テキストもカラーで見やすいから、受講の申し込みをしました。」とか、「来年こそ受かりたいんで、どこの予備校を選ぶか迷っています。」なんてなのがゾロゾロ出てきます。
僕自身のメンタルが下がるんで、こうした情報には接しないようにはしていますが、迂闊にも見聞きしたときにはこう思ってしまいます。
「あ~、残念だなぁ。この人、予備校行ったら受からせてもらえるって思ってんにゃろな。幻想もつのはいいけど、予備校にしてみれば『いいお客さん』でしかないのに気付いてないんだろうなぁ。時間とお金が『サンクコスト(埋没コスト)』にならなきゃいいんだけどね。」
他人任せというか受け身な態度という点では、こんなエピソードもあります。
昔、異業種交流会なんぞに参加していた時、関西では名の通ったゴルフクラブのフィッテイング(プレイヤーの体格や技術に合わせて、ゴルフクラブを微調整すること)を生業とする方がこんなことを仰っていました。
「お客さんの中にはタイガー・ウッズと同じクラブを欲しがる方がいらっしゃいます。
どうやら、そうすることでスコアが上がるものとお考えのようですが、それって、とんでもない勘違いです。
確かに『ゴルフは道具のスポーツ』と言われるように、どんなクラブを使うかによってスコアは変わってきます。
けど、有名選手と同じ物さえ使えばスコアが上がるなんてことはまずありません。
あくまで、その方の体格や技量にあったものをセレクトしてそれを使い込みながら、その都度微調整をすることでスコアアップにつながるんです。
それに、プロユースのクラブって、カチコチに硬いんです。それを素人が使いこなせられるはずがありません。
そのことを率直に申し上げて、考えを改められる方は上達が早いですが、そうでない方は、クラブをコロコロ変えたりして、一向に伸び悩みますね。」
道具さえ変えればどうにかなる=予備校に通いさえすれば合格できると言えそうですね。
話を戻しましょう。
僕がやらかしたミスの2つめ:周りに流された(課題を明確にしなかった。)。
これも悔いが残ることです。
司法試験予備校なんて初めて通うわけですから、どこを選んだらいいかがそもそも分からない。
なので、周りの方に意見を求めたところ、その業界では老舗といわれるところを勧められました。
そこまではいいんです。
僕のやらかしは、さっきも書きましたが、受講開始に当たって、自分の課題感を何ら考慮することなく「初心者向けの答練コース」を選んじゃったんです。
一応、法学部卒とはいえ、司法試験の試験科目の概要すら知らない人間がいきなり答練なんかを選んじゃった訳です。
しかも旧司法試験での答練って、社労士試験の〇×式ではなく論述タイプです。
イロハも知らん人間がいきなり、論述タイプの問題に取り組めと言われても無理です。
もう、2~3回目くらいから嫌になりました。何が問われているのかも分からないし、何をどう書いたらいいかも分からないけど、カリキュラムはどんどん進んでいくわけですから。
今だったら、受講前のケアは、どの資格でも各予備校それなりに充実しています。
無料の体験講義も充実していますし、事前の受験相談にも応じてくれます。
当時はそんなのなかったから、一か八かという側面は強かったんだけど、自己評価の甘さがマズかったんです。
それに輪をかけ、予備校が受からせてくれるもんだと勘違いしちゃったもんだから目も当てられません。
あなたが予備校を利用する目的は何ですか? 合格のため? じゃあ、どのような課題感を持って、どのように活用しますか? その前に、今年受験された方は振り返りを入念に行って自身の弱点は事細かに把握できていますか?
これを明確に答えられる方は、補助ツールとしての予備校をうまく活用でき、合格圏内に食い込むことができるでしょう。
何となくにしか答えられない方は………、「だからあなたは受からない。」んです。
最後に
スキルセットといいながらマインド寄りの話になってしまった感はありますが、口うるさいのがあなたのお役に立てられれば幸いです。
あなたが、このブログに辿り着いたということは、来年の合格に向けて、勉強をどうしたらよいかという悩みがあるからですよね。
しかも、僕は忖度なんかしませんから、他の方が言わずにいる「耳の痛い話」をずけずけと書くんで、読んでいてグサグサしまくったと思います。
ここで「何やコイツ。〇〇喰らったやつの癖に。」と反発された方もいるでしょう。
「こんな厳しいこと言われたって、自分には無理。」と尻込みされた方もいるでしょう。
そんな反応があるのは見越しています。
けどね、あなたにとって、来年社労士試験に合格するというのは、儚い夢ではなく必達事項ですよね。
合格率5%程度の競争試験に合格するには、並大抵の努力ではだめなんですよ。
巷で見かける「合格体験記」で書かれていることは、その予備校を利用したから受かりました的な「利用者の声」でしかありません。広告宣伝の一環です。
実際に合格される方は、体験記の文章には表れないほどの努力や工夫をしています。いわば、合格体験記は、その合格者のやったことの氷山の一角に過ぎないんです。
そんな情報は、そうそう巷には出回りません。出回っているのは「キレイに消毒された耳障りのいい情報」と「まともな科学的エビデンスに乏しい個人的な感想」だけです。
耳や目をふさぎたくなるんだけど、的を射た辛口の情報なんてほとんどありません(僕の発信は例外。)。
そのことに気付いて、言葉だけでなく行動として真剣に社労士試験に臨む方だけに届けばいいんです。
おかげさまで、来年度向けの個別特訓やドS勉強会への申込みも増えてきました。
試練や困難をものともせず、課題をクリアする体力と忍耐力が必要なこのゲームを楽しんでクリアしたい方は、どうぞ、「個別特訓」「ドS勉強会」の門をたたいてください。
やるべきことをやり切って合格された過去の卒業生さんの列に加わってください。
彼らは、やり方を知って満足するだけでなく、実行し、試行錯誤を通じて自分にあった勉強法に見つけていかれましたよ。
今度は、あなたが、今すぐに行動する番です。
明日から、令和6年度向けの過去問検討に移ります。
お知らせ
この記事を読んで、「自分の勉強法ってどうなんだろう? これで来年受かれるんだろうか?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
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お1人当たり1回限りといたします。
一昨年の12月に実施した選択式対策勉強会のアーカイブ動画を限定公開しています。
選択式対策をどのように事前準備したらよいかについて、ワークを交えながら進めたものです。視聴してびっくり問題対策などにお役立てください。
知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。
実際に参加した受験さんからは、
「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」
「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」
「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」
といった感想をいただいております。
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