みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
muasaru_nikujagaさん、sumirikaさん、読者登録ありがとうございます。
来年の合格に向けて、じっくりと下地固めをしていきましょうね。
僕はこんな人です。
さて、今日も、来年度に向けて、今すべきことを書きます。
【もくじ】
ネガティブ感情は警報装置
さて、みなさんがネガティブな感情を抱いたときに、どんな反応をするでしょうか?
例えば怒りを感じたとき、恐れを抱いたとき、嫉妬を感じたときetc.
まさかですが、怒りに任せて暴言を吐くとか、ものを投げつけるとかはしませんよね(それでもやりたくなる時はありますが(; ・`д・´))(中小企業の「俺様」ボスは結構やったりしますけどね( ゚Д゚))。
勉強をやっていると「来年は受かるんだろうか?」とか「また労一選択式で変な問題が出て、足切りを喰らうんじゃないだろうか( ;∀;)」っていう、言い知れぬ不安って感じますよね。僕もそうでした。
では、そうした不安を感じたときに、あなたはどんな対応をしているでしょうか?
なかったことにしていますか? それとも必死に消し去ろうとしますか?
今の僕でしたら、その感情にどんな意味があるのかなと考えます。
例えば「こんなこと(勉強)をしていて、来年受かるんだろうか?」と不安がよぎったとします。
このとき「いやいや、そんなことを考えてはいけない。ポジティブに、前向きにならなくっちゃ。」とか、
「受かっている自分を想像しよう。思えば叶うから。引き寄せ引き寄せ。」とかって思ったりしていませんか?
う~ん、残念ながら、昨日も書きましたが、ポジティブ思考だの、引き寄せだのって、科学的にはほぼ効果がないっていう研究結果があるんですね。
もちろん、それで自分の居心地といいますか、心が休まるというのであれば、それでいいんですが、ネガティブな感情って、ふとした時にフラッシュバックしてきませんか?
僕もしょっちゅうです。「昨日電車に乗った時、通路の真ん中ででっかいリュックをしょって、ボーっと突っ立っていた、ボンクラ坊主、ホンマ邪魔やわ。半径1メートルも見えとらんのかい(。-`ω-)!」みたいにね。
で、私たち人間が、こうしたネガティブな感情を抱くのって、なぜだと思います?
これも、れっきとした研究結果があって、不安や怒りの感情って、私たちの身体や生命を守るためのものなんですって。
どういうことかというと、例えば、人気のない暗がりって、ちょっと怖いなって感じたりしますよね。
これって、太古の昔、私たちの祖先がまだ狩猟採集生活をしていたころの脳の働きの名残なんだそうです。
狩猟採集生活をしていると、いつ、獰猛な野獣に襲われてケガをしたり、絶命したりするとも限りません。しかもそれが人気のない暗闇に潜んでいたらたまったもんじゃありません。
そこで人間の脳は、不安や恐れを感じるように進化していったんだそうです。
そうですよね。
暗がりに何者かがいるかどうかも考えず「ウェイ、ウェイ!」って足を踏み入れて、ガブリとやられたらたまったもんじゃないですよね。
周りから見れば「なんにも考えていないおバカさんね(*'▽')」で済みますが、当の本人からしてみれば「居るならいるって言ってよ~~( ;∀;)」って思いますよね。
また、大きな獲物を仕留めなくてはならないときや、野獣に襲われたときって、「コノヤロー!」ってアドレナリン全開で立ち向かわなかったら、こっちがヤラレテしまいますよね。
なので、こうしたネガティブな感情って、私たちに必要不可欠なものなのです。
とはいえ、現代社会は狩猟採集生活ではありませんから、不安や怒りの感情は用をなさないようにも思えます。
ところがそうではないんですね。
例えば不安の感情は、太古の昔なら、暗がりがある。→何かが潜んでいるかもしれなくて怖い、不安だ。→じゃあ、まわり道をしようor明かりを持って来よう
といったように、対処方法を考えるトリガーな訳ですから、現代社会でも同じことが言えるんです。
例えば、来年の労一選択式でまた「びっくり問題」が出たらどうしようと不安に駆られたとします。
このとき、「どうにかなるさ。」とか、「ポジティブ思考で乗り切ろう!」とかでは、痛い目に合うのはお分かりですね。
僕でしたら、この不安を感じた意味を考えます。
この場合なら「見たことも聞いたこともない問題が出たとしても冷静さを保ち、その場で必ず3点を取るための方法を準備せよという警告なんだな。」と考えて、じゃあどんな準備をしたらいいだろうと、情報収集をして、作戦を立てます。
「あ”~~、どうしよう、どうしよう( ゚Д゚)」みたいに、不安に取りつかれることはありません。
不安=考えて行動せよというアラートと意味を置き換えるんです。
意外と簡単にできます。
感じた感情に別の意味を見出せばいいのですから。
よかったら、あなたも試してみてください。
明日は、自信のつけ方について考察を書きます。
読んでくださってありがとうございます。