みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
さて、今日も、来年度に向けて、今すべきことを書きます。
【もくじ】
やるべき勉強法
これまでに何回も書いていることですが、社労士試験の基本は記憶の試験です。
最近は、その記憶を元に現場で考えさせて解答を出させるという応用力も問われるようになりましたが、まだまだ記憶を問う割合の方が大きいです。
なので、本試験の当日までに、私たちは、何も見ることなく問題が解けて、合格基準点を超える力を身に付けなければなりません。
基本的な考えは、これまでの記事で書きましたから、それを読んでいただくとして、
効率の良い勉強法とは何か? - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
個別特訓やドS勉強会を通じて試したことがあり、僕自身の認識が深まったことを書きます。
僕自身、2回目の受験以降、択一は合格点を取れるようになりました。
その時実践していたのは、1問1答の過去問の論点出しをしたうえで、正誤判断に必要な情報を繰り返し思い出すことと、関連事項の思い出しをすること、横断整理事項であれば、その全容も思い出すことでした。
つまり、脳科学でいうところの「想起」の反復練習をしていたんです。
勉強法についてYou Tubeなどで私見を述べられている方もいますが、僕が知る限り「繰り返しやりましょう。」とは仰ってても、せいぜい「テキストを隅々まで繰り返し読みましょう。」とか、「過去問を繰り返しましょう。」とコメントするくらいで、ピントがずれているか、一般論的過ぎて結局何をしたらいいのかがぼやけてしまうものが多いです。
中には「テキストの読み込みをして、潜在意識に刷り込みましょう! これが最新の脳科学です。」なんて、スピリチュアルもどきの似非科学話をされている方までいる始末です。
話を戻しましょう。
私たちの脳は、思い出そうとするときに情報を記憶として残すようにできています。
こんな経験ありませんか?
勉強したことを思い出そうとして、なかなかキーワードが出てこなくて「えーと、あれだあれ。ぐそー、喉元まで出てきているのに出てこない( ;∀;)」っていう感覚。
こういう時に、脳は思い出そうとしている情報が大事なんだと認識し、長期記憶に変えてくれるんです。
なので、繰り返しするべきことは、思い出すという脳作業です。
しかし、思い出すにしても思い出しやすい情報に加工していなければ、苦しい丸暗記をすることになりますし、思い出せられるかどうかも怪しいです。
この情報の加工を過去問を解く際にし終えてしまって、全科目1巡した時点で、本試験に持っていく情報のデータベースがほぼ出来上がっているというイメージです。
これができてしまえば、択一は合格基準を超えられるようになります。
また、選択式で足切りに遭い、翌年再受験となったとしても、そのメンテナンスをするだけでいいんで、他の課題にリソースを割けますんで楽です。
これすらやっていない受験生さんがどれほど多いことか。
話としては分かるけど、実際のやり方が分からないというのもあるんでしょうね。だって、巷に流れている勉強法って、実践するためにはどうしたらいいかまでブレイクダウンして話されていませんから。
その点、個別特訓やドS勉強会では、実際に問題を解きながら、情報の加工の仕方や覚えるための工夫の仕方までお伝えし、あなたが自力で合格点に達する勉強ができるようになるためのプログラムを組んでいます。
合理的で効率の良い勉強法は、技術です。
その技術を知らなければ使いようがありませんし、結果にも結び付きません。
ですが、やり方を知っただけで、実際にやることができるでしょうか?
また、やってみたとして、それが我流のピントのズレたものではなく、正しいやり方なのかの確認と、使いこなせるようになっているかの確認って、どうやったらできるでしょう?
それって、第三者的立場からの判定・評価が要りますよね。
僕の感覚では、勉強の内容を知ることに熱心な受験生は一定数おられます(受験生用のSNSでどこの予備校がいいかとか、どのテキストがいいかとかを尋ねるような方。)が、どのように効率的に記憶し、スラスラと問題を解いて、「びっくり問題」にはどのように対処したらよいかという技術の部分にまで注意を向けている受験生さんは少ないように思えます。
知識って、ため込めばいいのではなく、使えるようにしてナンボというのが僕の考えです。
社労士試験でいえば、過去問レベルのものであれば問題がスラスラ解ける状態になっているのが合格するうえで欠かせないスキルだと思っています。
これって、普段からの訓練があって初めてできるようになることです。
そのためには、思い出しやすく加工した情報を繰り返し「想起」して思い出すことが必要なんだというのが僕の考えです。
明日は、どのように情報を加工するのかの話をします。
読んでくださってありがとうございます。
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