日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~労働安全衛生法⑨~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

来年の本試験(令和5年8月27日)まで、残り295日(42週と1日)となりました。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

 

再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

まだの方は、いつリスタートするかを決めましょう。

 

お待たせいたしました!

ついに「ドS勉強会」の様子が分かるプロモーション動画ができました。

毎回、こんな感じでやってます。

「めっちゃ厳しそう( ;∀;)。」とか、

「興味はあるけど、ついていけるかどうか(/ω\)。」とかってお感じの方、

ぜひ一度ご覧ください。

こちらのリンクから。

youtu.be

 

このブログでは、来年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は、「元方安全衛生管理者」を整理しました。

元方安全衛生管理者の選任基準は何でしたっけ?

はい、思い出して!

 

 

………、

 

 

「法第15条第1項又は第3項の規定により統括安全衛生責任者を選任した事業者で、建設業その他政令で定める業種に属する事業を行うものは、厚生労働省令で定める資格を有する者のうちから、厚生労働省令で定めるところにより、元方安全衛生管理者を選任し、その者に第30条第1項各号の事項のうち技術的事項を管理させなければならない。」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。

情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。

分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。

筋トレと一緒です。

脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「安全衛生管理体制」の「委員会」から、

「安全委員会」(安衛法17条)、

「衛生委員会」(安衛法18条)、

「安全衛生委員会」(安衛法19条)を整理します。


僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、

「安全委員会」は6肢、

「衛生委員会」は6肢、

「安全衛生委員会」は6肢(類題含めて7肢)、載っています。


ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「安全委員会」は「5個」の知識、

「衛生委員会」は「4個」の知識、

「安全衛生委員会」は「5個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「事業者は、安全委員会を開催したときは、遅滞なく、当該安全委員会の議事の概要を所定の方法によって労働者に周知させなければならない。」

(平成21年度問8E)


この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

このブログでは、5W1Hの疑問形になるように考えることを推奨しています。

 

 

………、 

 

 

「安全委員会を開催した後に、事業者はどんな措置を取らないといけないか?」

ですね。

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「事業者は、委員会の開催の都度、遅滞なく、委員会における議事の概要を次に掲げるいずれかの方法によつて労働者に周知させなければならない。
一 常時各作業場の見やすい場所に掲示し、又は備え付けること。
二 書面を労働者に交付すること。
三 磁気テープ、磁気ディスクその他これらに準ずる物に記録し、かつ、各作業場に労働者が当該記録の内容を常時確認できる機器を設置すること。」

ですね。

 

整理の視点

今日は、施行規則からのセレクトです。ロジック的には難しくはないので、記憶するのみです。

要は、安全委員会を開催した後には所定の方法で労働者に周知しなさいよってことです。

ここでいう「委員会」とは「安全委員会、衛生委員会又は安全衛生委員会」のことを指します。したがって、安全委員会のみならず、衛生委員会や安全衛生委員会を開催したときにも同様に、所定の方法にて周知が要りますよってことです。地味ですが、他の委員会のときに周知ってどうでしたっけね~って問題が出されたら「秒」で正誤判断できますね。

以上!

ってのも寂しいので、周辺知識も一気に整理してしまいましょう。

まず、委員会を開催したこと及び議事を行政官庁に届け出る義務についてはどうでしたっけ?

はい、思い出して! テキストはすぐ見ない(ー_ー)!! すぐ見て覚え直した錯覚は後で焦燥感しか産みませぬゾ。

 

………、

 

「委員会開催の事実及び議事の届出は不要。」

でしたね。

なのですが、わざわざ無いものを覚えようとするのはいかがなものか。

けど、でっち上げ問題で「届出が要りますよね(@^^)/~~~。」なんてのが出されたときにあたふたしないような準備はしておきたい。

じゃあ、既存知識の覚え方を工夫してみましょう。

僕であれば、今日の論点知識を覚えるときに「委員会後は労働者への周知のみで足りる。」とかって情報を加工します。

ポイントは「周知のみで足りる。」ってところです。覚える範囲の周縁部分を明確にすると言えばいいでしょうか。

周知以外に必要ないという含意ですから、他のことが要りますよね~なんて出題がされたとしても「周知するだけでいいんじゃぁー<`ヘ´>。」って、アッサリと決着がつくからです。

もちろん、他の過去問で報告書の届出って要りますよね~って過去問があるため、このような発想をするわけですが、1つの過去問を検討するときに、ある程度、違う角度からの問われ方をしたときやプチ応用を利かせて出題されたときのことを予想して、本試験に持って行く情報の加工をすることがあります。

こうすることで、無駄に覚えなくてもいい情報を切り捨てて省エネをはかることと、未見の問題に対応することができる準備が両立できます。

ただし、こういった情報の加工プロセスは、分かりやすい講義を聴くだけだったり、見栄えの良いテキストや資料を眺めているだけでは身につきません。

与えられた情報を鵜呑みにしている限り、記憶なんて定着しませんよ。

本試験で合格基準を超えるための地力は、与えられた情報をいかにして自分のモノに取り込むかどうかで差がつきます。そのためには「どのような覚え方をすれば自分にとって覚えやすい情報となり、かつ、問題がスラスラ解けるようになるか?」という視点が欠かせません。

合格レベルにある受験生さんってのは、知っていなければならない情報の範囲が明確で、その内容はガッチガチに固めてある一方、知らないことには色気を出しません。知らなくていいことにも手を出しません。仮に未知の内容が出題されたとしても、その場で考えたら解答が出せられるのかや誰も答えられないだろうから無理に得点しなくてもよい問題なのかの見極めができます。

そうじゃない方は、知識に不安があるからとやたらめったら詰め込もうとします。けど、片っ端から忘れていくから結局何も残っていない。時間やお金をかけた割に残ったのは徒労感と焦燥感、そして前にも増した不安感。

とはいえ、今までのマズイ勉強法を変えるのって、めっちゃ勇気がいるんですよ。一歩を踏み出そうにも踏み出せられない。

けど、考えてみてください。

今の勉強のやり方のままで、来年合格できるという見込みと、やり方を変えて合理的な勉強をした場合の合格見込みとでは、どっちの方が合格可能性が高いですか? どっちの方がまたやらかしそうですか?

この勉強方法を採れば、黙っていても誰でも絶対合格するといった魔法じみたものはありません。

しかしながら、このやり方では望みは限りなく薄いですよねという地雷ともいえるような勉強方法は巷に溢れています。塗り絵然り、にらめっこ然りです。

このブログを活用されているあなたは、これまでのやり方を変えて、日々、脳みそ汗ダラダラですよね(*´▽`*)。

 

あと、他の周辺知識としては、開催頻度はどれくらいだったかは他の過去問があるからご存じでしょう。

う~ん、あ、そうだ。委員会開催の都度、一定の事項を記録して保存する義務があるんです。本試験では未出題です。

さあ、おなじみの「記録の保存」の話が出てきました。ここでの委員会の記録の保存義務は何年だと思いますか?

横断整理しておいた内容がバッチリ記憶できていれば、過去問未出題の委員会の記録の保存義務のことを知らなくても、ビシッと正しい内容を言い当てられますよ。

はい、横断整理して覚えた内容から考えて! テキストをすぐ見るのはロートル受験生への第1歩ですゾ(*´з`)。

 

………、

 

「3年」です。

「労働法は原則3年で、

例外として、労基法は5年(ただし、当面3年)。

安衛法の健康診断個人票は5年。

雇用保険法の被保険者以外のものは2年。被保険者に関するものは4年。

社会保険科目は原則2年。

国年法の国民年金保険料納付受託記録簿は3年。」って覚えていますよね?

安衛法には30年だの40年だのってのもありますが、まずこれが呼吸をするように当たり前に出てこないことには始まらないってのも口を酸っぱくして書いてきました。

で、委員会の記録は例外のどれにも当てはまらないわけですから、原則に戻って3年な訳です。

どうです? 知らないことでも、何について問われているかが分かり、既存知識がガチガチに固まっていたら、未見の問題にも対応できることがあるんですよ。

こうした超基本事項の横断整理事項って、僕は受験生時代には完璧かつ、スラスラと思い出せられるようになるまでは、毎日10回以上はスキマ時間を使って思い出していました。なので、寝てても思い出せられるようになるまでは100回以上思い出してました。

最初のうちはたどたどしいですから、1回あたりの時間は30~40秒ほどかかりましたが、定着後は10秒もあればスラスラ言えるようになりました。本試験問題が秒で解けるわけです。

たった10秒の思い出す習慣で本試験の問題が解けるなら、やらない理由はありませんよね。

めんどくさいと思うかもしれませんが、技術を習得するのに何のアクションもなしにできる方法ってのは僕は知りません。

よく合格者の方が「スキマ時間を活用していました。」と仰ることがありますが、具体的には、こうした定着するまでは密度を高く思い出し、定着後はメンテナンス程度に思い出す事項を、それこそ気の遠くなるようなくらい反復されていることが多いです。

1~2回、チョろっとテキストや資料を眺めたり、塗り絵をしたくらいで覚えられるわけがないんですよ。そんなんで合格できるんなら、だれでも受かるっちゅーの(´∀`*)ウフフ

 

今日のまとめ

今日は、「安全委員会」を整理しました。

また、本試験で合格基準を超えるための地力は、自力で情報加工の工夫をすることと、スラスラ思い出せられるまでのくどいくらいの反復想起だということについてもお伝えしました。

  

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実際に参加した受験さんからは、

「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」

「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」

「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」

といった感想をいただいております。

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