みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
昨日くらいから、また日中蒸し暑くなってきましたね。
夜も少し寝苦しく、久しぶりにベランダの大型サーキュレーターを回しながら寝ました。
気持ちが緩んでいるのと、気候の変化がありますので、体調管理には気を付けましょう。
【もくじ】
リスタートする前にやった方がよいこと⑧
本試験から2週間ほど経ち、各予備校の合格予想も出揃って、ぼちぼち落ち着いてきた感がありますね。
それと並行して、本試験分析会が本格スタートするようになってきました。
今年受験したあなたは、どこかしらの分析会に臨まれたことでしょう。
ハシゴされる方もいらっしゃるようですね。
今日のリスタートする前にやった方がよいことは、「敗因分析」です。
まず、自己採点の結果が、選択・択一ともに基準点割れがなく、去年の合格水準を上回っている方は、吉報を待つだけでしょう。
択一は去年の合格水準を上回ったけれど、救済待ち(特に労一と社一)の方は、気が気ではないですよね。こればっかりはふたを開けてみないとわからないので、今の時期は、記憶の忘却ケアを少しずつやっておけば十分でしょう。択一の点数は取れているのですから、今年の勉強のやり方に問題はないとみてよいです。リスタートするとしたらあとは、選択の「びっくり問題」対策ですね。
択一が合格予想ラインぎりぎりであり、かつ、選択式の救済待ちまたは基準点割れなしのかたは、「眠れぬ夜」が続きますね。「マークシートの採点なんだから、とっとと合格発表しやがれ!」って思いますよね。もう少し択一で点の上積みができていれば、セーフティーゾーンに入れていたのに~って感じでしょうか。勉強方法の基本線は問題なさそうですが、リスタートする前に、「取れたはずの問題をなぜ落としてしまったのか?」の分析をしつつ、記憶の忘却ケアをしておきましょう。「びっくり問題対策」も必要な場合もあるでしょう。
で、ここからは、ドS節を炸裂させます。
今年の本試験が2回目以降の受験であり、かつ、択一の自己採点結果が40点以下(本来なら合格点未達といいたいのですが、まだ何点で合格かがわからないので、過去の最低合格点だった41点を基準値にしました。)だった方または初受験であり、かつ、択一の自己採点が35点以下だった方は、はっきり言いましょう。
勉強方法そのものが間違っています。
惜しいもくそもありませんし、「去年より点数が伸びたから、いいところを見よう。」なんて甘っちょろいことを考えているようでは、来年の合格はあり得ません!
なぜかというと、社労士試験(特に択一)は、正しい勉強方法をとれば、だれでも多くとも2回目の受験で合格点をとれるレベルの試験だからです。
そこに至らないのは、そもそも勉強方法が間違っていて、あなたの貴重な時間とお金とやる気を無駄遣いしているに過ぎないからです!
ただ、そうはいっても、やみくもに勉強を再開したとしても、勉強方法そのものが間違っているのですから、今年の二の轍を踏むことになります。
それを防ぐためには、まず、今年の敗因分析をし、どんな勉強のやり方がまずかったのかの検証して、正しいやり方に改める方が先だと思いませんか?
例えるなら、目的地に行くはずの地図が全く違っていて、てんで別のところに行きそうなのに、正しい地図に持ち替えないようなものです。
で、あなたに質問です。
「今年の本試験で(択一の)合格基準ラインに届かなかった理由は、究極的には何だと思いますか?」
はい、考えて!
………、
いろんな答えがあると思いますが、これだけは言っちゃぁイカン!と僕が考えるフレーズ(NGワード)があります。
それは…、
「知識がなかったから(;O;)」
です。
実力不足の方が、ほぼ間違いなく口にされるフレーズです。
表象的には知識不足であるから本試験問題が解けず、合格基準を満たせなかったことには間違いはありません。
ただ、知識不足というのはあくまで、本試験当日の時点での話であり、本質的な原因ではないと思います。
では、仮に「知識不足」を敗因と考えた方に追加質問です。
「知識不足に陥った原因は何ですか?」
はい、今年のあなたを振り返ってみてください。
………、
「スケジュールに追われて勉強時間が足らなかった。」
「仕事が忙しかった。」
「家事や家族の世話があった。」
「予備校が自分に合わなかった。」
………、いろいろあるでしょう。
その原因が自責なのか他責なのかということも重要ですが、
総じて言えることって、勉強方法がまずかったからではないですか?
ということは、今年と同じことをやったとしても、来年の結果は大して変わらないということです。
「去年よりも勉強時間を増やします!」とか、
「テキストの読み込みをもっとしっかりやります!」とか、
「過去問を回す回数を増やします!」とか、
質的に同じことを考えてはいませんか?
そうじゃないんですよ。勉強への取り組み方(考え方と実践方法)そのものを変えない限りは一緒ですから。
そこに気づいてやり方を変えた方は、今年の失敗を真の教訓として来年合格されます。そんな方を「最短最速勉強会」では何人も見ています。
僕の好きな言葉に、野村克也さんの
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」というのがあります。
「勝つ時には、なぜかはわからないけれど勝ってしまう時があるが、負ける時には必ず理由があるものだ。」という趣旨の言葉なんですが、社労士試験にもあてはまります。
あなたが(特に択一で)合格点をとれないのには、れっきとした理由があります。
それを自覚して、やり方を見直して来年の合格につなげるのと、「自分は自分」みたいに殻に閉じこもって、来年も同じ轍を踏むのとではどちらが幸せですか?
あなたの人生です。どちらを選んでもOKです。
ですが、合格して次のステージに早く上ったほうがいいとは思いませんか?
このブログはそのために役立てていただきたいですし、無料の個別相談の門戸も開いているわけです。
明日は、やっても効果のない「勉強法」をお伝えしますね。
今日のまとめ
今日は、「敗因分析のススメ」についてお伝えしました。
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