みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
本試験、おつかれさまでした。
手応えはいかがでしたか?
きっと、やるべきことをやり切って、心行くまで試験を楽しんだあなたは、心地良い達成感と疲労感、そしてめっちゃ脱力していると思います。
だって、それだけ自分と向き合い、本試験に向けて時間と手間をかけてきたのですから。
今日、本試験の問題が試験センターのHPで公開されたので、僕だったらどう解くかの記事を書くために、受験生気分に戻って問題を解いている最中です。
選択式は、去年の労一のような「びっくり問題」はなかったですが、労基・安衛以外で最高裁判例が出題されたり、事例問題が多かったり、用語の定義を問うものが多いように思われます。
択一の条文知識以外に、基礎知識や基本知識をベースに現場で考えて解かせるという方向性が強まった感じがします。
明日から何回かに分けて、「合格者脳は現場でこう考える。」という、解き筋や解答選択の思考過程を綴った記事を書きます。
お楽しみに。
各予備校の解答速報や、合格ラインの予想が出揃いました。
去年も書きましたが、この記事を読まれている方には、ぜひともやっていただきたいことがあります。
とっとと自己採点を済ませましょう!
合格発表まで、あるいは、今週1週間とかのように期限を決めて、社労士試験のことは一切ノータッチだと決められた方は別として(僕と同期合格された方にはこういった方もいました。)、
受験生さんの中には「自信がない。」「怖くてできない。」などといったことを理由に先延ばしされる方が一定数いらっしゃいます。
ハッキリ言いましょう。
時間がもったいない!
今年の合格発表は、10月5日水曜日です。
5週間ほど間が空きます。
何もしなければ、ただただ無為に時間が過ぎていきます。
もちろん、休養や、家族サービス、お仕事に注力するということもあるでしょう。
ですが、せっかく、勉強の習慣を身に着けたのですから、それを活かしたいところです。
ただ、何をいつするかは、自己採点をしてみないことには始まりません。
いくら悔やんだとしても、嘆き悲しんだとしても、解答のマークシートはとっくに提出してしまったのですから、今更、ご自身の力でどうにか変えられるものではありません。
今年の本試験は、既に過去の出来事です。
YOSHIKIさんは、こう言っています。
「変えられないものに対して悩むのはやめよう。じゃあ、変えられるものを良い方向に変えて行こう。」
さあ、今年の問題用紙を用意して、自己採点を始めましょう!
………、
どうでしたか?
選択・択一ともに基準点割れがなく、例年の合格基準点も超えているのなら、マークミスさえなければ合格しますんで、興味のあることや、他の勉強、開業を考えているのなら、その情報収集など、何をしてもいいでしょうし、合格できるだけの行動力があるのですから、試験が終わった後に何をするかはもう決まっているかもしれません。
択一は基準点割れもなく、合格予想ラインも超えているんだけど、選択式の救済待ちになった方は、しばらくは「眠れぬ夜」ですよね(僕も経験済み。)。
僕が受かった時は、北村・斎藤両講師とも「その科目は救済ないだろうね~。」って言われた科目で2点を出してしまったので、試験日翌日に自己採点した後は、1週間くらいぼーっとして、9月に入ってからゆるゆると次の年度に向けた勉強を始めていました。
結果として「まさかの救済」がかかったおかげで合格できたのですが、勉強しなくても済むという状況にめっちゃ戸惑ったのを覚えています。
救済待ちの間、興味のあることに手を伸ばすのもいいでしょうし、僕のようにゆるりスタートを切るもよしでしょう。
択一の合格予想ライン上の方も「眠れぬ夜」ですね(これに選択式の救済待ちとのダブルだと吐き気しますね。)。
A予備校の予想ラインだと、ギリギリ合格点なんだけど。B予備校の予想ラインだと1点足りないなんてときは、「どっちなんやー!」って叫びたくなりますよ。
この場合も、救済待ちと一緒で、興味のあることを学んだり、ゆるゆるスタートを切った方がいいでしょう。
選択式での楽勝科目で基準点割れを出した場合や、択一の合格予想ラインに程遠い場合は、とっとと勉強を再開するか、いつ再開するかを決めるかした方がいいでしょう。もちろん、撤退するという選択肢もありです。
敗色(不合格)濃厚なのですから、来年の試験(8月27日)までの残り日数はどんどん減っていきます。
何もしないという選択肢はないんじゃないでしょうか。
高田明さん(ジャパネットたかた初代代取)は、こう言っています。
「何をするにも人生で手遅れなんて事はないのですが、一つだけ言いたいのは、どんな挑戦でも、やるなら今すぐ始めましょうということです。」
今年の試験勉強の始動が遅かったばっかりに、直前期にバタついたのなら、なおのことすぐに再始動した方がいいですよ。
あ、ただし、いきなりテンションマックスで始動するのはお勧めしません。
必ず、敗因分析をしてください。このときも「知識が足りなかったから。」といった、およそ分析とは言えないものをするのではなく、今年1年にやってきたことと、それに対する点数の出方といった詳細な分析を施しましょう。
間違った分析からは間違った方針しか出てきません。
間違った方針からは望まない結果しか産みません。
受験年数の割に択一の合格基準に達しない方のほとんどは、このパターンです。
「また、ゼロからのスタートです。」なんて言っている方は今年と同じことをやらかしますぞ( ;∀;)。
私たちは、まとまった時間があるとなると、どうしても気を緩めがちです。
学校の夏休みの宿題を最終日に「ひーこら」言いながらやっつけてた経験は、誰しもあることです。
社労士試験勉強をしているときも、ついつい部屋の片づけをしだしたり、勉強とは関係ないことに手をでしたりしがちです。
これって、先延ばし癖の表れなんですが、目標の難易度が高かったり、期限がずっと先にある場合に起こる心理現象で、「遅延割引効果」というものなんだそうです。
例えて言うなら、「今、あなたに1万円あげます。」ってのと「1年後、10万円をあげます。」ってなったときに、目先の利益に飛びついて1万円をもらうのを選択するような状態のことです。
「そんな馬鹿な。1年先の10万円の方がいいに決まっているじゃないか。」って思いますよね。
残念ながら、手っ取り早く得られる利益の方が、私たちには魅力的に映ってしまうようなんですね。
勉強でもそうです。1年後に合格レベルに達しているかどうかが分からないことに手をつけるよりも、今すぐできることに手をつけて安心感を得ることの方を私たちは選びがちなんです。
過去問論点の内容を試験会場で秒で解けるようになるために、必死こいて脳みそに汗をかくよりも、分かりやすい講義を聴いたり、見やすい資料を眺めたり、テキスト読みと称して文字面をなぞっているだけのことをしている方が楽で安心で勉強した気になれるんだけれども、いざ本試験では太刀打ちできないのと同じです。
そうならないためにも、いつまでに何をするということを決めて実行した方がいいんじゃないかなって思います。
じゃあ何をしたらいいのか? アイデアが湧かないというのであれば、他の方のをパクったり、ヒントにしたらいいんです。
何も自分一人でウンウンうなる必要なんてないんじゃないでしょうか?
その一環として、今週末の土曜日(9月3日)に、オンライン打ち上げを開催します。
本試験のことや、勉強のこと、そのほかのこともしゃべくりあいましょう。
勉強会に参加したことない方のご参加も大歓迎です。
塚野とご縁のあるこれまでの合格者の方もお待ちしております。
時間は、19~21時の2時間を予定(場合によっては2次会もあり。)。
費用はもちろん無料。
各自で飲み物、食べ物をご用意ください。
なお、参加者全員の安心のため、顔出し、本名でのご参加をお願いします。
録画はしません。
通しの参加が無理で、顔出し程度のご参加もOKです。
奮ってご参加ください。
zoomを使います。招待URLは、3日の17時くらいにお知らせします。
お申し込みはこちらから。
読んでくださって、ありがとうございます。