日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~雇用保険法⑭~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

本試験(8月25日)まで、あと「228日」。

 

 さあ、今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう!

 

今日は「一般被保険者の求職者給付」の第7弾、

「基本手当の減額」(雇用保険法19条)を扱います。

「賃金日額の上限額と下限額」は飛ばします。

どこの年齢層が一番高いかと、下限は一律ということだけですので、簡単ですね。

 

昨日は、基本手当の日額を整理しました。

では、基本手当の日額をはどうやって求めるんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「賃金日額に一定率を乗じて得る。」でしたね。

 寝る前と今朝起きた時に、振り返りのアウトプットはしましたか?

 

話を戻して、一定率はどんな数字でしょう?

 

………、

 

「①基準日において60歳未満の者は、100分の80~100分の50の範囲。

 ②基準日において60歳以上65歳未満の者は、100分の80~100分の45の範囲。」

でしたね。

 

そして、今日の基本手当の減額の話は、ある条件のもとで、基本手当の額が減らされるというの話です。

 

さて、僕が持っているクレアール過去問集(新元号初年度向け)には、

「基本手当の減額」の過去問が4肢(類題、記述式を含めて6肢)載っています。

 

 ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「2個」の知識で、この部分の過去問はパーフェクトだとまとめました。

 

みなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識は何個、準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

「受給資格者が失業の認定に係る期間中に自己の労働によって収入を得た場合、その収入の1日分に相当する額に雇用保険法第19条第2項に定める額を控除した額と基本手当の日額との合計額が賃金日額の100分の80に相当する額を超えないときは、基本手当の日額に100分の80を乗じ、基礎日数を乗じて得た額を支給する。」

(平成26年度問2ウ)

 

あー、計算問題っぽいですね(~_~;)

苦手な方も多いのではないでしょうか。

 

とはいえ、この問題の論点、問われている知識は何でしょう?

シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、

 

 

「基本手当の減額はどんなときに、どれだけ減額されるか?」ですね。

お金が減らされるという話なので、

「どないな時に、どんだけ減らされんねん?」ってなりますよね。

今日は、その話です。

では、答えは?

 

………、

 

「①{(収入の1日分)−(控除額:¥1,294)}+基本手当日額≦賃金日額の80%のとき、

  減額なし

 ②{(収入の1日分)−(控除額:¥1,294)}+基本手当日額>賃金日額の80%のとき、

  (左辺の合計額−賃金日額の80%)が減額

 ③{(収入の1日分)−(控除額:¥1,294)}>賃金日額の80%のとき、

  不支給

 の額が収入の基礎となった日数(基礎日数)分調整される。」でしたね。

 

文字で書くと嫌になりますよね。僕もそうでした。

ただ、過去問出題のある基本事項なので、手は抜けません。

 

みなさんのテキストには図解がされていると思うので、

それを問題を解きながら再現するのが一番の早道かなと思います。

 

そのとき、やみくもに手を動かしても時間の無駄になりかねませんから、

手順を決めて取り組むとよいでしょう。

 

なので、僕は「計算問題は、手順を問われる知識問題」だと考えていました。

要は、どの文言(キーワード)に着目して、どの順番で作業すればよいかだと思っていました。

 

今日の問題だと、

①{(収入の1日分)−(控除額:¥1,294)}が賃金日額の80%を超えていたら不支給。そうでなければ②以下の手順。

②{(収入の1日分)−(控除額:¥1,294)}と基本手当日額を足したものを賃金日額の80%と比較する。

③比較した結果が「≦」の場合は、全額支給。

④比較した結果が「>」の場合は、(足し算の結果−賃金日額の80%)の分、減額。

フローチャート化していましたね。

なおかつ、問題を解くときは、簡単な図を余白に書いていました。

 

こうすることで、問題文中のどの文言をまず見たらよいかが分かるので、スピードアップにつながります。

また、思考の過程がそのまま記憶となっていますから、無駄な作業をしないで済みます。

その結果、確実に正誤判断ができますから、得点力のアップにつながります。

 

どうです? 予備校では教わらない工夫だと思いませんか?

 

今日のまとめ

今日は、「基本手当の減額」を整理しました。

また、計算問題の準備の仕方、取り組み方をお伝えしました。

 

計算問題は、手順を問われる知識問題ですよ!

手順さえ事前にマスターしておけば楽勝な問題です。

計算問題を苦手としている受験生さんは、この手順の整理を面倒くさがっているだけです。

もったいないですね。

 

あなたは、今日の記事から何を学び、何を実践しますか?

 

 

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今日も大ボリュームな記事にお付き合いいただいて感謝しています。 

  

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