みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
長かった8月も今日で終わりですね。
「♫あ~あ早くぅ 9月にぃな~れば Wow Wow Wow」って感じだったのでは?
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
さて、今日からしばらくは、リスタートの前に気を付けることについて書いていきます。
【もくじ】
真っ先にやるべきこと
さて、本試験が終わって1週間が経ちました。
あの独特のテンションはすっかり収まったかと思います。
で、このブログを読まれているあなたは、合格発表待ちですか? それとも再チャレンジですか? ひょっとしたら来年どうしようかなって迷ってますか? 勇気ある撤退を決められた方もいるかもしれませんね。
どのポジションにあるかに関係なく、今の時期だからこそやっておくべきことがあります。
それは、本試験解答の再現です。
どういうことかというと、本試験問題の解き直しではなく、
どういう思考過程を経て、マークシートに記入した解答に至ったのかを再現すること、すなわち、本試験会場であなたが考えたことをそっくりそのまま言語化しようということです。
これをすることで、合格された方は合格体験談の元になりますし、再チャレンジの方は、来年、二の轍を踏まないようにするための基礎資料を持つことができます。
特に再チャレンジされる方は、必ずやってください。平たくいうと、これが敗因分析になるからです。
敗因分析をしないorやったとしても分析とは程遠いものだった場合、間違いなく、来年も同じ失敗をやらかします。
かくいう僕自身も2回目の受験時の敗因分析の甘さがあったがために、3回目の受験の時も選択式で1点の科目を出してしまい、泣きを見ました(+o+)
今年のような、悔しくて惨めで、自分をとことん否定したくなるような思いを来年もしたいですか?
自分を虐めて快感を感じるという性癖をお持ちであれば別ですが、現時点で再チャレンジ確定の方は、「来年こそ、必ず受かる!」という強い強い思いでいるのではないでしょうか?
しかし、だからといって、すぐにモーレツに勉強することは効率悪いです。やってはいけません。
来年の合格のためには、
あなた自身の課題が何で、それをどうやって克服していけばいいかの道筋が見えて初めて前に進める
んじゃないでしょうか?
で、敗因分析をするにあたって、やってはいけないことが3つあります。
1つめ、勉強時間が足らなかったことを「仕事が忙しかったから。」「家事が忙しかったから。」といった他責にすることです。
もちろん、直前期とかに急な仕事が入ってしまったとか、親の介護とか、子供の世話とかといった、時として試験勉強よりも優先順位が高いものがあること自体は誰しもあることです。1日にまとまった時間が取れないこともあったでしょう。
ですが、だからといって、1日に5分や10分くらいのスキマ時間はあったはずですし、机に向かえなかったとしても、それまでに学んだことを思い出すことはできたはずです。
勉強よりも優先順位が高いものがあるならば、それを効率よくこなし、勉強時間を捻出する工夫や努力をするのは、あなた自身です。
そもそもそれをあなた自身がやるべきなのかということもありますね。他の人に頼めることだったかもしれません。
それを怠っただけなのではありませんか?
出来なかったことを他人のせいにするのは簡単ですし、自分で責任を負わなくて済みます。
けど、それをしてしまうと、今度の試験に向けての勉強でも同じことを繰り返しますよ。
段取りの組み方とか、スケジュール管理、目標管理の方法は、また別の記事で書きますが、あなた自身もやり方を学んでみてはいかがですか?
2つめ、記憶が捗らなかったことを「歳のせい」や「自分、頭よくないから」といった言い訳をすることです。
脳科学の定説として、人間の脳は年齢による衰退というのはほとんど見られないんだそうです。
けど「最近、物忘れが多くて……。」というのは思い込みなんですって。
こんな興味深い記事がありました。
加齢という自分では抗えないことを理由にするのは簡単なことです。「どうしようもない。」って言えますから。
じゃあですよ。今、毎年、歳を重ねるわけですから、どんどん記憶することができなくなり、合格可能性が下がり続けるってことですよね?
可能性が減り続けるものに時間とお金をかけるのって、全くの無駄ではないですか?
また、頭よくないっていうのも簡単です。努力や工夫をしなくて済みますから。
社労士試験って、一流大学と呼ばれる人たちばかりが受験するわけではありませんし、そんなに頭脳明晰な人ばかりというわけでもありません。
合格される方って、僕が見ている限りは、正しい努力を続けられる人です。また、言い訳もしません。
それって、合格した後に社労士として活動するときにも同じことが言えます。
あなたが仮に経営者だとして「私、年とってますから。」とか「私、頭悪いんで。」とかって言ってる社労士にお金を払って、仕事を頼みたいと思いますか?
3つめは、「知識が足りなかった」ことを敗因とすることです。
もちろん、基礎的な論点をポロポロと失点した結果の合格基準未達なわけですから、知識不足というのはあながち間違いではありません。
じゃあです。今年のあなたの敗因が「知識不足」だったとして、来年に向けてどのようにして弱点補強を行いますか?
テキストの読み込み? 予備校を替える? ひたすら暗記?
で、それをすることでどれだけ合格可能性が上がりますか?
………、
僕が言いたいのは、敗因を「知識不足」の一言だけで片付けるのは、分析としてはあまりにも雑だということなんです。
基本論点を間違えたにしても、知識があやふやだったのか。間違えて覚えていたのか。何となく答えを決めてしまったのか。論点の取り違いをしたのか。キーワードを見落としていたのかetc. という風に原因は多岐にわたるはずなんです。
それを「知識不足でした。」の一言で片づけたところで、正しい勉強法は導かれませんよ。
じゃあ、どのように分析したらいいかというと、冒頭で書いたように、本試験中、自分がどんな思考経過をたどっていたかを再現すればいいんです。
「そんなの無理!」って思われるかもしれませんが、1度に全部やれというのではありません。1日1科目で十分です。今は時間に余裕があるのですから、ゆっくりやったって構わないでしょう。
やり方の手本は、昨日までの僕の解き筋を参考にしてください。
ちなみに「過去問論点知識(平成〇〇年度問☆■)と書いてあるのは、その問題の論点知識の問題として読み、記憶を思い出しましたよって意味です。
悩んだところは「~~かなと考え、限りなく☓に近い△。」みたいに書いてあるところです。
で、既に過去問等で学んだはずのものを間違えていた時に、あなたはどう思うでしょう?
「あ~、くそ、何で思い出せられなかったんだろう?! 知らない話じゃなかったのに!」ではないですか? 僕もそうでした。
その悔しさを記憶するための工夫をするエネルギーに変えてやりましょう。
「今度、同じ論点が出題されたときに正誤判断間違えないためには、どのように記憶したらいいだろう?」と思考してみてください。
ひょっとしたら、直前模試でも同じことをされていたかもしれません。
本試験が終わって間もない今のうちに、基本事項の不正確だったりあやふやな知識を正確に記憶するための工夫をすることは、今年受験された方のアドバンテージです。
思考は比較的まわしやすいでしょうし、忘却もそれほど進んでいないはずです。
秋から予備校を利用されるのでしたら、年金科目なんて、インプット向けの講義だと来年の2~3月ですよ。それまで、ボ~っと綺麗に忘れ去るような時間の過ごし方をして、またゼロベースで勉強したいですか?
旭化成名誉フェローの吉野彰氏(スマートフォンやノートPCといったIT機器に欠かせない「リチウムイオン電池」の開発者。2019年にノーベル化学賞を受賞。)はこう言っています。
“失敗の中で『ああ、これを学びましたね』というのは残りますよね、失敗は失敗でもね。蓋をしちゃったら終わっちゃうじゃないですか。そこから学ぶことは何もないことになっちゃう。失敗したときこそ『失敗の原因を自分に問い詰めろ』と。”
「来年必ず合格する!」という意気込みをより効率よく発揮するには、現状を知ることです。
もし、やり方が分からなかったり、不安があるとしたら、僕の無料勉強法相談を受けてみてください。
お知らせ
オンラインお疲れさん会、9月6日日曜日の19~21時に開催します。
参加希望の方は、下の申込フォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdVthxRCkCMiW-kk8TEm2AsAW8p3Xx-ZNT02HZUjwgU-qfI7w/viewform
内容は、ただの打ち上げ飲み会です。
費用はもちろん無料。
食べ物、飲み物は各自でご用意ください。
僕のzoom勉強会に参加された方だけでなく、最短最速勉強会の参加者の方(大阪以外も大歓迎。)、ブログの読者の方もWelcomeです。
通し参加ができなくてもかまいません。顔出し程度の参加もOKですよ~。
ただし、安心・安全な場づくりのため、本名での参加と顔出しをお願いします。
zoomの使い方は、こちらをご覧ください。
https://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/
また、zoomを使った無料の勉強方法相談も再開します。
こちらの申込フォームからお申し込みください。
内容は、あなたが来年合格するための勉強法のアドバイスやお悩み相談ですね。
費用は掛かりませんが、お1人当たり1回限りといたします。
僕からのアドバイスや、論点知識の内容のレクチャーを継続的に受けたいという方は個別特訓をお申し込みください。
さらに、9月から有料の動画配信も企画しています。
できればですが、全論点につき、僕だったらどう記憶するかみたいな解説動画を作ろうと思っています(YouTubeにあげたやつの全論点版みたいなイメージです。)。
こちらも乞うご期待。
令和2年度本試験向けに「You Tube動画」アップしてます。
ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。
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