日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~雇用保険法㉔~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

今日は、阪神・淡路大震災から25年の日ですね。

当時の僕は(1浪しての)大学4回生で、卒業試験の真っ最中でした。

本揺れの前に「パッと」目が覚めた途端、グラグラグラッと揺れ出して、本棚が倒れないよう、必死に押さえた記憶があります。

揺れが収まった後、実家に大急ぎで電話をし(ホントは当時の彼女さんの安否確認を真っ先にし(#^.^#))、無事を伝え、TVをつけて観た映像に言葉を失いました。

余震が何度もあり、ずぅーっとおっかなくて、服を着たまま寝ていましたね。

幸い、知り合いで亡くなられた方はいませんでしたが、神戸から通っていた同級生には家が傾いたという方もいらっしゃって、地震の怖さを思い知らされました。

今こうやって勉強ができるのって、ありがたいなと改めて思う1日ですね。

 

2月8日土曜日開催の最短最速勉強会の告知がアップされました。

www.saitan.jp

今回は「労災保険法」です。

問題演習を中心にワシワシとみなさんの脳みそを掻き回します(^_^)/

受験仲間を作ったり、自分の勉強法の見直しをしたり、現状を把握するのに役立てたり、モチベーションのアップにつなげたりといろんな利用の仕方があります。

お家や自習室にこもって勉強するのもいいですが、そろそろ合格発表後の意気盛んさがガス欠になる時期です。

気分転換に一度参加してみてはいかがですか?

また、今回も合格体験談があります。

3回目と5回目で受かった方の話です。

ベテランになる直前で合格する秘訣、片足突っ込みかけたところから合格する秘訣が聞けます。

あなたが合格への具体的な道筋をつけるうえで目からウロコがボロボロ落ちる話となるでしょう。

合格するには悩むより行動ですよ!

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

   

本試験(令和2年8月23日)まで、残り219日(31週と2日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

仮に1週間平均の勉強時間が20時間だとすると残り時間は約620時間です。

あなたを追い込むつもりは1ミリもありませんが、ゴールからの逆算で、どのくらいの時間をかける必要があるかはシビアに見積もった方がいいと思います。

まとまって勉強できる土曜日曜は31回しか(「も」かな。)ありません。

時間の使い方やスケジューリングは、順調ですか?

 

また、「時間がない or 足りない。」と気が焦り気味な方は、1日及び1週間の時間の使い方を棚卸ししましょう。

まさか、睡眠時間、お仕事の時間、ご飯の時間、家事の時間、家族との時間以外に30分程度まとまった時間や5~10分のスキマ時間が全くないという方はいらっしゃらないでしょうから、勉強時間の確保はできるはずです。

また、少しであったとしても勉強に割けられる時間当たりの生産性をあげることも必要でしょうね。

勉強時間の確保や環境の整備は、あなた自身がやると決めてやらないことにはどうにもなりません!

 

いつまでたっても「時間がない。」「家のことが」などと

できない理由を挙げている方は、合格する覚悟ができていませんよ!

机の前に座るだけが勉強ではありません。

5分、10分でもいいから勉強する習慣を身につけましょう!

座って勉強できる間がないのであれば、立ってでも勉強しましょう。

できない理由をいくら挙げたとしても勉強は進みません。

また、効率の良い勉強は頭の中であーでもない、こーでもないと考えあぐねたとしても答えは出ません。

実際に試してみて自分流に使いこなせ、かつ、学んだ内容が残っているように微調整していくものです。

あなたがやりたいことは、勉強できないことへの不満をタラタラこぼすことですか?

それとも、腹をくくって勉強に集中することですか?

 

とはいえ、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

 

でだ、あなたは、1週間平均でどれだけ、

脳みそに汗をかく「正味の」勉強時間を費やしていますか?

(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)

焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、

ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?

 

大事なのは、毎日1%ずつ成長することだけです。

本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう!

想像してみてください。本試験が終わったときの瞬間を。

その時、どんな感情に浸りたいですか? 

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は「移転費」を整理しました。

 

移転費の支給要件は何でしたっけ?

 

はい、思い出して!

 

………、

 

「①受給資格者等が

 ②公共職業安定所、特定地方公共団体若しくは職業紹介事業者の紹介した職業に就くため、

 ③又は公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受けるため、

 ④その住所又は居所を変更する場合において、公共職業安定所長が必要があると認めたとき。」

でしたね。

 

あなたは、昨日勉強してストックした論点知識を

夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?

記憶のコツは、

コンパクトな情報を常に繰り返すことです!

1回で覚えたつもりになってはいませんか?

 

もちろん、そのまえに、テキストなどの

情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること

も大事です。

 

それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。

ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。

 

分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの

受け身な勉強では記憶は身につきません

受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、

今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、

11月に合格している自分の姿をイメージできますか?

今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「教育訓練給付」から「教育訓練給付金」(雇用保険法60条の2)、「教育訓練支援支給金」(法附則11条の2)を整理します。

 

僕が持っているクレアール過去問集(2020年度向け。)では、

教育訓練給付金」は28肢(類題含めて31肢)、

「教育訓練支援支給金」は2肢、載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

教育訓練給付金」は「7個」の知識、

「教育訓練支援支給金」は「2個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「支給要件期間が30年の者が教育訓練の受講のために支払った費用が60万円である場合、受給できる一般教育訓練に係る教育訓練給付金の額は10万円である。」

(平成19年度問5C改)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「一般教育訓練に係る教育訓練給付金の額はいくらか?」

ですね。

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「一般教育訓練に係る教育訓練給付金の支給額は、教育訓練施設に支払った教育訓練経費の100分の20に相当する額であるが、上限額は、10万円である。」

ですね。

 

整理の視点

ロジック的には難しくないので、覚えるのみです。

ただ、近年の法改正に伴い、一般教育訓練以外の教育訓練給付金がありますので、それとの比較で記憶した方が一度に覚えることができますし、関連事項で未出題の問題にも対応できるようになります。

つまり、過去問を解くことで「ついで」の知識も準備してしまおうというわけです。

ただし、ついでを増やしすぎると範囲が膨大になってしまいますので、比較対照できる範囲に限定するのがコツです。

 

では、一般教育訓練に加え、特定一般教育訓練や専門実践教育訓練等に係る給付率ってどうなっていましたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「特定一般教育訓練」:100分の40

「専門実践教育訓練」修了者:100分の50

「専門実践教育訓練」修了後、資格取得、かつ、一般又は高年齢被保険者として雇用:100分の70(実際には修了者に追加で100分の20を支給)

ですね。

 

それぞれの要件は省いたところがありますので、各自で比較の表を作るなどしてどれについてもスラスラと思い出せられる準備をしておきましょう。

 

さらに、上限額についても一緒に整理しておくと、テキストや資料にごちゃっと書いてある情報があなた自身のものになります。

それぞれの上限額はそうでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「特定一般教育訓練」:20万円

「専門実践教育訓練」受講中

  訓練期間が1年間:40万円、2年間:80万円、3年間:120万円、4年間:160万円

「専門実践教育訓練」修了後、資格取得、かつ、一般又は高年齢被保険者として雇用:

   訓練期間が1年間:56万円、2年間、112万円、3年間:168万円、4年間:224万円(実際は受講中との差額支給)

ですね。

 

法改正で、めっちゃ入り組んだ制度になっているので、嫌気を感じる方も多いでしょう。

こういう時こそ、自分なりの言い回しに置き換えることで、他の受験生との差をつけられるので、余裕のある今のうちに整理をしてしまいましょう。

ちなみに、テキストの表記がよく分からないときは厚生労働省オープンソースを参考にするとスッキリすることがあります。

今日の記事を書くのにこれを参考にしました。

https://www.mhlw.go.jp/content/000571214.pdf

一応、素人さん向けに書かれているので、条文を素読みするよりかは分かりやすいんですが、それでも「う~ん」ってなります。

そういう時は、いつまでも自分で解決しようとするよりは、人に訊くのが手っ取り早いです。

無料の勉強方法相談の際には、初回に限り、こうした内容理解についてもお答えしています(2回目以降で、勉強方法以外の内容についての解説をお求めの場合は、単発の個別特訓をご利用ください。)。

みなさんは、こうした躓きがあったときにはどのように解消していますか?

 

また、社労士資格を取るための講座で、教育訓練給付金の講座を受講されている方もいらっしゃるでしょうね。

ほとんどの講座が一般教育訓練ですが、大原さんの講座には特定一般教育訓練の講座がありますね。

ご自身で手続されているでしょうから、支給要件や給付額、手続の要件やらをめっちゃ調べたと思います。

僕自身も2年目の受験のときに教育訓練給付金付きの講座を受講しましたから、これでもかっってくらい調べました。そしたら、ここの論点は目をつぶっていても問題が解けるようになりました。

ってことは、自分事に考えるのって、かなり実践的に学べるんだなって思うんです。

どの科目にも言えることですが、苦手意識があるってのは、その科目の内容がどこか他人事のように感じているからなのではないでしょうか?

もちろん、どの科目もあくまで試験対策で、今すぐ必要な知識かというと、そうではありません(重要性は高いけれども緊急性は低いってやつです。)。

けれど、あなたは、社労士の資格を活かして次のステップに進もうとしているんですよね?

だとしたら、今勉強していることが、どこか別の世界の出来事みたいにとらえるのではなく、あなた自身あるいは身の回りの大切な人の役に立つようなものだと思うんです。

今の時期ぐらいから、勉強することに飽きが入ってくる頃です。

今一度、勉強するのが何のためかや、どんな社労士になりたいのかと向き合ってみてもいいかもしれませんね。

神戸に住む大切な友人のFB投稿を見て、ふと、そんなことを想いました。

 

今日のまとめ

今日は、「教育訓練給付金」を整理しました。

また、過去問論点の関連事項も併せて準備するメリットについてもお伝えしました。

  

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例えば、誤りを指摘するのであれば、該当箇所を引用し「記事には『~~。』と書いてありますが、自分は『………。』だと思います。いかがでしょうか?」と尋ねていただかないことには回答のしようがありません。

また、解説文は、考えればわかることにはいちいち言及していませんから、ご自身の理解を確認したいのであれば、やはり記事の該当箇所を引用し「記事の『~~。』からは、自分は『………。』と理解しましたが、合っていますでしょうか?」と尋ねていただければ回答することはできます。

回答するからには手間がかかります。書き込みの趣旨をこちらが考えて回答しなければならないような無用な手間はかからないようにご配慮ください。

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