みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
来年の本試験(令和2年8月23日)まで、残り342日(48週と6日)です。
1日1日を大切に過ごしましょうね。
再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。
まだの方は、いつリスタートするかを決めましょう。
このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
【もくじ】
社労士試験は〇〇の試験である
昨日は、クレアールさん主催の最短最速勉強法&法改正セミナーに参加してきました。
んでもって、講師はこの方。
(あれ、目つむった写真になってる(^_^;))
(満員御礼(#^.^#))
で、僕が受験生時代からお世話になっていて、このブログで発信している勉強法の大本は、ししょーから伝授していただいたものです。
で、今日の本題です。
「社労士試験は〇〇の試験である。」の〇〇には、何て言葉が入ると思いますか?
シンキングタイム、スタート!
………、
チーン(ベルの音)。
答えは、「社労士試験は記憶の試験である。」です。
ベテラン受験生になりやすい方の傾向に「理解しないと覚えられない。」とか、
「試験に受かるためには理解が大事。」みたいに考えるというのがあります。
理解じゃないんですよ。少なくとも合格に必要なことって。
例えば、労災の「損害賠償との調整に関する暫定措置」ってありますよね。
これって、理解なんかしてらんない論点の代表選手です。
この論点だけで専門書が1冊あるくらいの超~マニアックな論点です。
合格するのに理解が必要だっていうんで、こんな300P越えの本をあなたは読みますか?
僕は絶対に嫌です。
むしろ、合格に必要なのは、問題文から論点が何かを読み取る力と、正確な過去問論点知識(プラス法改正の知識と統計・白書などの知識)だと僕は考えます。
もちろん、個々の論点知識を記憶するために「理解めいた理屈」とともに問題を解くための情報(=知識)をインプットすることはありますが、あくまで、問題を解くために必要最低限の情報としてとらえているにすぎません。
例えば、健康保険法の任意継続被保険者と国民年金の第1号被保険者及び任意加入被保険者って、保険料の前納ってできますよね。
では、それぞれ、いつの時点で納付したものとされるんでしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「任継は月の初日が到来した時点。国年は月の末日が経過した時点。」ですよね。
で、これをスンナリ覚えてさえいれば、過去問レベルの問題は完璧に解けるわけです。
ただ、どっちがどっちだったかな?ていう「てれこ」状態を防ぐために、「理解めいた理屈」を足してやって記憶した方が確実ですよね。
では、あなたは「てれこ」状態を防ぐために、どのようにしてこの過去問論点知識を記憶していますか?
はい、思い出して!
………、
僕であれば、「任継は、月の初っ端から保険証が使えるためには、月の初日の時点で保険料が納められたことにするのが当然の結論。国年は、月の末日の時点で、どの種別の被保険者かを判断するので、月末でないと第1号or任意加入被保険者として保険料を納めないといけないかが分からないから。」みたいな感じで記憶しています。
で、こんな感じの話は、予備校を利用している方なら、講師の先生が必ずといっていいほどコメントをされます。
それを「ふ~ん、そうなんだ。いい話聴けたな。」と流すのか、「なるほど! 自分もパクろう(^^)/」と積極的に活用するのかで、知識定着に雲泥の差が出ますよ。
で、みなさんがイメージしている「理解」ってのは、
僕が思うに「論点知識を思い出すためのとっかかり」であったり、
「記憶がごっちゃになるのを防ぐための理屈」だったり、
「論点知識相互間の関連性」だったりするわけです。
特に最初の2つは、予備校を利用するメリットです。
僕が受験生のときに一番活用できたのは、北村先生や斎藤先生がコメントしていた部分でした。
この活用ができたおかげで、やみくもな暗記に走らず、記憶するための工夫をするという楽しみを味わいながら勉強でき、択一の点数が合格点をキープできるようになったと思っています。
このブログの過去問検討では、僕だったら覚えるためにどう情報を加工するかみたいな観点で記事を書いていきます。
で、最後の3つめは、特に1発合格される方が仰るのですが、何回も論点知識思い出して記憶が完璧に近くなってくると、「あるとき、ふとした瞬間に『あ~そういうことなんだ!』」って分かるそうです。
たしかに、いきなり脳のシナプスネットワークがピピピとつながるのではなく、脳を使うことによって鍛えられていくのと同じように、論点知識が正確になっていくと、思考が伸びて、論点相互間の関連性が見えてくるんですよね。
だから、いきなり見えてくるものではありません。
ただ、これがあるから未知の問題を解くときに「頭の中真っ白」になることなく、正確な既存知識をとっかかりにして推理しながら正誤判断をして、点数を上積みしていくんです。
とはいえ、じゃあ、正確な論点知識って何だ?ってことになりますよね。
これって、テキストを読んでいるだけだったり、ましてやマーカーで色を塗ったりしていても身に付きません。
過去問を解くことで、何が必要な情報なのかを導き出す必要があります。
ただ、この作業は、予備校の過去問答練では、そもそもの問題文の読み方や、テキストの読み方まで突っ込んで話がされないので、残念ながら不十分です。
そこにフォーカスを当ててやり方をお伝えするのがこのブログです。
また、個別特訓は、あなたの弱点強化を目的として、問題文の読み方や情報の加工の仕方をお伝えしています。
まずはその前に、無料を相談をされることをおすすめします。
今日のまとめ
今日は、社労士試験は記憶が大事という点についてお伝えしました。
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
もちろん、質問や要望もOKです。
(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)
読者さんがけっこうな人数になってきたので、読者登録されている方限定で、何か企画をしてみたいですね。
リクエストいただけると嬉しいです。
そちらもコメント欄からメッセージしてください。
ランキングにも参加しています。
バナーをそれぞれポチットしていただけると嬉しいです。
応援、ありがとうございます!!
受験相談はいつでも受け付けてますが、近々リニューアルします。
こちらも、続々とお申し込みをいただいています!
読んでくださって、ありがとうございます。