みなさん、こんにちは。
「日本で２番目にドＳな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
本試験（８月25日）まで、あと「２３日」。
試験日まで３週間と２日です。
あなたは、１週間平均で何時間、
正味の勉強時間を費やしていますか？
それに３を掛けると……、
仮に週平均の勉強時間が２０時間だとすると、７０時間くらいですね。
（テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。）
焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、
ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか？
ただ、毎日１％ずつ成長することだけでいいんですが、
そろそろトップスピード近くにギアを上げていきましょうか！
マラソンに例えるなら、ゴールの陸上競技場のトラックに入って来たところくらいでしょう（実際のレースならとっくにスパートはかけていると思いますが。）。
本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう！
さあ、今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう！
【もくじ】
昨日のふりかえり
昨日は、「介護保険法」の「保険給付」を整理しました。
介護保険法において、要介護認定や要介護状態区分は誰から受けるんでしたっけ？
はい、思い出して！
………、
「市町村の認定（要介護認定）を受けなければならない。」
でしたね。
夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか？
記憶のコツは、
コンパクトな情報を常に繰り返すことです！
もちろん、そのまえに、テキストなどの
情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること
も大事です。
それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。
ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。
分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの
受け身な勉強では記憶は身につきません。
受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、
今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、
１１月に合格している自分の姿をイメージできますか？
今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか？
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は「介護保険法」から「介護支援専門員並びに事業者及び施設」を整理します。
僕が持っているクレアール過去問集（2019年度向け）には、
「介護保険法」の「介護支援専門員並びに事業者及び施設」は１４肢（類題含めて１５肢）、載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「介護保険法」の「介護支援専門員並びに事業者及び施設」は「４個」の知識でパーフェクトだとまとめました。（なぜか保険給付の問題が１問紛れていますが…。）
その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか？
では、そのうちの１つを見てみましょう。
今日の１問
「指定地域密着型サービス事業者の指定は、政令で定めるところにより、地域密着型サービス事業を行う者の申請により、地域密着型サービスの種類及び当該地域密着型サービスに係る地域密着型サービスを行う事業所ごとに都道府県知事が行う。」
（平成２０年度問１０Ｅ）
この問題、問われている知識は何でしょう？
では、シンキングタイム、スタート！
いつものように５Ｗ１Ｈの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「介護保険法において、どの介護施設について誰が指定等を行うか？」
ですね。
では、答えは？
………、
本試験に持っていく論点知識
②都道府県知事の指定：指定居宅サービス事業者、指定介護老人福祉施設、指定介護予防サービス事業者
③市町村長の指定：指定地域密着型サービス事業者、指定居宅介護支援事業者、指定地域密着型介護予防サービス事業者、指定介護予防支援事業者」
ですね。
整理の視点
事業者の種類が多いのと、「市町村長」なのか「都道府県知事」なのか。「指定」なのか「許可」なのかでごっちゃになりやすいので、整理して記憶すると楽になる箇所です。
僕が受験生だったころから法改正があったので、少し覚え方が面倒になった感はありますが、
まず、「①都道府県知事の許可」は出だしが「介護」となっているもので２つあると覚えました。
具体的な名称はすぐには覚えません。問題での問われ方が、「都道府県知事の許可が要るのはどんな事業者ですか？」なので、「介護～～」だけまずは思い出せられればＯＫと考えたからです。
もちろん、選択式対策があるので、名称を正確に覚える必要はありますが、過去問を何度か解いているうちに、自ずと名称は覚えられます。
さらに、「介護老人保健施設、介護医療院って、割とでっかい施設」というイメージもつけておきました。
次に、②はすっ飛ばして「③市町村長の指定」は、名称の中に「地域密着型」か「支援」という文字が入っているもので４つあると覚えました。
ここでも名称はすぐには覚えず、「地域密着なんだから知事よりは市町村。」「支援だから規模が小さく、小回りの利く市町村。」というイメージをつけて覚えました。
最後に「②都道府県知事の指定」は、①③以外で３つあるとだけ覚えていました。
この覚え方で、過去問レベルの「どこの施設に誰がＯＫを出すか？」という問題は100％解けましたので、これで十分として準備していました。
ちなみにクレアールのテキストでは、一覧の表になっているのですが、９種類の事業者について、いちいち誰のＯＫなのかなんて覚えていられません。
毎回言っていますが、マーカーで塗り絵をしても、にらめっこをしても覚えられません。
いかに楽に覚えられるかのために、脳みそに汗をかくかどうかの違いが実力に表れるんです。
みなさんは、どんな工夫をしていますか？
今日のまとめ
今日は、「介護保険法」の「介護支援専門員並びに事業者及び施設」を整理をしました。
また、種類が多くてごっちゃになりやすいものを記憶する工夫についてもお伝えしました。
あなたは、今日の記事から何を学び、何を実践しますか？
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質問にお答えします～誰にもバレないコツを教えます～
ある方から、こんな質問をいただきました。
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