日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~国民年金法⑩~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

本試験(8月25日)まで、あと「124日」。

試験前日まで17週間と5日です。

あなたは、1週間平均で何時間、

正味の勉強時間を費やしていますか?

それに17を掛けると……、

あと何時間かけて合格レベルに持って行ったらよいかが分かりますね!

(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)

 

さあ、今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう!

 

【もくじ】 

 

昨日のふりかえり

昨日は、合算対象期間を整理しました。

どのような期間が合算対象期間とされるんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「①これまでの年金制度の変遷の中で国民年金に任意加入しなかったり、

 ②国民年金の被保険者の対象となっていなかった期間。」

でしたね。

 

夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?

記憶のコツは、

コンパクトな情報を常に繰り返すことです!

 

もちろん、そのまえに、テキストなどの

情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること

も大事です。

 

分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの

受け身な勉強では記憶は身につきません

受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、

今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、

11月に合格している自分の姿をイメージできますか?

今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?

  

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

今日は「老齢基礎年金」のうち「年金額」(国年法27条等)を整理します。

「老齢基礎年金の支給要件の特例」は参考問題のため、飛ばします。

 

さて、僕が持っているクレアール過去問集(2019年度向け)には、

「年金額」の過去問は、中見出しで「老齢基礎年金の年金額」「改定率」に分かれていて、

「老齢基礎年金の年金額」が7肢(類題含めて9肢、それとまるっと2問)、

「改定率」が1肢(参考問題が2肢)、載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「老齢基礎年金の年金額」は 「5個」の知識、

「改定率」は「1個」の知識で、パーフェクトだとまとめました。

 

みなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

国民年金の被保険者期間に係る保険料納付状況が以下のとおりである者(昭和25年4月2日生まれ)が、65歳から老齢基礎年金を受給する場合の年金額(平成31年度)の計算式として、正しいものはどれか。
国民年金の被保険者期間に係る保険料納付状況】
・昭和45年4月~平成12年3月(360月)・・・保険料納付済期間
・平成12年4月~平成22年3月(120月)・・・保険料全額免除期間(追納していない)
A 780,100円×(360月+120月×1/2)÷480月
B 780,100円×(360月+120月×1/3)÷480月
C 780,100円×(360月+108月×1/2+12月×1/3)÷480月
D 780,100円×(360月+108月×1/3+12月×2/3)÷480月
E 780,100円×(360月+108月×1/3+12月×1/2)÷480月」

(平成27年度問10改)


この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「老齢基礎年金の年金額はどのように計算されるか?」ですね。

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

年金額計算式

「ただし平成21年3月分までは、全額免除は6分の2、4分の1納付は6分の3、半額納付は6分の4、4分の3納付は6分の5にて、それぞれ計算。」

ですね。

 

整理の視点

上記の計算式は、保険料納付済期間と保険料免除期間の月数の合計が480月に満たない場合のものです。

 

テキストには、保険料納付済期間と保険料免除期間の月数の合計が480月以上の場合の計算式も載っているかと思いますが、過去問出題歴がないので、割愛します。

考え方は、保険料を一部納付したそれぞれの免除期間の月数から計算上の月数を引いたものに、それぞれ3/8、2/8、1/8を掛けるというものです。

 

話を戻して、過去問出題歴のある方は、少し難しいかもしれません。

ただ、保険料免除期間の年金額への反映のしかたさえ理解してしまえば楽勝です。

 

考え方としては、保険料納付済期間の年金額への反映率を1とすると、4つある免除期間のすべてで半分は国庫負担によって賄われています。

残りの半分は、被保険者が負担した保険料が反映されています。例えば、4分の1免除の方は4分の3は保険料を納めているわけですから、半分の国庫負担と残り半分のうちの4分の3を合わせたら全体の8分の7になりますね。

 

言葉で書くとこんな風になりますが、実際には棒グラフなどを使って手を動かしながら考えるとバッチリ理解できます。

丸暗記をするよりも、手を動かして身体で覚えた方が、問題への対応力が違いますよ。

 

それと、今日の問題、一瞬「ゲゲッ! 計算問題やん(>_<)」ってひるんだ方、

出題者の思うつぼかもしれませんよ。

 

今日の問題は、一見、計算をさせるような見かけですが、実際には掛け算や足し算をしなくても答えは出ますよね?

要は、どんな手順で計算をすればよいかの知識しか問われていませんから。

 

なので、僕は計算問題は「手順の知識を問う、知識問題だ。」と考えています。

手順なのですから、実際に手を動かすフローなわけです。

これは、順番を整理して理解し、実際に練習することで身につきます。

計算問題が苦手な方は、①順番の理解、②実際に練習することのどちらか一方、又は両方をおろそかにしているだけです。これからの取り組み次第でいくらでも挽回できますね。

 

あなたは、どのように取り組んでいますか?

 

今日のまとめ

今日は、老齢基礎年金の年金額を整理しました。

また、計算問題への取り組み方についてもお伝えしました。

 

あなたは、今日の記事から何を学び、何を実践しますか?

 

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質問にお答えします~誰にもバレないコツを教えます~

ある方から、こんな質問をいただきました。

「無料の勉強法相談会に申し込みたいのですが、

何を相談したらいいかが分からないんです(>_<)。」

 

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そりゃぁ、確かにそうだ!!

 

何を聞いたらいいかが分からないと思っていたら、

「こんなことを聞いたら、悪いんじゃないか?」とか、

「叱られるんじゃないか?」とか、

「しょーもないと思われるんじゃないか?」とかって、感じますよね。

 

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というか、僕の方から質問して、

あなたが解決したいことを引き出します。

 

ひょっとしたら、雑談っぽく進めるかもしれません。

話しているうちに「あー、それを聞きたかったんだー。」ってなることもあります。

 

とりあえずモヤモヤしたものを抱えているのであれば、

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なので、迷っているのであれば、

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あなたの時間を有効活用しましょうよ。

 

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今日も大ボリュームな記事にお付き合いいただいて感謝しています。 

  

読んでくださって、ありがとうございます。

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