みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
今日は、シリーズ「やってしまいがちなNG勉強法」の⑧を解説しますね。
その⑧
本試験での出題可能性の低いところに拘ること(重箱の隅をつつく勉強)
複数回受験の方で、比較的高学歴な方に多い傾向です。
社労士の試験は、単純記憶を問われる問題がほとんどです。
例えば、
「傷病補償年金の支給要件は何ですか?」とか、
「任意継続被保険者の資格要件は何ですか?」とか、
「雇用保険の被保険者が離職した時には、どこに、いつまでに、どんな手続きをしに行けばいいですか?」
といった具合です。
もちろん、設問の文章は、こんな単純な表現ではありません。
ただ、問われていること=論点は、結局、こんなことです。
話を戻しましょう。
社労士試験は、単純記憶を問われます。
しかも、基本的事項を繰り返し問われます。
いわゆる「頻出項目」ですね。
その一方で、20年に一回出るかどうかという超マニアックな論点があります。
安衛法に多いですね。「~~~則」からの出題みたいな。
テキストにも載っていない。
その辺の細かいところに気が向いてしまわれる方が、いらっしゃいます。
けれど、頻出項目はポロポロ失点する。
なので、受験が長期化する。
きっと真面目なのでしょう。
試験は「いい点数=満点」を取らないと気が済まないのかもしれません。
ただ、社労士試験は、7割取れば受かる試験です。
しかも、基本の頻出項目を完璧に仕上げていけば7割取れます。
超マニアックな論点は、合格した後、実務でみっちり勉強すればよいのではありませんか?
あなたの受験のゴールは何ですか?
満点を取ることですか?
知的好奇心を満たすことですか?
合格して、社労士の資格を活かして、バリバリ仕事をすることですか?
しかも、社労士試験は年1回しかありません。
そのために、あなたの貴重な時間は何100時間と費やされますよね?
その分、残りの人生で、やりたいことにかけられる時間は減っていきます。
次のステップで活躍できる時間は限られています。
だったら、一刻も早く、次に行ったほうが良いのではありませんか?
今日も読んでくださって、ありがとうございます。