みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
昨日は、最短最速勉強会の大阪クラスの日でした。
勉強会中の様子は後日。
勉強会が大盛り上がりだったのは言うまでもありませんが、
その後の新年会も大盛り上がり、
なかなか聞きにくいことの大質問会になってました。
ついでに2次会も行ったりして………。
今年の勉強会も大量合格間違いナシです!
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
本試験(令和2年8月23日)まで、残り224日(32週)です。
1日1日を大切に過ごしましょうね。
仮に1週間平均の勉強時間が20時間だとすると残り時間は約640時間です。
あなたを追い込むつもりは1ミリもありませんが、ゴールからの逆算で、どのくらいの時間をかける必要があるかはシビアに見積もった方がいいと思います。
また、「時間がない or 足りない。」と気が焦り気味な方は、1日及び1週間の時間の使い方を棚卸ししましょう。
まさか、睡眠時間、お仕事の時間、ご飯の時間、家事の時間、家族との時間以外に30分程度まとまった時間や5~10分のスキマ時間が全くないという方はいらっしゃらないでしょうから、勉強時間の確保はできるはずです。
また、少しであったとしても勉強に割けられる時間当たりの生産性をあげることも必要でしょうね。
勉強時間の確保や環境の整備は、あなた自身がやると決めてやらないことにはどうにもなりません!
いつまでたっても「時間がない。」「家のことが」などと
できない理由を挙げている方は、合格する覚悟ができていませんよ!
机の前に座るだけが勉強ではありません。
5分、10分でもいいから勉強する習慣を身につけましょう!
座って勉強できる間がないのであれば、立ってでも勉強しましょう。
できない理由をいくら挙げたとしても勉強は進みません。
また、効率の良い勉強は頭の中であーでもない、こーでもないと考えあぐねたとしても答えは出ません。
実際に試してみて自分流に使いこなせ、かつ、学んだ内容が残っているように微調整していくものです。
あなたがやりたいことは、勉強できないことへの不満をタラタラこぼすことですか?
それとも、腹をくくって勉強に集中することですか?
とはいえ、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。
でだ、あなたは、1週間平均でどれだけ、
脳みそに汗をかく「正味の」勉強時間を費やしていますか?
(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)
焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、
ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?
大事なのは、毎日1%ずつ成長することだけです。
本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう!
想像してみてください。本試験が終わったときの瞬間を。
その時、どんな感情に浸りたいですか?
このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。
【もくじ】
昨日の振り返り
昨日は「技能習得手当」を整理しました。
技能習得手当の不支給事由は何でしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「離職理由による給付制限期間中などであり、基本手当を支給しないこととされる期間については、技能習得手当及び寄宿手当は支給されない。」
でしたね。
あなたは、昨日勉強してストックした論点知識を
夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?
記憶のコツは、
コンパクトな情報を常に繰り返すことです!
1回で覚えたつもりになってはいませんか?
もちろん、そのまえに、テキストなどの
情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること
も大事です。
それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。
ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。
分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの
受け身な勉強では記憶は身につきません。
受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、
今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、
11月に合格している自分の姿をイメージできますか?
今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は、「一般被保険者以外の求職者給付1」のうち「高年齢被保険者の求職者給付」から「高年齢被保険者」(雇用保険法37条の2)、「高年齢受給資格・高年齢求職者給付金」(雇用保険法37条の3、37条の4)を整理します。
僕が持っているクレアール過去問集(2020年度向け。)では、
「高年齢被保険者」が3肢、
「高年齢受給資格・高年齢求職者給付金」が15肢(それと選択式が3問。)、載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「高年齢被保険者」は「2個」の知識、
「高年齢受給資格・高年齢求職者給付金」は「7個」の知識でパーフェクトだとまとめました。
その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「高年齢求職者給付金の額は、その者が一般被保険者であったならば支給されることとなる基本手当の日額に基づき計算され、被保険者であった期間が1年未満の場合は基本手当の日額の【 A 】日分、被保険者であった期間が1年以上の場合は基本手当の日額の【 B 】日分である。」
(平成16年度選択式)
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「高年齢求職者給付金の額はいくらか?」
ですね。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「被保険者であった期間が1年未満の場合には基本手当の30日分、1年以上の場合、50日分。」
ですね。
整理の視点
ロジックは全くなく、数字を覚えるのみの論点知識ですね。
なので、覚え方としては、
「Q:高年齢求職者給付金の額はいくらか?
A:被保険者であった期間が1年未満の場合には基本手当の30日分、1年以上の場合、50日分。」
を京大式カードに書いたり、ICレコーダーに録音して持ち歩いて、スキマ時間などに何回か繰り返して思い出せば覚えられます。
たまに「数字が覚えられない。どうしたらいいですか?」と質問される方がいらっしゃいますが、話を聴いてみると、こうした覚えるためのアイテムを用意していなかったり、そもそも情報を整理していなかったりしているのが原因だったりします。
そりゃぁ覚えられませんわ!
このブログで何度も書いていることですが、試験問題を解けるように記憶するためには、過去問を解くことで得られる情報を自分なりに覚えやすく加工することが、真っ先に必要で、その後に何回も繰り返して思い出すことが不可欠です。
その中でも数字は理屈はほとんどなく、覚えるだけで得点できるものなのですから、繰り返しがどれだけできるかです(中には理屈をつけて覚えられるものもありますが。)。
もちろん、社労士試験は記憶することが多いですから、数字ばかりに時間を割けないということもあるかもしれません。
ただ、本試験の約4割は数字を問うものが出題されますから、苦手という方は克服すべき課題なのではないでしょうか?
それを見て見ぬふりをしたり、無理やり暗記したりするのはお勧めしません。
最終的にどう向き合うのかは個人の問題ですが、いつまでたっても「できない。覚えられない。」とかわいそうな自分を演じるのってツラくないですか?
抜け出すコツは、一気に全部できるようになろうとすると、ゴールが遠く感じてしまい、気持ちが萎えますから、小分けにして徐々に覚えていることを増やすことです。
そのために、1日の勉強時間の中で、数字だけを覚える時間を作りましょう。5分でも10分でも構いません。
例えば初日に5つ覚えたなら、2日目は初日の分を思い出してから2日目に覚える分を覚える。3日目は初日・2日目の分を思い出してから3日目の分を思い出す………、ということをやっていきましょう。
で、しょっぱなにやる気が出ないのであれば、30秒間だけ身体を思いっきり動かして「ハーハー、ゼーゼー。」になるくらいのハイな状態にしてから取り組んでください。
私たちの体と心は、やる気のスイッチが入らない限りダラダラと物事を進めてしまう習性がありますから、自分なりのスイッチの入れ方を見極める必要があります。
さあ、ここまで読んだあなたはどうしますか?
やってもいいですし、やらなくてもいいです。
ただ、今のままでいいのかどうかは、あなたが決めることです。
自分自身と向き合ってみてくださいね。
今日のまとめ
今日は、「高年齢受給資格・高年齢求職者給付金」を整理しました。
また、数字の覚え方のコツついてもお伝えしました。
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
コメントはアカウントなしでも投稿できますが、承認制です。
質問や要望もOKですが、内容の誤りに対する指摘なのか、ご自身の理解を確認したいのか、要望なのか、感想などなのかが判読しにくいものについてはスルーいたします。
例えば、誤りを指摘するのであれば、該当箇所を引用し「記事には『~~。』と書いてありますが、自分は『………。』だと思います。いかがでしょうか?」と尋ねていただかないことには回答のしようがありません。
また、解説文は、考えればわかることにはいちいち言及していませんから、ご自身の理解を確認したいのであれば、やはり記事の該当箇所を引用し「記事の『~~。』からは、自分は『………。』と理解しましたが、合っていますでしょうか?」と尋ねていただければ回答することはできます。
回答するからには手間がかかります。書き込みの趣旨をこちらが考えて回答しなければならないような無用な手間はかからないようにご配慮ください。
さらに、ネットという匿名性の高い媒体であるとはいえ、名乗りもせずにいきなり質問めいたことをされても回答する義務はこちらにはないと考えておりますので、人にものを尋ねる態度については社会人としての節度をお守りください。
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導入マニュアルをお送りしますので、その通りにやればほぼどなたでも使いこなせます。
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