みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
本試験(8月25日)まで、あと「56日」。
試験日まで8週間です。
あなたは、1週間平均で何時間、
正味の勉強時間を費やしていますか?
それに8を掛けると……、
あと何時間かけて合格レベルに持って行ったらよいかが分かりますね!
(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)
焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、
ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?
なにも、「今日からフルスロットルで走れ!」なんてことは言いません。
ただ、毎日1%ずつ成長することだけでいいんです。
さあ、今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう!
【もくじ】
昨日のふりかえり
昨日は、年金の支払期間及び支払期月を整理しました。
年金の支払期月はいつでしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「原則:毎年偶数月の6期に、それぞれその前月分までを支払う。
例外:前支払期月に支払うべきであった年金又は権利が消滅した場合若しくは年金の支給を停止した場合におけるその期の年金は、支払期月でない月であっても、支払われる。」
でしたね。
夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?
記憶のコツは、
コンパクトな情報を常に繰り返すことです!
もちろん、そのまえに、テキストなどの
情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること
も大事です。
分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの
受け身な勉強では記憶は身につきません。
受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、
今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、
11月に合格している自分の姿をイメージできますか?
今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は「給付通則」のうち「未支給の保険給付」(厚年法37条)、「年金の支払の調整」(厚年法39条)、「充当」(厚年法39条の2)を整理します。
さて、僕が持っているクレアール過去問集(2019年度向け)には、
「未支給の保険給付」は8肢(類題含めて12肢)、
「年金の支払の調整」は5肢(類題含めて6肢と参考問題が1肢)、
「充当」は3肢(類題含めて4肢と選択式が1問)載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「未支給の保険給付」は「3個」の知識、
「年金の支払の調整」は「1個」の知識、
「充当」は「1個」の知識で、パーフェクトだとまとめました。
みなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「保険給付の受給権者の死亡に係る未支給の保険給付がある場合であって、当該未支給の保険給付を受けるべき同順位者が2人以上あるときは、当該同順位者の数で按分した額をそれぞれに支給する。」
(平成23年度問2A)
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「未支給の保険給付を受けるべき同順位者が複数いるときの支給額はどうなるか?」ですね。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「未支給の保険給付の受給権者の1人に対してした支給は、全員に対してしたものとみなす。」
ですね。
整理の視点
ロジックとしては難しくはありませんね。
わざわざ実施機関の方で按分支給してくれるわけではないということです。
これは、労災、雇用、国年、厚年共通ですね。
同順位者の権利は平等なので、変に「常識的に言って按分支給だろう。」なんて乱暴に考えてしまうと、足をすくわれますよ。
また、「1人のした請求は、全員のためその全額につきしたものとみな」されるので、「請求も受け取りも同順位者で窓口一本化されている。」みたいな覚え方をすればよいでしょう。
残りのテーマの「内払」と「充当」は、それぞれ、国年と労災で整理済みなので、この機会に思い出してください。
特に「この場面やフレーズが出てきたら、結論はこれ!」ってのは、完璧にマスターできましたね?
過去問はこうやって本試験への知識に変える~国民年金法㉛~ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
過去問はこうやって本試験への知識に変える~労働者災害補償保険法⑰~ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
残り日数からすると、この辺の論点は目をつぶっていても楽勝で解けるようになっているのが目安です。
あなたの今現在の過去問集正答率は何%くらいですか?
もちろん、〇☓当たっているかなんてどうでもよくて、論点が何かが読み取ることができ、それに対応した正しい知識が思い出されたうえでの正誤判断が正しかったかで判断してください。
数値化できるものは、改善できます。また、弱点も浮き彫りになり、残りの期間の課題も明確になるので、やるべきことがはっきりします。
やるべきことがはっきりするということは、四の五の言わず勉強するという原動力になります。
今更、「モチベーションが上がらない(;O;)」という気分の方は、課題を見失っているか、見て見ぬふりをしているかのどちらかではないでしょうか?
ボーっと解いていて、〇☓当たっているだけの解き方だったり、現在の到達度が見えていないようでは、前途多難ですよ~。
今日のまとめ
今日は、未支給の保険給付について整理しました。
また、ちょうど8週間前の「喝!」も入れました。
あなたは、今日の記事から何を学び、何を実践しますか?
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
もちろん、質問や要望もOKです。
(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)
ランキングにも参加しています。
バナーをそれぞれポチットしていただけると嬉しいです。
応援、ありがとうございます!!
質問にお答えします~誰にもバレないコツを教えます~
ある方から、こんな質問をいただきました。
「無料の勉強法相談会に申し込みたいのですが、
何を相談したらいいかが分からないんです(>_<)。」
なるほど!
そりゃぁ、確かにそうだ!!
何を聞いたらいいかが分からないと思っていたら、
「こんなことを聞いたら、悪いんじゃないか?」とか、
「叱られるんじゃないか?」とか、
「しょーもないと思われるんじゃないか?」とかって、感じますよね。
ご安心ください。
僕とあなたとの個別相談は、
何でもアリです。
というか、僕の方から質問して、
あなたが解決したいことを引き出します。
ひょっとしたら、雑談っぽく進めるかもしれません。
話しているうちに「あー、それを聞きたかったんだー。」ってなることもあります。
とりあえずモヤモヤしたものを抱えているのであれば、
吐き出すだけでも、大分スッキリしますよ。
なので、迷っているのであれば、
まずは申し込んでください。
コメント欄に「申し込みしましたよ~~。」と書かれなくても、
この申込フォームに必要事項を記入してポチッとするだけで、他の誰にも知られず、相談することができます。
あなたの時間を有効活用しましょうよ。
僕への遠慮は要りません(^.^)
進め方は「zoom」というオンラインテレビ電話を使い、1対1でお話を伺います。
こんなイメージです。(オフィシャルHPよりリンク)
もちろん、秘密厳守です。
zoomの使い方が分からない方には導入方法を教えます。
時間は1時間。1時間よりも短くてもかまいません。
ご希望の日時をお聞かせください。
僕の都合と合う日時での調整を行います。
ただ、少しずつではありますが、お申し込みが増えてきたので、
調整が難しくなりつつあります。
切羽詰ってから質問するよりも、少しでも余裕のあるうちに話を聴いた方が、
身に付けるための時間はありますよね。
内容は、お申し込みの際、事前アンケートにご記入いただき、
その内容で進めていきます。
「こんなこと聞いちゃいけないんじゃないか?」とか一切ありません。
とっとと合格するには、一人で悶々としているよりも、
経験した人から話を聴くのが早道ですよ。
費用は無料。
その後で、ご興味があれば、個別特訓メニューのご案内もします。
ご希望の方は下記のアンケートフォームからお申し込みください。
日時の決定は早いもの順です。
お気軽にお申し込みください。
今日も大ボリュームな記事にお付き合いいただいて感謝しています。
読んでくださって、ありがとうございます。