みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
昨日「9月なのに暑いですね~。」って書いたのに、京都は8月までとは打って変わって35℃くらいにしかならず「あれ?なんか涼しい(^○^)」って感じました。
普段、どんだけ暑いところにいるんだべって感じですね。
ちなみに住まいのトレーニングルーム(といっても玄関扉を出た共用スペース。)の気温は37~8℃なので、バーピーやクランプの度に汗だくです。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
dojisukeさん、読者登録ありがとうございます。来年の本試験までごゆっくりお付き合いください。
僕はこんな人です。
さて、今日もリスタートの前に気を付けることについて書いていきます。
【もくじ】
毎日のゴールを決める
僕は、勉強法の話をするときに「あなたは、毎日の勉強を始める前に、その日のゴールは設定していますか?」と質問をすることがよくあります。
たいていの答えは「2時間勉強するようにしています。」とか「WEBの講義を聴いて該当箇所のテキストを読んでから過去問を○○ページ解くようにしています。」です。
う~ん、これってタスクでしかなく、ゴールとは言えないんですよね~。
もちろん、定量的な(数値化できる)ものなので、ゴールだと思って設定しやすいんですが、ただこなすだけのものになりやすいんですよね。
例えばです。「平日は毎日2時間勉強する。」というゴールを決めたとします。実際に勉強できる日もあれば、1時間しかできない日もあるでしょう。
その結果として、残るものって何でしょう?
「今日は2時間勉強できた。」とか「今日は時間が足りなくて1時間しか勉強できなかった。」という事実くらいですよね。
勉強したことによる、あなた自身の成長や、本試験で問題が解けるようになるための情報をどのように加工したかといった達成状態を見据えて勉強している方って、意外と少ないんです。
なので、時間単位当たりの効率も悪いし、勉強した内容の歩留まりも悪い。
つまり、一定時間机に向かってテキストを読んで過去問を解いたり、移動しながら講義を聴いたりしている割には、成果としての本試験に持って行く論点知識があやふやだったり、翌日であったとしてもほとんど忘れてしまったりしてしまうんです。
特に択一の点数が合格基準に達したことのない方にこうした傾向は多くみられますね。
一方で、短期で合格される方は、毎日の目標設定が明確で、達成状態に常に気を配っていますので、効率もいいですし、記憶の歩留まりもよい。
じゃあ、どんなことをしているかというと、2年目以降の僕の場合は、その日の勉強を始める前に大体終わらせる範囲をざっと決めていました。例えば労基の初っ端でしたら、「労働基準法の基本原則」の箇所の過去問論点のデータベースを作るという感じです。ここまでは定量的な話です。
それに加えて、例えば「均等待遇で差別的扱いをする理由として限定列挙されているものを暗記せずに覚えるには、どういった工夫をすればいいかを考えて身に付ける。」といった定性的なものも目標として設定していました。
こうすることで、自分が問題が解けるようになるためのネックになっていることが明確になりますし、どんなテーマについて脳みそに汗をかけばいいかが明確にもなります。
さらには、思考すべき内容にフォーカスしていますから、予備校の講義を視聴するときも、既に分かっていて聞き流す程度のものでいいところ(実際に聴きながら、自分の言葉でならどう言うかを考えながら聴いていました。)と、講師のコメントから自分の課題を解決できるヒントがないかと耳をダンボにして聴くところのメリハリも付きます。
で、その後にテキストを読むときにもモヤッとしているところを重点的に読んで、「これってどういうこと? もっと簡単に言うとしたらどういうこと?」って思考をしますから、結果として定性的な目標が達成できるようになります。
さっきの例でいうと、均等待遇の限定列挙は「国籍、信条、社会的身分」ですが、これを丸暗記するのはできなくはないけれど味気ないですし、何について差別的待遇を禁止するのかも覚えてしまうと楽だなと考え、ここはバカバカしいゴロ合わせを作りました。
ちなみに「金土の、コックは新庄、じゃあ快適。(ところが、)チンギス・ハン、路地で籠城」 です。
金土=均等(待遇)
コック=国籍
新庄=信条
じゃあ快適=社会的(身分)
チンギス・ハン=賃金
路地=労働時間(ろうどうじかん)
籠城=労働条件(ろうどうじょうけん)
ダジャレみたいなもんですが、これで記憶したいことは網羅できていますし、何のゴロ(金土=均等)かも判別できるようにしてありますから、完璧です。
バカバカしいのに覚えられて、試験問題もバリバリ解けましたので、達成感も感じられます。
で、こうしたゴロを作ったことで、定性目標が達成され、その日の課題が克服できたことになります。
あとは問題を何回か解くときに思い出せば済むだけです。
こうした小さなゴールを毎日設定して、毎日達成していった結果が、2年目以降の択一合格基準を超え続けた理由だと思っています。
何も難しいことをしましょうと言っているのではありません。
その日勉強する範囲の中で、モヤッとしていて気持ち悪いなと感じていることをピックアップして、クリアしていくだけ
でいいんです。
僕が決めた他の課題だと、「雇用保険法の『算定対象期間』と『算定基礎期間』、『被保険者期間』と『被保険者であった期間』の言葉の意味が区別が全く歯が立たないから、人に説明できるくらいにかみ砕いて理解しよう。」とか、
「労災保険法の給付基礎日額の原則と例外の関係がよく分からないから、人に説明できるくらいにかみ砕いて理解しよう。」とか枚挙に暇はありません。
正直、めちゃくちゃ大変でした。
けど、その日の勉強でスッキリした内容を予備校からの帰りながら復唱し、寝る前と起きたときにも復唱していると、とてつもない達成感を感じられるようになりました。
もちろん、自信にもつながりますし、模試などの点数もよくなりますから、勉強が楽しくなり、どんどん地力がついていきます。
結果として択一合格基準を超えるようになったんです。
「今日は、労基の変形労働時間制を勉強しました。」といった上っ面だけのゴール設定ではなく、
「今日は〇〇について覚えやすくなる工夫をして~~~と覚えるようにした結果、問題が解けるようになった。」といった積み重ねをするために、毎日の定性的なゴールを決めることをお勧めします。
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