みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
kimufuさん、読者登録ありがとうございます。ぼちぼちお付き合いください。
僕はこんな人です。
さて、今日もリスタートの前に気を付けることについて書いていきます。
【もくじ】
スケジュールを立てる
さて、来年度の本試験の日は8月22日で一番早い第4日曜日!
今日を含めると残り354日(50週と4日)です。
週平均の勉強時間が約20時間の場合、残り時間は1000時間ちょっとですね。
実際には見積通りの勉強時間は確保しにくいでしょうから、時間的なリソースはもっと少ないです。
で、今年の本試験の振り返りをして、もう既にできていること、あるいは知識として完璧になっていてあとは定期的なメンテナンスをするだけでOKなところと、逆に今年はできていなくて、あるいはあやふやだったり無理やり暗記したような課題となっている論点知識の炙り出しはお済みですか?
また、知識ではどうにもならない選択式のびっくり問題対策を含めた現場思考の課題や、時間配分等の当日の得点戦略の見直しはお済みですか?
スケジュールを立てるうえで、克服すべき課題を鮮明にしておくことの重要性はお分かりだと思いますが、じゃあ、実際にどんな時間経過によって克服して本試験を迎えたらいいのかって、意外とアバウトに考えている方が多いように感じます。
ほとんどの方は、予備校のスケジュールに乗っかってくらいな感じではないでしょうか。
それはそれとしていいのですが、ただただ送られてくる資料や順次配信されてくる動画をこなすだけの受け身的なもののように感じるんですけどねぇ。
しかも、昨日の記事にも書きましたが、どんなことをいつまでにできるようになっているのかという、明確なゴールがあるとも思えないんですよね。
それで毎日の小さな積み重ねと自分の成長が感じられて、合格可能性のアップと自信につながっていくんでしょうか?
もちろん、1日単位や時間・分単位での細か~いスケジューリングをせよといっているのではありません。立てるだけでもしんどいですし、立てたこと自体で満足してしまい、結局、実行されずに終わる可能性も高いです。
では、どうしたらいいかというと、僕が3・4回目の受験の時にやっていたのは、本試験当日までを大まかに4期に分けてその時々の達成度を測るのと同時に、週単位で達成度を測っていました。
まず、試験直後から予備校の講座が始まるまでの間(クレアールの上級者向けコースだったので講義のスタートは合格発表後。)は、本試験問題の再現を基に失点した問題について、失点のパターン別にどのように記憶したら同じ論点が再度出題されたときに同じミスを防ぐことができるかをひたすら考えて、2年目の受験の時に仕上げた過去問論点知識のデータベースを修正していました。
併せて、苦手感のある論点知識を洗い出し、「どう覚えたら、もっと楽に覚えられて、問題が解けるようになるだろうか?」と考えて、過去問データベースを修正していました。
ちなみに、2回目の受験に向けた準備のときは、本試験直後から初学のときの過去問集を最初から解き直して、データベース作りを始めていました(途中から2回目の年度向けの過去問集に切り替え。)。
最終的には2回目の受験直前ギリギリまでこの作業が続いて、勢いそのまま本番を迎えたという感じでしたね。
4回の受験のうち、この年が量的にも質的にも一番勉強したと思います。また、択一の合格基準にも達したので、正しい勉強法がとれたのだと思います。
話を戻しましょう。
スケジューリングの1期目は、本試験直後~合格発表後の講座開始までの時期で、本試験問題及びその年には出題されなかった弱点分野の過去問論点知識の補強を行っていました。
本試験後、間もないので、記憶はまだ鮮明ですし、時間的に最も余裕のあるうちに時間をかけて苦手分野を克服したかったからです。
これらのことを週単位でやるべきことを決め、その進捗状況と達成度は記録を取っていました。
記録を取ることで、自分の現在位置が分かり、「あと、何をどれだけしたらよいか。」が分かるので、迷いもなく勉強を続けることができました。
予備校講義が始まって、そのインプット講義(クレアールだったら答練マスター)が終わるまでの間が第2期で、だいたい3月いっぱいまでです。
この間は、ひたすら過去問を解いて、データベースの確認作業と、過去問論点を暗記せずに記憶するための工夫をしていました。
このときも週単位で、第1期と同じことをしていました。
また、毎日同じことを続けると「単なる作業」に陥ってしまう可能性があったので、1日の勉強時間内にやることを分けたのはもちろん、敢えてボ~っとする時間や、早く切り上げて映画を観に行ったり、友達と飲みに行くことは戦略的に予定に組み込んでいました。
リフレッシュも何となくではなく、計画的に組み込んでいましたね。それで、緊張の糸をほぐしていました。
4月半ばあたりから7月いっぱいまでが第3期で、ここから過去問解きまくり期です。
第2期でおおかた過去問論点データベースが出来上がっているので、2巡目以降の過去問解きは、インプットのためではなく、解くことで記憶の定着を強くするのが目的です。
本試験で解くのと同じような感覚で、瞬時に論点が何で、どんな知識をアウトプットしたら根拠をもって正誤判断ができるかを訓練し始めました。
また、正答率(最終目標は本試験前日で98%の正答率。)も記録し、その時点での到達を可視化しました。
さらに、鬼門だった選択式対策のため、今は絶版となった「選択式マスター」を購入し、「知識ではどうにもならない問題」への備えとして、テクニックの訓練も始めました。
加えて、労働経済対策講義を受講し、白書対策もボチボチ始めました。
この期は択一対策80%、選択式対策15%、白書対策5%くらいの力配分でした。
で、7月末までに4回転くらい廻しました。正答率も当初は7割程度だったものが9割くらいまで上がってきました。
模試は本番の練習でしかないという考えだったので、クレアールのを1~2回しか受けていません。丸1日つぶす意味がないと考えていたからです。
もちろん、暗記に走らないための記憶の工夫はこの時期も続けていましたし、計画的にサボることもやっていました。
8月が第4期で、超直前期です。
やったことは、第3期と同じですが、とにかくできないことはない状態で本試験を迎えたかったので、毎日脳みそに汗をかいていましたね。
できない問題がどんどん減っていく(=正答率が上がる)ので、テンションもどんどん上がりましたし、「矢でも鉄砲でも持って来い!」状態でしたね。
最後の1週間なんか、2時間の勉強時間で、過去問集5分冊を3~4回廻してましたもの(それだけ残った問題が少ないということ。)。
どうです? イメージ湧きましたでしょうか?
それと、各期の1週間の予定には、もちろん予備の時間を設け、遅れを取り戻すための時間も確保してましたからね。
そうそう、自分の思い通りに進むことはありませんから。
ただ、突発的な出来事に流されてしまうのは避けたかったので、締切は自分の中に設けていました。
で、それが達成できたら、自分へのご褒美はしっかり渡していました。これによって、次もやり遂げようとする仕掛けにしていました。
みなさんは、どのようにスケジュールを組み、それを管理・修正していますか?
何となく時間を過ごすだけだったら、誰でもできます。
まず大事なのは、正しいやり方を知ることです。そして、何か1つでもいいので、実践して、そこから自分に合うようにカスタマイズすることです。
ただ、こうやって書いたとしても、実際に行動に移されるのって、せいぜい2割の人です。
多くの人は「ふ~ん。いい話聴けた。」止まりで、何もしません。
今までと同じことをするのって楽なんで、その方がいいんでしょうね。ただし、来年の合格には程遠いでしょうね。
複数回受験者で、択一の合格基準に達したことのない方は勉強方法が間違っているというのが僕の考えです。
今までのスケジュール管理や、目標管理も含めた勉強のやり方がマズイので、結果につながらないのです。
例えば、ゴルフを始めるにしても、ダイエットをするにしても、(科学的に)正しい方法を知って実践する以外に成果を出す道はないと分かっていてもやらないのは、変えない方が楽だからにすぎません。
人間って、僕も含めてそういう風にできているんです。
けど、「何が何でも社労士になって、活躍する!」のであれば、今まで籠っていた殻から抜け出す必要があるのではないでしょうか?
それを決めて、行動するのはあなたです。
さあ、どうしますか?
明日からは、インプット&アウトプットにまつわる話をします。
まだまだ辛口の記事は続きますよ。
お知らせ
オンラインお疲れさん会、9月6日日曜日の19~21時に開催します。
参加希望の方は、下の申込フォームからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdVthxRCkCMiW-kk8TEm2AsAW8p3Xx-ZNT02HZUjwgU-qfI7w/viewform
内容は、ただの打ち上げ飲み会です。
費用はもちろん無料。
食べ物、飲み物は各自でご用意ください。
僕のzoom勉強会に参加された方だけでなく、最短最速勉強会の参加者の方(大阪以外も大歓迎。)、ブログの読者の方もWelcomeです。
通し参加ができなくてもかまいません。顔出し程度の参加もOKですよ~。
ただし、安心・安全な場づくりのため、本名での参加と顔出しをお願いします。
zoomの使い方は、こちらをご覧ください。
https://zoomy.info/manuals/what_is_zoom/
また、zoomを使った無料の勉強方法相談も再開します。
こちらの申込フォームからお申し込みください。
内容は、あなたが来年合格するための勉強法のアドバイスやお悩み相談ですね。
費用は掛かりませんが、お1人当たり1回限りといたします。
僕からのアドバイスや、論点知識の内容のレクチャーを継続的に受けたいという方は個別特訓をお申し込みください。
さらに、9月から有料の動画配信も企画しています(現在、鋭意準備中!)。
できればですが、全論点につき、僕だったらどう記憶するかみたいな解説動画を作ろうと思っています(YouTubeにあげたやつの全論点版みたいなイメージです。)。
こちらも乞うご期待。
令和2年度本試験向けに「You Tube動画」アップしてます。
ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。
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