はい、ど~もぉ~。おこんばんは~。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
この記事は、今年の合格発表を受けての、僕の科学的知見に基づいた独断と偏見による雑談です。
数字的なことや、今後の試験の傾向的なものは、予備校のYouTube動画をご覧ください。
例によって辛口なことも書きますんで、グサグサ来られる方もいらっしゃると思います。
それが僕の持ち味ですし、他の試験対策情報にはない強みですんで、耳触りの良い甘ったるい話や、もっともらしいことは言っているけれども、グラッドワード連発の中身スカスカの話を見たかったり、聴きたい方は、そちらをどうぞ。
でです。改めまして、
今年合格された皆さん、
おめでとうございます(*^▽^*)。
救済なしの完全合格ですよ\(^o^)/。
2年連続での救済なしでしたね。
もーね、嬉しさバクハツさせちゃいましょう。
信じられなくて、何十年かぶりにほっぺたをつねってみたなんて方もいらっしゃるのでは?
受験生生活は今日でおしまい。
今週末は3連休だから、祝杯を上げたり、前から予定していた大切な方々とのイベントだったりでしょうね。
もちろん、まったりゆったりするのもアリです。
合格体験記の執筆という課題もあるかもしれませんね。
巷に出回っている体験記の体裁や内容を参考にされるのかもしれませんが、あまりお勧めしません。
というのも、ほとんどの内容が「やったことベース」で、どこそこの予備校を利用し、過去問を解いてテキストの読み込みをしました程度のものだからです。
表面的な印象が否めません。
点の伸びに悩み、理解に苦しみ、あと1点届かなくて涙を呑んだような受験生が真に欲している内容でしょうか?
むろん、あなた自身が読まれて参考にし、実際にやった体験記の内容であればそれはそれでよいのですが、あなた自身が藁をもつかむ気持ちで読んだ体験記で、「そうか! そうすれば自分の弱点は克服できるかもしれない(゚д゚)!」と雷に打たれたようなものってありましたか?
当たり障りのないものばかりで「まあ、そうすりゃ受かるよね。」程度のものが多かったのでは?
僕が受験生だったとして、合格ホヤホヤの方に伺うんだったら、僕自身の弱点・課題に即して、それに近いものを克服された方が、どこで躓き、なぜ課題と設定し、何がきっかけで、それをどういう方法で実践したか? また、その際、どういったメンタルを保ったか?ってことですね。
だって、受験生が訊きたい・知りたいのって、自分にとってのロールモデルがどういう過程で壁を破ったかだから。
どこか遠くの、他人事のような話なんて興味ありませんよ。
そりゃあ、書き手の承認欲求を満たすことはできるかもしれませんがね。
次に、今年の受験を以て、リタイヤされるみなさん、おつかれさまでした。
辞める理由は、人それぞれにあります。
試験に対しても、自分に対しても、周りに対しても、言いたいこと、思っていることは多々あるでしょう。
「あのとき、こうしておけば(もっと勉強しておけば)よかった。」とお感じの方もいるでしょう。
去年の記事でも書きましたが、過去は変えられません。
その当時のご自身の選択が、今回の結果につながったに過ぎません。
いいも悪いもありません。
今年の試験で合格できなかったという厳然たる事実があるのみです。
それを受け止めて、どう消化するかでしょうね。
社労士試験に合格するということが、あなたのこれからの人生にとってどうしても必要であるのなら、捲土重来を期すことになるかもしれません。
そうでないならば、これも経験の1つです。
「自分は試験に負けた。」なんて思わないでください。何か学びがあったはずです。
次のステージでのご活躍をお祈りいたします。
んでもって、再始動組の皆さんに一言だけ言っておくゾ。口調も厳しいのに変えるからな。
もうとっくに入念な敗因分析は終わっているよな?
それを基に、来年度の必勝計画は策定したよな?
で、すぐに明日からでもリスタートできる準備は万端だよな?
そのどれか1つでも欠けているようでは、もう既に来年のおおよその結果は見えているといってもいい。
結局のところ、あなたが今年受からなかったのは、
①やるべきことを
②やるべき時に
③やるべきだけ
④やり切らなかった
からだ。
試験直後に再チャレンジが濃厚だった方が、まだ入念な敗因分析できていなかったり、行動計画が準備できていないなんて言語道断(; ・`д・´)。
救済待ちだったとしても、今年はその可能性はかなり薄いとの下馬評だったんだから、すぐにでも切り替えられるようにするのが合格する者が取る行動だ。
何かと理由をつけて、これらの来年度必勝ルートをやっていないってのは、今年度向けにあなたが通ってきた道ではないのかい?
その結果が、今年の不合格だったのではないのかい?
来年度も今年と同じことをやって、受かるとでもいうのかい?
耳が痛いだろ?
「てめー、エラそうに言うんじゃねぇ<`ヘ´>。」とも思うだろ?
「正論吐くんじゃねぇ! 何様だ!?」とも感じるだろ?
正論が耳に痛いことも、反発を買うのも承知の上。
私たちは、批判めいたことを向けられたときに攻撃されていると感じる生き物だからだ。
逃げたい気持ちになるのも、当然分かっているさ。
これって「闘争・逃走反応」といわれるものの一種。
ただ、受験指導の末席にいる者の経験として、これだけは言える。
目の前の厳しい現実と正面から向き合って、
それをどんなに困難が伴おうとも克服しようとして工夫を続ける受験生は受かる。
けど、
反発したり、
なかったことにしたり、
何かと理由をつけて後回しにしたり、
何の工夫もしなかったり、
結果の出ないやり方に固執する受験生は、いつまでたっても受からない。
私たちが現状維持を好み、変化に恐怖を感じるっても十分わかっているさ。
けど、この記事を読んでくれているということは、何かしら自分の勉強方法に疑問があり、それを変えたいとあなたが願っているからだと思う。
少なくとも「カリスマ受験生(=万年受験生ともいう)」にはなりたくはないよね?
このブログや、ドS勉強会、個別特訓があなたの課題克服の有効ツールになることを願ってやまない。
読んでくださってありがとうございます。