みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
来年の本試験(令和7年8月24日)まで、残り343日(49週)、
今年の合格発表まで、あと17日です。
1日1日を大切に過ごしましょうね。
再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。
まだの方は、いつリスタートするかを決めましょう。
昨日は、来年度向けドS勉強会のガイダンス勉強会でした。
リアル参加5名(他アーカイブ参加)の受験生さんと、今年の本試験問題から10肢セレクトしたものを検討しました。
今までは、「論点は何か?」「その中身は何か?」というのを当てて答えてもらっていたのですが、受験生さんとの懇談で、「どうも問題文が正しく読めていないために論点の取り違いを起こし、失点につながっているのではないか?」との思いが湧いたので、「問題文のどこをとらえて、その論点だと思ったのか?」まで突っ込んで答えてもらうことにしました。
どうやら、参加された方には刺激になったようで、「問題文のどの部分に反応したらよいかのヒントが掴めたので、普段の過去問解きにも実践します。」との感想をいただきました。
で、そんだけ密度が濃いので、いつものように予定時間はオーバーしましたが(゚Д゚;)、満足いただける勉強会になりました。
修了後の「やり切ったゼ( `ー´)ノ」ポーズの写真がこれ👇
そして、来年度向けのドS勉強会も本格始動です(いつものように告知、長いです。)。
既にお知らせしておりましたように、今週土曜の9月21日土曜日の13時から、
令和7年度合格! 社労士試験ドS勉強会①労基法
を実施します(終了予定は20時ですが、多分延びます。)。
ドS勉強会の特徴は、レクチャーよりも、参加者の各々が、既に予備校の講義を受講したり、過去問を解いたり、テキストを読んで、本試験会場に持って行くために準備した知識が使えるもののになっているかの確認をする場であることです。
知ってるつもりだったりした内容が浮き彫りになり、それを修正することで、あなたの知識はあやふやさがなくなり、忘却との戦いに苦戦することもなくなります。
また、勉強会での学びが勉強時間の大半を占める自学自習の際に役立つよう、テキストの読み方や、過去問の使い方&読み方、繰り返し思い出すコツといった勉強方法そのものについても、実際に手を動かし、脳みそに汗をかいてもらうことをして、受験生力のアップにつなげます。なので、めっちゃ頭使いますし、その分、自分事として記憶にも残ります。
とことん、本試験で戦える能力を身に付ける場だとお考え下さい。
毎回、録画をしますんで、遅刻・早退・中抜け・欠席しても後から学べます。
具体的な内容は、
①過去問の問題演習(5者択一形式と1問1答形式を併用して合計20肢。)を通じて、みなさん自身がそれまでに勉強してきたことの確認とあやふやな箇所の洗い出しを行います。
②周辺知識や類似項目の洗い出しをワーク形式で行います。
③全員参加で当てて答えてもらいますんで、たっぷり6時間以上、脳みそに汗をかいていただきます。
④また、併せて論点質問会も実施しますので、普段の学習で自力では理解できない箇所をクリアにすることができます。
参加することによって、
「論点の出し方やまとめ方、問題を丁寧に見るとはどういう事か、という勉強法が分かりました。」
「今までは過去問をひたすらに解き、テキストを眺めるだけの勉強だったが、論点を定めてから問題を読み解す過去問の解き方を身につけた。」
「視点を変えたら何も答えられない自分に気が付きました。もう少し自分なりに復習をしたら少しはコツがわかるかもしれない、という気にはなりました。」etc.
といったことが身に付きます。
また、同じ志を持った受験生同士のつながりが持て、仲間としての連帯感や情報共有、ライバルとしての緊張感を保つことができます。
独りで粛々と勉強するのもいいですが、外部刺激を受けて(僕からのは激辛デスが…。)、脳みそフル回転で汗をかく機会があってもいいんじゃないでしょうか?
勉強会についていけるかなという不安があるかもしれませんが、最初は誰でも感じることです。ただ、これまでの参加者の方々は口をそろえて「当てられて答えられなかったら悔しいし、恥ずかしい。けど、それがあるから知識を確実に記憶してスラスラ言えるようになるというモチベーションにもなったし、やり方も教わったからできるようになった。」と仰っています。
リアルの勉強会だと、移動に時間がかかったり、周りに知っている人がいなくて心細かったりしますよね。
その点、オンラインなら、移動時間は0分。参加者は時間と費用をかけてまで参加される方ですから意欲的で優しい方ばかりです。
勉強会中にも小グループに分けてのセッションや、定期的にオンライン懇親会も実施しますんで、皆さん、すぐに打ち解けられているようです。
講師はもちろん、「日本で2番目にドSな社労士受験講師」の僕です。
会場は、あなたが集中して勉強できるところ。
問題演習用の資料は、各回前日金曜日のお昼12時にPDF化したものをメールで送ります。各自で印刷して勉強会を迎えてください。
お住まいにプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントサービスをご利用ください。やり方は教えます。
いかがですか?
で、気になる費用ですが、1回あたり¥5,000とします。
また、12回分一括お申し込みの方はトータル¥60,000のところを1万円引きの¥50,000とします。
さらに、今回の労基をお試しとして参加した後、又は合格発表待ちでとりあえず労基だけ参加の後に残りを一括して申し込んだ場合も割引を適用して、残り11回分は¥45,000とします。途中の回から参加の場合でも、過去の分も含めて一括申込みされる場合には割引を適用します。
なお、欠席した場合は返金処理をせず、問題送付と録画した動画(限定公開)のURLをお送りして自習用に活用していただきます。
「お金を払ってでも学んで合格する!」
「金額以上の学びや気づきを得るんだ!!」
「来年、何が何でも合格する。そのためには恥も外聞もなくやり切る!」
という想いの方だけに来ていただき、学びを得てもらいたいんです。
実際に単発でお申込みされた方は、残りの回はリピート参加されたので、満足度は高いという自信はあります。
なお、支払方法は、指定の銀行口座(申込フォーム内に記載)への事前振込を原則とし、振込み確認ができたことをもって申込み完了といたします。
また、キャンセルをご希望される場合は、各開催日2日前の木曜日のお昼12時までとし、返金は振込手数料を除いた分をお返しします。キャンセル期限を過ぎたものについては一切返金いたしません。なお、キャンセルせずに資料送付&当日の限定動画URLのお知らせを希望される場合には、その通り対応いたします。
なお、第1回労基法の会の申し込み締め切りは、9月19日(木)の23:59といたします。
お申込みはこちらから。
奮ってお申込みください。
なお、全日程は以下の通りです。
ガイダンス | 2024年09月14日 | 国年 | 2025年03月08日 |
労基 | 2024年09月21日 | 厚年 | 2025年04月05日 |
安衛 | 2024年10月19日 | 一般常識 | 2025年05月10日 |
労災 | 2024年11月16日 | 労働横断 | 2025年06月07日 |
雇用 | 2024年12月14日 | 社会横断 | 2025年07月05日 |
徴収 | 2025年01月11日 | 全体横断 | 2025年08月02日 |
健保 | 2025年02月08日 | ENCORE | ??? |
全て土曜日の13~20時(終了予定)です。
このブログでは、来年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
また、マインドセットやスキルセットに関する過去記事は、以下のまとめ記事からご覧ください。
これまでのマインドセット/スキルセット記事のまとめ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
お待たせいたしました!
今日からいよいよ、メインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」2025年度版、スタートです!
【もくじ】
昨日の振り返り
昨日までは、激辛マインドセット/スキルセットの話をしました。
要するに、今年結果が出なかったのであれば、心持ちや勉強法に何らかの問題があるからで、来年の合格のためには、改める必要がある。けど、それには不安がつきものだし、今年と同じことをやる分には手慣れた感じがあって安心感はある。しかしながら、変化なしの現状維持は置いてけぼりを喰らうことになるから、結局のところ、あなたは来年も受からないでしょうね。どうする?ってことです。
かのウィンストン・チャーチル(英国元首相)は、こう言っています。
「成長しない者は、必然的に衰退する。」
来年度向けのあなたは、歩き慣れた道を歩み続けますか? それとも、試行錯誤しながら違うルートを辿って上昇スパイラルに乗りますか?
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は、「労働基準法の基本原理」の「基本原則」から
「労働条件の原則」(労基法1条)と
「労働条件の決定」「労基法2条」を整理します。
僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、
「労働条件の原則」は8肢(類題含めて9肢、それと選択式が1問)、
「労働条件の決定」は4肢(それと選択式が1問)載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「労働条件の原則」は「4個」の知識、
「労働条件の決定」は「3個」の知識でパーフェクトだとまとめました。
その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「労働基準法第2条により、『労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきもの』であるが、個々の労働者と使用者の間では『対等の立場』は事実上困難であるため、同条は、使用者は労働者に労働組合の設立を促すように努めなければならないと定めている。」
(令和5年度問4A)
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
このブログでは、5W1Hの疑問形になるように考えることを推奨しています。
………、
「労基法第2条には何て書いてあるか?」
ですね。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「①労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。
②労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならない。」
ですね。
整理の視点
いや~、久々の労基法の初っ端の話だ。
誰です?「毎年、この辺の勉強をするときはやる気満々なんで、進み具合も早いんですけど、第3~5条あたりになると、すぐに息切れしちゃうんです( ;∀;)。」とか言ってんのは!
それじゃぁ、日本史・世界史の初っ端のところ=古代史の何ページ目まではやたら詳しいんだけど、以後の歴史となるとからっきしってのと同じじゃないですか(´゚д゚`)。
勉強するのに「やる気」なんてものを持ち出すから息切れするんです。
習慣であれば「やる気」なんぞに依存せずとも、当たり前のように行動できます。
習慣化のテクニックは、今年の激辛記事で書きましたから、本気の方だけご覧ください。
話を戻しましょう。
今日の問題は「労基法第2条には何て書いてあるか?」ですが、あなたは、この問題、何が問われていると読みましたか? また、そのように読んだ根拠は何ですか? はい、アウトプット! あなたの思考プロセスをお尋ねしているんですから、テキストをチラ見したって答えなんぞ書いてませんゾ(`・ω・´)ゞ
………、
塚野であれば、
「労働基準法第2条により、『労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきもの』であるが、」の部分からは、「労基法第2条(1項)には、こんなことが書いてありましたよね~。正しく記憶できていますかー?」という作問者の声が聞こえ、
「個々の労働者と使用者の間では『対等の立場』は事実上困難であるため、同条は、使用者は労働者に労働組合の設立を促すように努めなければならないと定めている。」の部分からは、「労基法第2条には『同条は、使用者は労働者に労働組合の設立を促すように努めなければならない。』って定められているんでしたっけね~?」という作問者の声が聞こえます。
ウソです。そういう問いを投げかけている意味内容の文章として捉えています。
さあ、そうなると、結局のところ、この問題は「条文(本問では労基法第2条)に何て書いてあるか?」の知識が問われていることになります。
論点=問われている内容は何か?が、正しく読み取れていないと、そもそも問題に即した正しいアウトプットができませんから、根拠を持った正誤判断ができないばかりか、答えすら見誤る可能性があります。
受験経験の割に点数が伸びない方ほど「知識、知識」と騒ぎ立てますが、問題が解けない=失点するというのは、何が問われているのかが正しく捉えられていないことによる場合もあります(もちろん、問われている内容が掴めたとしても、それに対応する正確な知識がなければ問題は解けませんが。)。
内容の確認に戻りましょう。
条文知識自体は、労基法の総則部分では手垢がつきまくっている状態で、受験経験のある方なら、とっくに諳んじていて、寝てても言える状態なはずです。
もちろん、意味内容の理解を伴わない丸暗記なぞしたって、本問は解けません。
①の方は、何について? 誰が? どうする?の意味の塊から成っていることをつかんだうえで、記憶する必要がありますし、
特に主語が「労働者と使用者が、」となっていて、労基法的には特徴がある(たいていは「使用者」が主語。労働者が主語になるのは珍しい=例外的だから出題されやすい。)のだから注意が必要だという自分アラートも必要ですね。
②の方は、誰が? どうする?の意味の塊から成っていることをつかんだうえで記憶しますし、こっちも主語が「労働者及び使用者は、」となっていて例外的なものであることに加え、①の表現とも微妙に違っているのにも注意が要りますね。
で、こうやって、条文に書かれている内容を一通り思い出してみると、問題文にあるような「使用者は労働者に労働組合の設立を促すように努めなければならないと定めている。」なんてのはでっち上げだということが分かりますね。
というか、本試験会場では、いちいちこんな思考プロセスを経ることなく「そんなこと労基法2条には書いとらんわい。×。」としますが、バックボーンには、条文にはこう書いてあって、その書かれている内容には、問題文のような記載はないというのがあってこその簡略思考形です。
合格者レベルの思考というのは、一見するとスマートですが、背後にはその数倍の知識の下支えがあるんです。
このブログを活用しているあなたも、当然に、上っ面だけの知識ではなく、理解を伴った知識が脳みそパンパンに詰まっていますよね(^_-)-☆。
それと、最近の労基法の総則部分についての出題ってネタ切れですから、「なんて書いてありますか」を超えて、文言の意味内容の細かいところまで突っ込んで問うてくることもあります。
出典は、おそらくコンメンタールなのですが、わざわざ買って読む必要はありません。
学問的な興味を満たしてはくれるので面白い読み物なのですが、受験生レベルでは、その場で思考して正誤判断してねくらいの問われ方ですから、過去問を使って、「この問題、本試験会場で初見のものとして解く場合、どう思考すればいいんだろう?」という思考訓練の材料にするとよいでしょう。
あー、このブログを活用しているあなたであれば、もうとっくにやっているか(^_-)-☆。
今日のまとめ
今日は、「労働条件の決定」を整理しました。
また、論点を正しくつかまなければ、正しい正誤判断はできないということについてもお伝えしました。
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
もちろん、質問や要望もOKです。
(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)
お知らせ
この記事を読んで、「自分の勉強法ってどうなんだろう? これで来年受かれるんだろうか?」と思った方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、無料の勉強法相談をzoomを使って実施します。世界中のどこからでもお話しできます。
今やっている勉強法で、変えるべきところは変え、そうでないところはそのままで十分ですから、あなたが普段の勉強で実際にやっていることを伺って、アドバイスをします。その際、必要であれば、個別特訓のご案内もします。
お申込みはこちらから。
お1人当たり1回限りといたします。
2021年の12月に実施した選択式対策勉強会のアーカイブ動画を限定公開しています。
選択式対策をどのように事前準備したらよいかについて、ワークを交えながら進めたものです。視聴してびっくり問題対策などにお役立てください。
知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。
実際に参加した受験さんからは、
「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」
「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」
「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」
といった感想をいただいております。
長さは約4時間。費用は¥5,000です。
申込フォームに所定の記載をしたうえでお申し込みください。
選択式のびっくり問題には、もう驚かない! 選択式で基準点を満たすための勉強会申込フォーム
入金確認後、YouTubeの限定公開URLと、当日に使用した問題冊子と資料を送付いたします。
令和2年度本試験向けに「You Tube動画」アップしたものがあります。
ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。
X(旧twitter)もやってます。
フォローやリツイートしていただけると嬉しいです。
日本で2番目にドSな社労士試験対策 (@Krydpd9rkCJNKQ0) | Twitter
ランキングにも参加しています。
バナーをそれぞれポチットしていただけると嬉しいです。
応援、ありがとうございます!!
読んでくださって、ありがとうございます。