日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~国民年金法㉜~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

本来でしたら、今日が大阪の最短最速勉強会(健康保険法)の日でした。

新型コロナウィルスの影響で、残り日程が全てキャンセルになってしまったので、予定がポッカリ空いてしまいました。

そんな中、一人の受験生さんが勇気を振り絞って(本人談)、勉強会のリクエストをしてくださいました。

それを受けて、長いですが、勉強会の告知をしました。以下、引用。

 

最短最速勉強会が、残り日程すべて中止になったことに伴い、リアルで集まり、緊張感を持って勉強する機会が失われてしまいました。

合格者を中心にzoomを使って自主的な勉強会をされている方もいらっしゃるでしょう。

僕自身、なにか代替手段がないかなと考えてましたら、昨日の記事のコメントで、論点質問会的なものをやって欲しいというリクエストがありました。

ですので、「日本で2番目にドSな社労士試験勉強会 at zoom会場」を実施いたします。

内容は、3時間で問題演習と論点質問会の両方をやります。

問題演習パートは、過去問を使って、大阪勉強会方式、すなわち、その場で解き、僕が当てて解き筋を答えてもらうというやり方でやります。

論点質問会は、参加者からの疑問や問題が解ける知識を身に付けるうえでネックになっている箇所の解説を行います。

日程は全5回。いずれの回も13:00~16:00

5月23日(土):健康保険法

6月13日(土):国民年金

7月 4日(土):厚生年金保険法

7月25日(土):一般常識

8月 8日(土):横断整理&最終チェック

全回受講されてもいいですし、単発での受講も可とします。

この勉強会で得られるものは、

・緊張感を持って集中した勉強ができる。

・分からないことがその場で解消できるので、無駄に悩まなくて済む。

・わかってたつもりに気付けるので、勉強の軌道修正ができる。

・勉強仲間ができる。

・モチベーションアップにつながる。

・スケジューリングのペースメーカーになる。

・自分の現在の到達度が分かるので、課題が明確になって、残りの期間で何をすればいいのかが分かる。 etc.

講師はもちろん、「日本で2番目にドSな社労士受験講師」の僕です。

会場は、あなたが集中して勉強できるところ。

問題演習用の資料は、各回前日金曜日のお昼12時にPDF化したものをメールで送ります。各自で印刷して勉強会を迎えてください。

お住まいにプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントサービスをご利用ください。やり方は教えます。

いかがですか?

独りで粛々と勉強するのもいいですが、外部刺激を受けて(僕からのは激辛デスが…。)、脳みそフル回転で汗をかく機会があってもいいんじゃないでしょうか?

で、気になる費用ですが、1回あたり¥3,000とします。また、5回分一括払いの方に限り¥13,000とします。

無料にするか迷ったのですが、毎日、このクオリティーの記事を無料公開していて、さらにその上を行くサービスを時間をかけて準備し、提供するのですから、費用をいただくのは当然だと思いました。

また、何でも無料にすると「くれくれさん」が来て、勉強会の熱量が下がってしまいます。

本物の痒いところに手の届く情報って、無料では得られませんからね。その意味でこのブログは有料級の内容だと自負しています。

「お金を払ってでも学んで合格する!」「金額以上の学びや気づきを得るんだ!!」という想いの方だけに来ていただき、学びを得てもらいたいんです。

なお、支払方法は、とりあえず、指定の銀行口座(申込フォーム内に記載)への事前振込を原則とし、振込み確認ができたことをもって申込み完了といたします。

また、キャンセルについては、各開催日2日前の木曜日のお昼12時までとし、返金は振込手数料を除いた分をお返しします。キャンセル期限を過ぎたものについては一切返金いたしません。一括払いの方は、¥13,000から既に開催した回数×¥3,000と振込手数料を除いた分をお返しします。

お申し込みはこちらから。

日本で2番目にドSな社労士試験勉強会 at zoom会場申込フォーム

 

立て続けに申込みがあり、ご案内して良かったなと思いました。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

 

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

   

本試験(令和2年8月23日)まで、残り106日(15週と1日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

仮に1週間平均の勉強時間が20時間だとすると残り時間は約300時間です。

あなたを追い込むつもりは1ミリもありませんが、ゴールからの逆算で、どのくらいの時間をかける必要があるかはシビアに見積もった方がいいと思います。

まとまって勉強できる土曜日曜は残り15回です。

時間の使い方やスケジューリングは、順調ですか?

 

また、「時間がない or 足りない。」と気が焦り気味な方は、1日及び1週間の時間の使い方を棚卸ししましょう。

まさか、睡眠時間、お仕事の時間、ご飯の時間、家事の時間、家族との時間以外に30分程度まとまった時間や5~10分のスキマ時間が全くないという方はいらっしゃらないでしょうから、勉強時間の確保はできるはずです。

また、少しであったとしても勉強に割けられる時間当たりの生産性をあげることも必要でしょうね。

勉強時間の確保や環境の整備は、あなた自身がやると決めてやらないことにはどうにもなりません!

 

いつまでたっても「時間がない。」「家のことが」などと

できない理由を挙げている方は、合格する覚悟ができていませんよ!

机の前に座るだけが勉強ではありません。

5分、10分でもいいから勉強する習慣を身につけましょう!

座って勉強できる間がないのであれば、立ってでも勉強しましょう。

できない理由をいくら挙げたとしても勉強は進みません。

また、効率の良い勉強は頭の中であーでもない、こーでもないと考えあぐねたとしても答えは出ません。

実際に試してみて自分流に使いこなせ、かつ、学んだ内容が残っているように微調整していくものです。

あなたがやりたいことは、勉強できないことへの不満をタラタラこぼすことですか?

それとも、腹をくくって勉強に集中することですか?

 

とはいえ、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

 

でだ、あなたは、1週間平均でどれだけ、

脳みそに汗をかく「正味の」勉強時間を費やしていますか?

(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)

焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、

ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?

 

大事なのは、毎日1%ずつ成長することだけです。

本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう!

想像してみてください。本試験が終わったときの瞬間を。

その時、どんな感情に浸りたいですか? 

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は「国庫負担と事務費の交付」を整理しました。

 

国民年金法の独自給付に対する国庫負担の割合はどのようになっているんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「次の給付の総額の4分の1

 ①付加年金

 ②死亡一時金の付加保険料納付済期間が3年以上ある場合の加算額8,500円に相当する部分」

でしたね。

 

あなたは、昨日勉強してストックした論点知識を

夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?

記憶のコツは、

コンパクトな情報を常に繰り返すことです!

1回で覚えたつもりになってはいませんか?

 

もちろん、そのまえに、テキストなどの

情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること

も大事です。

 

それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。

ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。

 

分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの

受け身な勉強では記憶は身につきません

受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、

今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、

11月に合格している自分の姿をイメージできますか?

今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は「費用」のうち「国庫負担・基礎年金拠出金等」から「基礎年金拠出金等」(国年法94条の2~94条の5)を整理します。

 

僕が持っているクレアール過去問集(2020年度向け。)では、

「基礎年金拠出金等」は7肢(それと選択式が2問)、載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「基礎年金拠出金等」は「3個」の知識で、パーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「財政の現況及び見通しが作成されるときは、厚生労働大臣は、厚生年金保険の実施者たる政府が負担し、又は実施機関たる共済組合等が納付すべき基礎年金拠出金について、その将来にわたる予想額を算定するものとする。」

(平成27年度問7E改)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

 

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「財政の現況及び見通し(国年法4条の3)が作成されるときに、厚生労働大臣は何をするのか?」

ですね。

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「厚生年金保険の実施者たる政府が負担し、又は実施機関たる共済組合等が納付すべき基礎年金拠出金について、その将来にわたる予想額を算定する。」

ですね。

 

整理の視点

ロジック的には難しくはないのですが、過去2回、選択式での出題があり、さらっと流すのは怖い論点です。

実際は、条文に書かれていることのまんまですが。

まず、「財政の現況及び見通し(国年法4条の3)」って何だったか覚えていますか?

はい、思い出して!

 

………、

 

「政府は、少なくとも5年ごとに、保険料及び国庫負担の額並びにこの法律による給付に要する費用の額その他の国民年金事業の財政に係る収支についてその現況及び財政均衡期間における見通し(以下「財政の現況及び見通し」という。)を作成しなければならない。」ってやつですよ。

要は、5年ごとに国民年金の収支の現況と、その100年間先までの見通しを作るっていうものです(この100年間を「財政均衡期間」というんでした。)。

このとき、収支の現況はデータを引っ張ってくれば客観的なものは出せます。その一方、見通しってどうやって立てるのかってのが、今日の論点知識です。

 

で、今日の論点知識は、基礎年金拠出金という被用者年金側から国民年金に回すお金についての予測額を厚生労働大臣が算定しますよ~ってことなんですが、こんな風に定められています。

「厚生年金保険の実施者たる政府は、毎年度、基礎年金の給付に要する費用に充てるため、基礎年金拠出金を負担する。」(国年法94条2第1項)
「実施機関たる共済組合等は、毎年度、基礎年金の給付に要する費用に充てるため、基礎年金拠出金を納付する。」(国年法94条の2第2項)

この2つは、毎年の話。今日の論点知識は将来の話です。

要は、5年ごとの財政の現況及び見通しのときに、毎年、政府が負担or実施機関が納付している基礎年金拠出金の将来の予想額を立てましょうってことです。

ちょっとイメージが湧きにくいかもしれませんが、これくらいのことが分かればいいでしょう。

 

なお、国年法94条の2は、選択式で2回の出題歴があるので、僕なら素の条文を見て、抜かれたら嫌なところを知識化しますね。

まず、1・2項は条文のつくりが似ているので、言葉を比較します。

「毎年度、基礎年金の給付に要する費用に充てるため、」というフレーズは共通ですね。

ここは「毎年度」が抜かれると、前後の文脈で入るかどうかが不安ですし、単年度賦課方式であることも出題歴がありますから、記憶ポイントとして覚えます。

一方、主語と述語(結論部分)の言葉が違うので、簡単な比較の表を作っておきますね。

であとは、1・2項は毎年の話。3項は将来の話として基礎年金拠出金の予想額の話なんだねくらいにまとめておきます。

みなさんは、どんな風に事前準備をしていますか?

 

今日のまとめ

今日は、「基礎年金拠出金等」を整理しました。

また、選択式対策のコツについてもお伝えしました。

  

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例えば、誤りを指摘するのであれば、該当箇所を引用し「記事には『~~。』と書いてありますが、自分は『………。』だと思います。いかがでしょうか?」と尋ねていただかないことには回答のしようがありません。

また、解説文は、考えればわかることにはいちいち言及していませんから、ご自身の理解を確認したいのであれば、やはり記事の該当箇所を引用し「記事の『~~。』からは、自分は『………。』と理解しましたが、合っていますでしょうか?」と尋ねていただければ回答することはできます。

回答するからには手間がかかります。書き込みの趣旨をこちらが考えて回答しなければならないような無用な手間はかからないようにご配慮ください。

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導入マニュアルをお送りしますので、その通りにやればほぼどなたでも使いこなせます。

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