日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~厚生年金保険法⑭~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

shiro_arimotoさん、読者登録ありがとうございます。

残り100日を切ったところですが、過去記事も含めて活用していただき、能力爆上げなさってください(=゚ω゚)ノ

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

今年の本試験(令和6年8月25日)まで、残り99日(14週と1日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

 

このブログでは、来年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

合格者になるためのマインドセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2024年度向けー「だからあなたは受からない。」 - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセットー2023年度向け⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は、「(特別支給の老齢厚生年金の)支給開始年齢」を整理しました。

特定警察職員等の特別支給の老齢厚年の支給開始年齢はいつからでしたっけ?

はい、思い出して!

 

 

………、

 

 

「①当分の間、65歳未満の者(附則第7条の3第1項各号に掲げる者を除く。)が、次の各号のいずれにも該当するに至つたときは、その者に老齢厚生年金を支給する。
一 60歳以上であること。
二 1年以上の被保険者期間を有すること。
三 第42条第2号に該当すること。

 ②特定警察職員等である者であつて次の表の上欄に掲げるものについて①の規定を適用する場合においては、同条第一号中『60歳』とあるのは、それぞれ同表の下欄に掲げる字句に読み替えるものとする。
昭和34年4月2日から昭和36年4月1日までの間に生まれた者 61歳
昭和36年4月2日から昭和38年4月1日までの間に生まれた者 62歳
昭和38年4月2日から昭和40年4月1日までの間に生まれた者 63歳
昭和40年4月2日から昭和42年4月1日までの間に生まれた者 64歳」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。

情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。

分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。

筋トレと一緒です。

脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「老齢厚生年金」の「60歳台前半の老齢厚生年金」から、

「支給開始年齢に関する特例」(昭和60年法附則58条)を整理します。


僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、 

「支給開始年齢に関する特例」は、小見出しで「女子の特例」「長期加入者の特例」「障害者の特例」「船員、坑内員の特例」に分かれていて、

「女子の特例」は1肢、

「長期加入者の特例」は4肢(それと選択式が1問。)、

「障害者の特例」は3肢(類題含めて4肢)、

「船員、坑内員の特例」は4肢(それと選択式が1問)、載っています。


ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「女子の特例」は「1個」の知識(なんだけど、新規の該当者は今後いないので無視してもよいかと。)、

「長期加入者の特例」は「2個」の知識、

「障害者の特例」は「2個」の知識、

「船員、坑内員の特例」は「2個」の知識で、パーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「第1号厚生年金被保険者期間に係る60歳台前半の老齢厚生年金の受給権者(昭和29年4月2日から昭和41年4月1日までの間に生まれた女子とする。)が、その権利を取得した当時、被保険者でなく、かつ、その者の被保険者期間が44年以上であるときは、当該老齢厚生年金の額は、報酬比例部分の年金額に加給年金額が加算されるが、定額部分の年金額は支給されない。」

(平成20年度問5B)


この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

このブログでは、5W1Hの疑問形になるように考えることを推奨しています。

 

 

………、 

 

 

「特別支給の老齢厚年の長期加入者の要件と効果は何か?」

ですね。

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「①附則第8条の規定による老齢厚生年金の受給権者が、その権利を取得した当時、被保険者でなく、かつ、その者の被保険者期間が44年以上であるとき(次条第1項の規定が適用される場合を除く。)は、当該老齢厚生年金の額は、第43条第1項の規定にかかわらず、②の規定の例により計算する。

 ②法附則第9条の2第1項の請求があつたときは、当該請求に係る老齢厚生年金の額は、第43条第1項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる額を合算した額とするものとし、当該請求があつた月の翌月から、年金の額を改定する。
一 1,628円に国民年金法第27条に規定する改定率(以下『改定率』という。)を乗じて得た額(その額に50銭未満の端数が生じたときは、これを切り捨て、50銭以上1円未満の端数が生じたときは、これを1円に切り上げるものとする。)に被保険者期間の月数(当該月数が480を超えるときは、480とする。)を乗じて得た額
二 被保険者であつた全期間の平均標準報酬額の1,000分の5.481に相当する額に被保険者期間の月数を乗じて得た額」

ですね。

 

整理の視点

今日のもおなじみの内容ですね。

長期加入者の特例とは、本来だったら報酬比例部分の特別支給の老齢厚年しか受給できなんだけど、被保険者期間が長い場合に、支給開始年齢に達したら、定額部分も支給しますからねってものでした。

まず①は要件の話。カッコ書きの中は「坑内員たる被保険者であつた期間と船員たる被保険者であつた期間とを合算した期間が15年以上ある者」の特例に該当したらそっちでいくよくらいのもんなので無視しても問題なし。

ポイントは2つですね。

1つ目は「附則第8条の規定による老齢厚生年金の受給権者が、」であること。

ここでの附則第8条というのは、60歳に達して他の要件も満たしたら、報酬比例部分の特別支給の老齢厚年を支給するよって条文なのですが、61~64歳から支給開始される場合は、附則第8条の2以下で読み替える旨の規定がありますので、「報酬比例部分の老齢厚生年金の受給権者が、」と読んでしまって構いません。

なので、60歳の時点で報酬比例部分のみの特別支給の老齢厚年の受給権を取得したならば、60歳から定額部分も支給され、63歳の時点で報酬比例部分のみの特別支給の老齢厚年の受給権を取得したならば、60歳から定額部分も支給されるってことですね。

2つ目は「その権利を取得した当時、被保険者でなく、かつ、その者の被保険者期間が44年以上であるとき」であること、

「どの時点で?」「どんなだ?」が一緒になってしまっていますが、分けてしまうとかえって覚えにくいので併せました。

要するに、特別支給の老齢厚年の受給権を取得した時点で、被保険者資格を喪失しており、更に、被保険者期間が44年以上でなければならないってことです。

被保険者でないというのは、他の特例では見られない要件でした。

なお、請求が要件の中に入っていませんね。

特例ごとの要件の異同は整理済みだと思います。

次に②。冒頭の「法附則第9条の2第1項の請求」というのは、障害者の特例の請求のことです。

①にあったように、この計算式の例によって長期加入者の特例の年金額も計算するので、元のままのものを引っ張ってきました。

「第43条第1項の規定」ってのは、ご存じ、本来の老齢厚年の年金額の計算方法の条文です。

で、これに関係なく、第一号+第二号の額が年金額になるとな。

第一号は、いわゆる「定額部分」の計算式ですね。

「¥1,628×改定率×被保険者期間月数(MAX480月)」なのはいいとして、

被保険者期間の月数の上限があるってのは、見落としがちです。

というのも、長期加入者の特例は、被保険者期間の年数が44年以上、すなわち、月数に換算すると528月以上でないといけません。

なので、定額部分の計算も、上限関係なしに被保険者期間の月数をそのまま当てはめてしまいかねません。

事例問題で出される可能性は低いとは思いますが、何の根拠もなく思い込みというのは生じますから、単に「月数が出てきているなぁ(*´з`)。」と流すのではなく、「要件は528月以上。定額部分の計算はMAX480月。」くらいのクドさで記憶した方がよいのではないでしょうか。

最近の本試験問題って、髪の毛の先から足の爪の先まで神経を尖らせておかないと、いとも簡単に見落としが生じて失点につながるような問題が増えてきました。

合格者レベルの方であれば、知識の精度が精密機械並みなのですよ。

なんとなーく、こんな感じかなという入り方はしても、本試験会場に持って行く情報の完成度は高いのです。

次に第二号は、報酬比例部分の年金額の計算方法ですね。

で、最終的にこれらの合算額が年金額になるというのですから、支給開始年齢に達したら「定額部分」+「報酬比例部分」の年金が支給されるってことですね。

なお、本問中にある「第1号厚生年金被保険者期間に係る60歳台前半の老齢厚生年金の受給権者(昭和29年4月2日から昭和41年4月1日までの間に生まれた女子とする。)」というのは、60歳以降に報酬比例部分の特別支給の老齢厚年が支給開始される方(1号男子から5年遅れで支給開始年齢が引き上がる方)ですね。

それと「報酬比例部分の年金額に加給年金額が加算されるが、」とありますが、特別支給の老齢厚年に加給年金額がつくためには、定額部分も支給されていなければなりませんよね。なので、この部分だけでも誤りですね。

このブログを活用しているあなたなら、そこまで突っ込みが入るほど、過去問論点知識の精度は高いですよね(^_-)-☆。

 

今日のまとめ

今日は、「(特別支給の老齢厚生年金の)長期加入者の特例」を整理しました。

また、合格者レベルの方であれば、何となく知っている状態を極限までつぶして本試験に臨むということについてもお伝えしました。

 

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