日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

令和4年度本試験合格発表を受けて

はい、ど~もぉ~。おこんばんは~。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

この記事は、今年の合格発表を受けての、僕の独断と偏見による雑談です。

数字的なことや、今後の試験の傾向的なものは、予備校のYouTube動画をご覧ください。

例によって辛口なことも書きますんで、グサグサ来られる方もいらっしゃると思います。

それが僕の持ち味ですし、他の試験対策情報にはない強みですんで、耳触りの良い甘ったるい話や、もっともらしいことは言っているけれども、グラッドワード連発の中身スカスカの話を見たかったり、聴きたい方は、そちらをどうぞ。

 

でです。改めまして、

今年合格された皆さん、

おめでとうございます(*^▽^*)。

救済なしの完全合格ですよ\(^o^)/。

めったにできるもんじゃありませんよね。もちろん、救済で合格するのが劣っているということを言いたいのではありません。

合格基準を満たしての合格なんですから、救済がかかろうがかかるまいが合格は合格です。

次のステップに進む切符を自力で手にすることができたんですから、その先も頑張ってください。

いろんなところがビジネス臭を巧みにカモフラージュしてはいるものの、有益な情報を発信していますんで、ゆるりと眺めてみるのもよし。

とりあえずは何もしないというのもよし。

受験生時代に我慢していたことに注力するもよし。

家族サービスで還元するもよしでしょう。

もう受験生ではないのですから、思う存分、憂さ晴らししましょう!

 

また、今回の受験を機にリタイヤをされるみなさん、おつかれさまでした。

今年が最後と決めたにもかかわらず、合格して受験生から抜け出すことができなかったのは、さぞかし心残りなことでしょう。

あの時、もっとやっておけばとかともお感じかもしれません。

しかしながら、あなたがこれで最後と決めた結果は出ました。変えようがありません。

勉強しない自分に戸惑うこともあるでしょう。

僕も20数年前に旧司法試験をリタイヤしたときに、そんな感覚になりました。

以前の記事にも書いたことはありますが、当時の僕は「あれだけ憧れていた司法試験に箸にも棒にも引っ掛かることなく辞める自分なんて価値がない。」くらいに思っていました。そうしたメンタルを立ち直らせる術すら知りませんでしたから、鬱々としていました。レジリエンスなんて言葉は知らなかったですもん。

決して、あなたが人間的に劣っていたのではありません。もちろん、合格に必要な地力や戦略や実行力が足らなかったというのはあるでしょうが、それは社労士受験生というほんの一部分を切り取っての話に過ぎません。

「自分の一部がダメだから、全部がダメ。」というのは白黒思考、別名〇×思考です。

もうやめましょうね。

とはいえ、これで社労士受験とは永久におさらばということでもないでしょう。

周りの援助が得られるなどして機運が増して、再挑戦という選択肢が将来的にでてこないとも限りません。

そのときに、まだこのブログが続いていたら、また足を運んでください。

新しい別の一歩を踏み出すあなたを応援しています。

 

う~ん。あれ?

なんだかしんみりしちゃいましたね。

ところがだ。ここからが本番だ!

ドS講師の「毒煙怪(どくえんかい)」の始まりはじまり(;・∀・)(/o\)~。

さぁ~て、来年度、再チャレンジするみなさん、敗因分析はお済みですかな?

まだという方は、かなりヤバいですゾ。

というのもだ。本試験が終わって、5週間は経っているわけだ。

その間にも、試験勉強自体の記憶はどんどん薄れていっているはず。

ってことは、本試験でどういった思考や判断をしたかなんて、再現しようにも再現不能に近いのでは?

本試験での合格基準に届かなかったってことは、試験当日までの準備や当日のセルフマネジメントに問題があったってことに他ならない。

それが、どの問題のどの場面でどのように生じた(これを分析するのが敗因分析。)ががわからないまま来年度向けの勉強をしたって、モノになる確率は天文学的数字になるでしょうね。

また、講義の分かりやすさや、テキスト・資料の見栄えの良さがウリの予備校に申込みをすることで、勝手に合格させてもらえると思っているようでは、受験産業にとっての「いいお客さん(カモともいう。)」にしかならんですよ。

試験に合格するというのは、これまで何回も書いてきたように、テキストや資料の参照が全く許されず、頼りになるのは自分の記憶と思考力。そして限られた時間内に合格基準点を突破しなければならないという、脳みそのアイアンマンレースに勝利することなわけだ。

勝つための戦略に基づいた入念な準備やセルフマネジメントなしに合格できるなんて甘っちょろいもんじゃないですよ。

したがって、来年勝つためには、まず戦略を練らないと。そのためには「なぜ勝てなかった(=不合格だった)のか?」の検証が先じゃありませんか?

しかもそれをするのはあなた自身だ。他の誰かが代わりにやってくれるとでも?

 

もう一つ毒を吐こう。

「受験仲間は作った方がいいが、仲良しごっこ・お友達ごっこをするくらいなら止した方がいい。」

受験生さん発信の情報をたまに目を通すのだけれど、残念だなと感じることがあります。

それは、仲間を気遣ってかけている言葉が、真の意味での励ましなのではなく、傷の舐め合いのようなとき。

受験仲間というのは、仲間でもありライバルなわけだ。

ってことは、極端なことを言ってしまえば、そいつを引きずり落としてでも自分の合格のためにはエゴを突き通したって構わない相手ともいえる。

もちろん、何人かの受験生を引きずり下したところで、あなたの合格が確約されるわけではないから、そんな無駄なことをしようなんていうマキャベリストかつサイコパスな方は、そういないでしょう。

けど、本質的には、合格率5~6%程度という狭き門をめぐって、バチバチにやり合うくらいの間柄なんじゃないかって気がします。切磋琢磨するってのは、相手に敬意を表しつつ、痛いことも言い合える関係のことなのでは?

で、仲はいいけど、その中に厳しさのない集団の場合、馴れ合い的な雰囲気が漂い、辛口な物言いを避けるという傾向が生まれます。

もちろん、誰だって口の悪い人とは思われたくないし、いい人と思われたい。

ただ、その「いい人と思われたい。」ってのが厄介で、結局は相手のためにではなく自分の脆弱な承認欲求を満たすためであったり、相手より自分の方がまだましといった優越感を持ちたいがためだったりします。

なので、表向き優しい人たちの集団からは、崖をよじ登ろうとするダイナミズムは失われ、当初の目的からズレやすいんですよ。なぁなぁなぬるま湯に浸かっているのは居心地いいのよ。けど、それが自分を鼓舞するという方向とは逆なのよ。

もちろん、仲良しなのが悪いと言っているのではありません。厳しさのかけらもないような優しさはむしろ足枷だと言っているんです。

その点、ドS勉強会では、緊張感だけでなく、お互いをともに戦う同士として連帯感が持てるような場づくりを心掛けています。

「あの人には負けたくない。では、普段、どんな勉強をしているんだろう? 今度訊いてみよう。ちなみに自分はこうしていると共有しよう。」という、Giverであり、自ら学び取ろうとする姿勢の方ばかりです。

最後は、手前味噌のようになってしまいましたが、仲間選びは慎重にした方がいい。

私たちの能力や物事に取り組む姿勢は、周りにいる最も距離の近い5人の平均値の影響を受けると言われています。受験勉強でも同じこと。

優しいだけの人たちに囲まれてぬくぬくするもよし。

ガツガツとまったりのメリハリがある人たちに囲まれて揉まれるもよし。

それを決めるのはあなた自身ですが、来年の絶対の合格のためにすべきとしたらどっちでしょうね?

あ、それと、今年合格された方の記事内容とそうでない方の記事内容にはある決定的な差があるんだけど、それは、また別の機会に書きますね。22日の勉強会の後の合格祝賀会&懇親会ではしゃべるかもです。

 

読んでくださってありがとうございます。

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