日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

2022年度合格へのカウントダウン⑤~厚年法4-3

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

今年の本試験(令和4年8月28日)まで、残り5日です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

ラストウィーク、やるべきことは決まっていますね?

 

昨日は、甲子園、決勝でしたね。球場に行きたかったけど、その後があったんで、住まいにて観戦していました。

どっちにも勝ってほしかったのですが、道産子としては東北勢に肩入れしたいので、仙台育英を応援してました。

中盤までは引き締まった試合で、どっちに転んでもおかしくなかったのですが、7回裏で決まりましたね。

監督さんのインタビューもよかったし、次は私たちですね。

トータル約5時間の長丁場、気分や調子のアップダウンはあるでしょうが、残りの期間、やるべきことをやり切って、楽しみながら本番を戦いましょう!

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日からは、「最終、これだけはできるようになろうゼ!」シリーズ?です。

とはいっても、やっぱり過去問なんですけどね(^○^)

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は「厚年法の障害厚生年金の加給年金額」を整理しました。

 

どんなときに障害厚生年金の配偶者加給年金額が加算されるんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「①障害の程度が障害等級の1級又は2級に該当する者に支給する障害厚生年金の額は、受給権者によつて生計を維持しているその者の65歳未満の配偶者があるときは、第50条の規定にかかわらず、同条に定める額に加給年金額を加算した額とする。

 ②受給権者がその権利を取得した日の翌日以後にその者によつて生計を維持しているその者の65歳未満の配偶者を有するに至つたことにより①に規定する加給年金額を加算することとなつたときは、当該配偶者を有するに至つた日の属する月の翌月から、障害厚生年金の額を改定する。」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。

情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。

分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。

筋トレと一緒です。

脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。

 

今日の過去問検討

今日のテーマ

「最終、これだけはできるようになろうゼ!」シリーズの24日目も、厚年法の超基本問題を確認していきます。

 

今日の1問

「受給権者の申出による年金たる保険給付の支給停止について、この申出は、老齢基礎年金と老齢厚生年金のような支給事由が同一の年金(当該年金たる保険給付と同一の支給事由による他の被保険者の種別に係る被保険者であった期間に基づく年金たる保険給付を除く。)がある場合には同時に行わなければならない。」

(平成26年度問3A改)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「受給権者の申出による年金たる保険給付の支給停止について、支給事由が同一の受給権を有する場合の申出方法は、どのようなものか?」

ですね。

 

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「支給停止及び支給停止の申出の撤回は、支給事由が同一の年金(例えば老齢基礎年金と老齢厚生年金)であっても、それぞれの年金について申し出ることとなること。

したがって、申出書が提出されたときは、受給権者が希望する年金給付の種類と申出書に記載された年金給付の名称に誤りがないか確認を徹底すること。」

ですね。 

 

整理の視点

ロジック的には難しくはないので、記憶するのみですね。

通達の一部からの出題で、これっきりしか出題歴がないので、本試験に持っていくべきかは悩ましいところではあります。

とはいえ、一度、論点が何で、それに対応する答えが何かの思考を回すことをしておけば、再出題があったとしても対応できるのではないかと思われます。

では、どんなロジックなのかをみていきましょう。

メインは前段ですね。

「支給事由が同一の年金(略)であっても、それぞれの年金について申し出ることとなること。」これに尽きますね。

理由は明記されていませんが、支給事由が同一の年金であったとしても、異なる年金制度からの支給なわけですから、片方の年金の支給停止or停止解除の申出があったとしても、それが両方のものを含む意思かどうかということは、申出をした本人の自由意思にかかっていることですよね。

で、それを実施機関等が勝手に忖度というか、思い込みをして両方だなんて判断するのは、単なる決めつけに過ぎないですよね。

といった判断が働いての先の内容なのではないかと思います。

後段はいいですよね。受給権者さんの意思を確認して、どっちか一方なのか、両方なのかをはっきりせいということです。

これくらいの思考を回しておけば、再出題されても「あ~、なんかこんなシチュエーションで、ちらっと脳みそに汗をかいたっけ。」となって、記憶も復活するでしょう。

 

でね、これが本試験会場で初見の場合には、対応が異なります。

見たことも聞いたこともない話なのですから、確定的に○×の判断を下すことはできません。

思考するためのとっかかりとなる知識もほとんどないですから、現場で筋道をつける以外にありません。

その時の思考としては、正しいを判断できる筋と、誤りと判断できる筋の2通りを考えてみるのが安全策です。

この問題ならば、正しいとするならば「同時に申出た方が、分けて申出するよりも手間を減らすことができる。」といった具合。

誤りとするならば、さっきのように「受給権者の勝手でしょ。」といった具合です。

あとは比較での判断ですね。

僕ならば、正しいとした筋に対して「両方とも申出をするかどうかは受給権者の自由意思にかかっていることだから、必ずしも両方とも申出をするとは限らない。だとしたら、別個に申出できるとした方が、受給権者の利益になる。」と突っ込みを入れますね。

後者に対しては有効な突っ込みが思い浮かびませんから、多分、誤りだろうと考えて、×寄りの△に留め、他の肢との比較で解答を決めます。

過去問論点知識を基にガチガチに固まっている記憶については、確実に○×を付けますが、ちょっとでも怪しかったり、現場での考察によるものについては、かなり確度が高いと思われるものであっても、絶対に○×の決め打ちはしません。そうすることで、自分の判断の足跡を残していました。

皆さんは、正誤判断の基準はどのように持っていますか?

羽生善治さんはこう言っています。

「何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。」

残りの期間、考えて解く訓練もしておきましょうね。

 

今日のまとめ

今日は、過去問チャレンジ2週目、厚年4回分の3回目(受給権者の申出による支給停止)をしました。

また、「何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。」ということについてもお伝えしました。

 

下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。

もちろん、質問や要望もOKです。

(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)

 

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実際に参加した受験さんからは、

「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」

「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」

「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」

といった感想をいただいております。

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