日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~国民年金法㉙~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

今年の本試験(令和4年8月28日)まで、残り123日(17週と4日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は「死亡の推定、失踪宣告の場合の取扱い」を整理しました。

 

国年法上、どんなときに死亡の推定がなされ、いつの時点で死亡推定されるんでしたっけ?

はい、思い出して!

 


………、

 

 

「船舶が沈没し、転覆し、滅失し、若しくは行方不明となつた際現にその船舶に乗つていた者若しくは船舶に乗つていてその船舶の航行中に行方不明となつた者の生死が3箇月間分らない場合又はこれらの者の死亡が3箇月以内に明らかとなり、かつ、その死亡の時期が分らない場合には、死亡を支給事由とする給付の支給に関する規定の適用については、その船舶が沈没し、転覆し、滅失し、若しくは行方不明となつた日又はその者が行方不明となつた日に、その者は、死亡したものと推定する。航空機が墜落し、滅失し、若しくは行方不明となつた際現にその航空機に乗つていた者若しくは航空機に乗つていてその航空機の航行中に行方不明となつた者の生死が3箇月間分らない場合又はこれらの者の死亡が3箇月以内に明らかとなり、かつ、その死亡の時期が分らない場合にも、同様とする。」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。

情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。

分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。

筋トレと一緒です。

脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「給付通則」のうち、

「未支給年金」(国年法19条)、

「損害賠償請求権」(国年法22条)を整理します。

「不正利得の徴収」(国年法23条)は前回の出題から20年以上経過しちゃいましたね。

 

僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、

「未支給年金」11肢(類題含めて12肢)、

「損害賠償請求権」は3肢載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「未支給年金」は「3個」の知識(1つはかなり細かい論点。)、

「損害賠償請求権」は「1個」の知識で、パーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「老齢基礎年金の受給権者が裁定請求をしないまま死亡した場合、未支給年金を請求することができる。」

(平成18年度問3D)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「国年法上、どんなときに未支給年金の請求ができるか?」

ですね。

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「①年金給付の受給権者が死亡した場合において、その死亡した者に支給すべき年金給付でまだその者に支給しなかつたものがあるときは、その者の配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹又はこれらの者以外の3親等内の親族であつて、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたものは、自己の名で、その未支給の年金の支給を請求することができる。

 ②①の場合において、死亡した受給権者が死亡前にその年金を請求していなかつたときは、同項に規定する者は、自己の名で、その年金を請求することができる。」

ですね。

 

整理の視点

ロジック的には難しくはないので、記憶するのみです。

①のポイントは3つ。

1つ目は「年金給付の受給権者が死亡した場合において、その死亡した者に支給すべき年金給付でまだその者に支給しなかつたものがあるとき」であること。

要は、年金の受給権がある方が亡くなったんだけど、その方に未支給が生じた場合ってことですね。本肢はこっちの場面ではありません。

2つ目は「その者の配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹又はこれらの者以外の3親等内の親族であつて、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたもの」が対象者であること。

割と最近の法改正で対象が広がったんでしたね。「3親等内の親族」が誰に該当するかは問題を通じてチェックしておきましょうね(具体的には叔父叔母、甥姪。)。

また、最終給付であるので、生計維持ではなく、生計同一ですね。うっかりすると「どっちだったっけな~?」となりやすいので、くどいくらい思い出すようにしましょう。

3つ目は「自己の名で、その未支給の年金の支給を請求することができる。」こと。亡くなった受給権者の名前でなく、遺族自身の名前で請求書を書けということですね。

この辺の内容は、他の科目でも似たようなものがありますから、既にチェック済みですね?

次に②。こっちは①との場面違いですね。

「死亡した受給権者が死亡前にその年金を請求していなかつたとき」が違うところ。

要は、裁定請求する前に亡くなっちゃったってことですね。本肢で問われているのはこっちの方。

ただ、他の論点のように場面違いだからといって結論が変わるというのではなく、場面違いでも同じだよってことだけです。

じゃあ、わざわざ分けんなよ(´;ω;`)って思ったりもしますが、裁定請求済みの場合は、法律的には既に具体的請求権が発生しているんだけれども、正当な受給権者がいなくなってしまったことから宙ぶらりんになったものをどうするかという話なのに対し、

裁定請求前に受給権者が亡くなった場合には、そもそも具体的請求権が発生していないんだけれども、抽象的請求権だけはあって、それが宙ぶらりんになってしまったがためにどうすんのか?っていう話です。

試験ではそんなことは問われないんで知らなくてもいいことかもしれませんが、何でそうなるんだろう?という思考の訓練にはいいんじゃないでしょうか。

残り4か月あまりになって、焦りからなんでも覚えこもうとする方もいらっしゃるでしょう。

けどね。

無理やり詰め込んだ情報は、忘れる(というか使い物にならないことになる。)のも早いんですよ。

経験ありませんか?

中学や高校の定期テスト前に一夜漬けで丸暗記して乗り切ったことって。

けど、総合模試や学校別模試のような範囲の限定がないテストで、ちっとも思い出すことができず、散々たる結果でガックリとしたことって。

自分の脳みそに汗をかかず、付け焼刃の情報って、知識じゃないんですよ。

その場しのぎの詰め込みなんて百害あって一利なしです。やるなら本試験3日前くらいに、どうにも腹落させられなかったところを3つくらいに絞ってやるくらいです。

それまでは、時間を区切って暗記などに頼らなくても記憶がするりと出てくるようにはどう思考したらよいかに注力すべきです。

合格者レベルの方って、記憶する内容自体に思考を回しますが、勉強のやり方自体にも思考を回します。

けど、そうじゃない方って、安易な方法に飛びつくんですよね~。ヤケクソの丸暗記や塗り絵、にらめっこ、模試の受けまくり、新しい教材や消化しきれないのに直前講座を受けたり………。どれも受身なものばっかりだ。

このブログを活用されているあなたは、今の自身の到達度がどれくらいで、あとどこの弱点を補強すれば安心材料が増えるかが見渡せられていると思います。また、試行錯誤もされていると思います。その調子ですよ。

 

今日のまとめ

今日は、「未支給年金」を整理しました。

また、合格者レベルの方は、記憶する内容自体のみならず、勉強のやり方自体にも思考を回しているということについてもお伝えしました。

 

下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。

もちろん、質問や要望もOKです。

(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)

 

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実際に参加した受験さんからは、

「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」

「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」

「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」

といった感想をいただいております。

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