みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
今年の本試験(令和4年8月28日)まで、残り175日(25週)です。
1日1日を大切に過ごしましょうね。
ここで告知です。長いです。長いといえば「ドS勉強会」のお知らせです。
今週の土曜日、12日の13時から今年度向けの国民年金法の勉強会を実施します。
「合算対象期間が覚えられない( ;∀;)」とか、
「厚年との違いがこんがらがる(。-`ω-)」という声をよく聞きます。
確かに厚年と比べるとシンプルですが、苦手意識を持たれる方も多いですね。
なので、合格者ならスラスラ解けるレベルの問題なんだけど、多くの受験生が壁としてぶち当たりやすい論点をピックアップして、やっつけます。
再チャレンジ組の方を対象としますが、初受験の方も大歓迎です。
他の日程は以下の通り。全て土曜日の13~18時の5時間を予定しています(が、毎回盛り上がるので、延長が常態化しています(^^♪)。
今回は、20時くらいまで延長になる気配濃厚です。
1時間おきくらいをめどに適宜休憩を入れますが、お手洗いなどやおやつ補給、水分補給は全くの自由です。
自由すぎて寝落ち(-_-)zzzされる方もいるくらいです。
全日程は以下の通り、
労基 | 09月25日 | 国年 | 03月12日 |
安衛 | 10月23日 | 厚年 | 04月09日 |
労災 | 11月27日 | 一般常識 | 05月07日 |
雇用 | 12月18日 | 労働横断 | 06月04日 |
徴収 | 01月15日 | 社会横断 | 07月02日 |
健保 | 02月12日 | 全体横断 | 08月06日 |
ゴールデンウィーク明けには全科目1巡し終えてしまいますから、ペースメーカーにもなりやすいですし、都合3回回しをしますから、見落としやすい論点を重点的にやっつけることができます。
内容は、
①過去問の問題演習(5者択一形式と1問1答形式を併用して合計20肢。)を通じて、みなさん自身がそれまでに勉強してきたことの確認とあやふやな箇所の洗い出しを行います。
②周辺知識や類似項目の洗い出しをワーク形式で行います。
③当てて答えてもらいますんで、たっぷり5時間以上、脳みそに汗をかいていただきます。
④また、併せて論点質問会も実施しますので、普段の学習で自力では理解できない箇所をクリアにすることができます。
この勉強会に参加すると、
「条文の読み取り方についてです。二重否定がとても苦手なので、その解きほぐし方が理解できました。理解できたあとに、もう一度その部分の過去問を解いたら、涙が出るほど理解できたことが時間できました。」
「基本的なことをまずしっかり押さえてから細かい論点を覚えていくほうがよいことが分かりました。」
「障害基礎年金の支給要件(3つ)、20歳前傷病による障害基礎年金の支給停止事由(3つ)等のように支給要件を確実に理解するために要件の個数管理を確実なものにして行く。そして当てはめて行く考察を確実なものにすることが分かった。」etc.
といったことが身に付きます。
また、同じ志を持った受験生同士のつながりが持て、仲間としての連帯感や情報共有、ライバルとしての緊張感を保つことができます。
独りで粛々と勉強するのもいいですが、外部刺激を受けて(僕からのは激辛デスが…。)、脳みそフル回転で汗をかく機会があってもいいんじゃないでしょうか?
勉強会についていけるかなという不安があるかもしれませんが、最初は誰でも感じることです。ただ、今年度の参加者の方々は口をそろえて「当てられて答えられなかったら悔しいし、恥ずかしい。けど、それがあるから知識を確実に記憶してスラスラ言えるようになるというモチベーションにもなったし、やり方も教わったからできるようになった。」と仰っています。
リアルの勉強会だと、移動に時間がかかったり、周りに知っている人がいなくて心細かったりしますよね。
その点、オンラインなら、移動時間は0分。参加者は時間と費用をかけてまで参加される方ですから意欲的で優しい方ばかりです。
勉強会中にも小グループに分けてのセッションや、定期的にオンライン懇親会も実施しますんで、皆さん、すぐに打ち解けられているようです。
講師はもちろん、「日本で2番目にドSな社労士受験講師」の僕です。
会場は、あなたが集中して勉強できるところ。
問題演習用の資料は、各回前日金曜日のお昼12時にPDF化したものをメールで送ります。各自で印刷して勉強会を迎えてください。
お住まいにプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントサービスをご利用ください。やり方は教えます。
いかがですか?
で、気になる費用ですが、1回あたり¥5,000とします。
なお、欠席した場合は返金処理をせず、問題送付と録画した動画(限定公開)のURLをお送りして自習用に活用していただきます。
費用設定については迷いました。毎日、このクオリティーの記事を無料公開していて、さらにその上を行くサービスを時間をかけて準備し、提供するのですから、費用をいただくのは当然だと思いました。
本物の痒いところに手の届く情報って、無料では得られませんからね。その意味でこのブログやYouTube動画は有料級の内容だと自負しています。
「お金を払ってでも学んで合格する!」
「金額以上の学びや気づきを得るんだ!!」
「来年、何が何でも合格する。そのためには恥も外聞もなくやり切る!」
という想いの方だけに来ていただき、学びを得てもらいたいんです。
実際に単発でお申込みされた方は、残りの回はリピート参加されたので、満足度は高いという自信はあります。
なお、支払方法は、指定の銀行口座(申込フォーム内に記載)への事前振込を原則とし、振込み確認ができたことをもって申込み完了といたします。
また、キャンセルについては、各開催日2日前の木曜日のお昼12時までとし、返金は振込手数料を除いた分をお返しします。キャンセル期限を過ぎたものについては一切返金いたしません。なお、キャンセルせずに資料送付&当日の限定動画URLのお知らせを希望される場合には、その通り対応いたします。
なお、第7回国民年金法の会の申し込み締め切りは、3月10日(木)の23:59といたします。
お申し込みはこちらから。
返信用メールアドレスに入力ミスがあると、こちらからの返信ができませんので、くれぐれもお間違いのないよう、ご確認ください。
このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。
合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。
【もくじ】
昨日の振り返り
昨日は「移送費」を整理しました。
移送費の範囲はどこまででしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「①医師、看護婦等付添人については、医学的管理が必要であったと医師が判断する場合に限り、原則として一人までの交通費を(移送費として)算定すること。
②移送費の支給が認められる医師、看護婦等の付添人による医学的管理等について、患者がその医学的管理等に要する費用を支払った場合にあっては、現に要した費用の額の範囲内で、移送費とは別に、診療報酬に係る基準を勘案してこれを評価し、療養費の支給を行うことができること。」
でしたね。
これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。
スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。
情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。
分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。
筋トレと一緒です。
脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は、「保険給付」のうち、「療養に関する保険給付以外の保険給付」から、
「傷病手当金」(健保法99条)を整理します。
僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、
「その他」が2肢(類題含めて3肢)、載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「傷病手当金」の小見出しなしは「7個」の知識(ただし、老齢基礎&老齢厚年との併給調整の論点が1つ混じっていますね。)、
「その他」は「1個」の知識(支給要件の問題が1肢含まれてますね。)でパーフェクトだとまとめました。
その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「傷病手当金の支給に関して、労務に服することができない期間は、労務に服することができない状態になった日から起算するが、その状態になったときが業務終了後である場合は、その翌日から起算する。」
(平成25年度問10ア)
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「傷病手当金の待期期間の起算日はいつか?」
ですね。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「労務ニ服スルコト能ハサル期間ハ労務ニ服スルコト能ハサル状態ニ置カレタル日ヨリ之ヲ起算スルモノトス但シ其ノ状態ニ置カレタル時カ業務終了後ナル場合ニ於テハ翌日ヨリ之ヲ起算スルモノトス」
ですね。
整理の視点
出たー!文語文(*´Д`)
戦前の通達なのでやむをえませんが、現代語訳していきましょう。
まず平仮名に改めると、
「労務に服すること能はざる期間は、労務に服すること能はざる状態に置かれたる日より之を起算するものとす。但し其の状態に置かれたる時が業務終了後なる場合に於ては、翌日より之を起算するものとす。」
要は「原則・例外パターン」で、原則は当日起算なんだけど、労務不能状態が業務終了後であった場合は翌日起算ってことですね。
つまり、労務不能状態に陥ったのが業務中か業務後かで当日起算なのか、翌日起算なのかが変わるということですね。
本問は、上記の通達の内容そのままなので、このことさえ知っていれば秒殺できますね。
記憶ポイントというか、場合分けポイントは、労務不能状態が業務中なのか業務後なのかです。
じゃあです。
業務上の事由等により労働できない場合、すなわち労災法の休業補償給付を受ける場合の起算日はどうなっていましたっけ?
はい、思い出して!
………、
「所定労働時間中に負傷した場合のみ、負傷当日を休業日数に算入する。所定労働時間外の残業中に負傷した場合は、負傷当日は休業日数に算入しない。」
でしたね。
直接の過去問がないので、どうだったっけって思われた方もいるかもしれませんね。
結論としては、労災も似通っているのはいいですね。
健保は「業務終了前後」で分け、労災は「所定労働時間前後」で分けるので、全く一緒かというと微妙ですね。
所定労働時間を超えての労働、すなわち残業中の負傷の場合、健保だと「業務終了前」になり、労災だと「所定労働時間外」になるんだろうか………。分かりません。試験でそこまで問われたことがないんで無視してもいいでしょう。むしろ、どこが当日起算か翌日起算かの分水嶺なのかが記憶できていれば試験的にはOKです。
で、労災なんて2月前くらいに一通り学習したっきりで忘却の彼方なんて方もいるかもしれません。
しかしながら、このブログではしつこいくらいに関連項目が出てきたときには、必ず思い出すことを推奨していますから、活用されているあなたは、傷病手当金の学習の時には労災の休業補償給付の論点を思い出すことをしましたよね。
その時はゼロベースで思い出すのではなく、例えば「待期期間、労災は通算3日、健保は連続3日。起算日は労災は所定時間前後、健保は業務終了前後。支給額は………。」というように一言程度で言えるように思い出すことで、時間短縮と思い出し効果の両方を追求できます。
今の時期、予備校利用の方でペースを守っているのであれば厚年法の学習をされているかと思います。
先に進みつつ、これまでの足跡も踏み固めていきましょうね。
社労士試験は雪の降る中を歩き続けるようなものです。
一度通ったところにも雪は降り積もって、放っておくと足跡が消えてなくなります。
そこを消えてなくなる前に踏み直して通り道を確保することが合格への近道です。
あ、雪道歩いたことのない方にはイメージ湧きにくいかな。
今日のまとめ
今日は、「傷病手当金」を整理しました。
また、思い出す時には一言程度で思い出すことで時間短縮と強い記憶化することができるということについてもお伝えしました。
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
もちろん、質問や要望もOKです。
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実際に参加した受験さんからは、
「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」
「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」
「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」
といった感想をいただいております。
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