日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~健康保険法④~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

yukinekoxさん、読者登録ありがとうございます。

残り約半年、じわじわと力をつけていきましょうね。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

今年の本試験(令和4年8月28日)まで、残り196日(28週)です。

残り200日を切りました。

焦る必要はありませんが、限られた時間の中で何をすべきかを明確にして勉強しましょう。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

 

昨日は健保法のドS勉強会でした。

去年の合格者の方にゲストとしてご参加いただき、体験談とプチ講義をお願いしました。

過去問の味わい尽くしの内容が凄かったです。

僕以上に骨の髄までしゃぶりつくしている感じでした。

そりゃぁ、択一で56点も取れるわけだ( *´艸`)。

んで、これが終了後の達成感満載の参加者の皆さん。

f:id:tsukashin:20220213111844j:plain

いつも以上の長丁場でした。

次回は3月12日土曜日の13時から。

科目は国年法です。

脳みそフル回転で、国年法の急所を攻めていきますよ。

告知は3月6日以降です。

奮ってご参加ください。

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は「被保険者の資格の取得」を整理しました。

 

「適用事業所に使用されるに至った日」とは何でしたっけ?

はい、思い出して!

 


………、

 


「事業主と被保険者との間に法律、又は事実上の使用関係の発生した日」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。

情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。

分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。

筋トレと一緒です。

脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「目的、被保険者、適用事業所」のうち「被保険者」から、

「任意継続被保険者」(健保法3条4項等)、

「特例退職被保険者」(法附則3条)、

「共済組合に関する特例」(健保法200条)を整理します。

 

僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、

「任意継続被保険者」は小見出しで「資格取得要件」と「任意継続被保険者の資格喪失」に枝分かれしていて、

「資格取得要件」が7肢(類題含めて9肢)、

「任意継続被保険者の資格喪失」が10肢、

「特例退職被保険者」は5肢(類題含めて8肢)、

「共済組合に関する特例」は2肢載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「資格取得要件」は「1個」の知識、

「任意継続被保険者の資格喪失」は「1個」の知識、

「特例退職被保険者」は「4個」の知識、

「共済組合に関する特例」は「2個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「国に使用される被保険者であって、健康保険法の給付の種類及び程度以上である共済組合の組合員であるものに対しては、同法による保険給付を行わない。」

(令和元年度問3A)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「共済組合の組合員に対する健康保険法からの保険給付はどうなっているか?」

ですね。

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「国に使用される被保険者、地方公共団体の事務所に使用される被保険者又は法人に使用される被保険者であって共済組合の組合員であるものに対しては、この法律による保険給付は、行わない。」

ですね。

 

整理の視点

ロジック的には難しくはないので、記憶するのみです。

要は、共済組合の組合員には、健康保険からの保険給付ではなく、共済からの保険給付で賄いますよってことです。

ところがです。

健保法第3条第3項2号によると「国、地方公共団体又は法人の事業所であって、常時従業員を使用するもの」は適用事業所であり、

さらに「この法律において『被保険者』」とは、適用事業所に使用される者及び任意継続被保険者をいう。」とされていますから、共済組合の組合員は、健保法の被保険者でもあるわけです。

このことって、別の過去問論点でありましたね。

つまり、二重資格なわけです。

ところが「第200条第1項の規定(=今日の論点知識)により保険給付を受けない者に関しては、保険料を徴収しない。」とありますから、共済の組合員からは、保険料も徴収しません。

被保険者としておきながら、保険給付はしない、保険料徴収もしないってのは奇異な感じはしますね。

なお「共済組合の給付の種類及び程度は、この法律の給付の種類及び程度以上であることを要する。」とされていますから、健康保険と同程度以上の保険給付が保証されているんですね。

共済のパンフを見ると付加給付もあるようですから、協会けんぽより少し上乗せがあるみたいです。

 

じゃあです。同じ社会保険でも厚生年金保険の場合どうでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「第2~4号厚生年金被保険者に該当し、保険給付は厚生年金から行われ、保険料も徴収される。各種共済は『実施機関』として存続。」

ですね。

平成27年10月以降の年金制度一元化により、被用者年金については、国家&地方公務員、私学の職員ともに民間企業にお勤めの方と同じ制度に乗っかることになったんでした。

こうやって、異なる科目間で扱いが違うものを一度の機会に整理しておくと、本試験の時に「あれ~、どっちがどっちだったけな?」と迷子になることを防ぐことができます。無駄に悩む時間を節約でき、時間内に合格点を取ることが容易になります。

これをやるのが普段の勉強です。

本番で普段やっていないことが急にできたなんてことは創作の世界でだけの話です。

このブログを活用しているあなたは、普段通りに、異なる科目間での関連事項を整理したり、思い出したりしていますね?

 

今日のまとめ

今日は、「共済組合に関する特例」を整理しました。

また、異なる科目間の関連事項は、普段から整理する癖をつけた方がよいということもお伝えしました。

 

下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。

もちろん、質問や要望もOKです。

(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)

 

お知らせ

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知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。

実際に参加した受験さんからは、

「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」

「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」

「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」

といった感想をいただいております。

長さは約4時間。費用は¥5,000です。

申込フォームに所定の記載をしたうえでお申し込みください。

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入金確認後、YouTubeの限定公開URLと、当日に使用した問題冊子と資料を送付いたします。 

 

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