みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
来年の本試験(令和4年8月28日)まで、残り256日(36週と4日)です。
1日1日を大切に過ごしましょうね。
再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。
まだの方は、とっととリスタートするか、いつから再開するかを決めましょう。
ここで告知です。長いです。
今週の土曜日、18日の13時から来年度向けの雇用保険法の勉強会を実施します。
「給付制限が覚えられない( ;∀;)」とか、「就職促進給付、高年齢雇用継続給付があやふや('_')」という声をよく聞きます。
最近の傾向として行政手引きからの出題が増えているような感じはしますが、基本からの応用にすぎません。
なので、合格者ならスラスラ解けるレベルの問題なんだけど、多くの受験生が壁としてぶち当たりやすい論点をピックアップして、やっつけます。
勉強会からの合格者の方もいらっしゃるんで、体験談もお聞かせいただく予定です。
再チャレンジ組の方を対象としますが、初受験の方も大歓迎です。
他の日程は以下の通り。全て土曜日の13~18時の5時間を予定しています(が、毎回盛り上がるので、延長が常態化しています(^^♪)。
1時間おきくらいをめどに適宜休憩を入れますが、お手洗いなどやおやつ補給、水分補給は全くの自由です。
自由すぎて寝落ち(-_-)zzzされる方もいるくらいです。
全日程は以下の通り、
労基 | 09月25日 | 国年 | 03月12日 |
安衛 | 10月23日 | 厚年 | 04月09日 |
労災 | 11月27日 | 一般常識 | 05月07日 |
雇用 | 12月18日 | 労働横断 | 06月04日 |
徴収 | 01月15日 | 社会横断 | 07月02日 |
健保 | 02月12日 | 全体横断 | 08月06日 |
ゴールデンウィーク明けには全科目1巡し終えてしまいますから、ペースメーカーにもなりやすいですし、都合3回回しをしますから、見落としやすい論点を重点的にやっつけることができます。
内容は、
①過去問の問題演習(5者択一形式と1問1答形式を併用して合計20肢。)を通じて、みなさん自身がそれまでに勉強してきたことの確認とあやふやな箇所の洗い出しを行います。
②周辺知識や類似項目の洗い出しをワーク形式で行います。
③当てて答えてもらいますんで、たっぷり5時間以上、脳みそに汗をかいていただきます。
④また、併せて論点質問会も実施しますので、普段の学習で自力では理解できない箇所をクリアにすることができます。
この勉強会に参加すると、
「算定対象期間と算定基礎期間の区別がついた。」
「長年記憶出来なかった被保険者期間であった期間に含まない期間と算定基礎期間に含まない期間の違いハッキリと分かりました。」
「全体的な体系図を理解して、それぞれの言葉を比較・定義できるようになれば、怖くないということがわかりました。また、暗記も苦手ですが、暗記とはどう覚えたかを思いだすというこであるということが、腹におちました。」etc.
といったことが身に付きます。
また、同じ志を持った受験生同士のつながりが持て、仲間としての連帯感や情報共有、ライバルとしての緊張感を保つことができます。
独りで粛々と勉強するのもいいですが、外部刺激を受けて(僕からのは激辛デスが…。)、脳みそフル回転で汗をかく機会があってもいいんじゃないでしょうか?
勉強会についていけるかなという不安があるかもしれませんが、最初は誰でも感じることです。ただ、今年度の参加者の方々は口をそろえて「当てられて答えられなかったら悔しいし、恥ずかしい。けど、それがあるから知識を確実に記憶してスラスラ言えるようになるというモチベーションにもなったし、やり方も教わったからできるようになった。」と仰っています。
リアルの勉強会だと、移動に時間がかかったり、周りに知っている人がいなくて心細かったりしますよね。
その点、オンラインなら、移動時間は0分。参加者は時間と費用をかけてまで参加される方ですから意欲的で優しい方ばかりです。
勉強会中にも小グループに分けてのセッションや、定期的にオンライン懇親会も実施しますんで、皆さん、すぐに打ち解けられているようです。
講師はもちろん、「日本で2番目にドSな社労士受験講師」の僕です。
会場は、あなたが集中して勉強できるところ。
問題演習用の資料は、各回前日金曜日のお昼12時にPDF化したものをメールで送ります。各自で印刷して勉強会を迎えてください。
お住まいにプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントサービスをご利用ください。やり方は教えます。
いかがですか?
で、気になる費用ですが、1回あたり¥5,000とします。
なお、欠席した場合は返金処理をせず、問題送付と録画した動画(限定公開)のURLをお送りして自習用に活用していただきます。
費用設定については迷いました。毎日、このクオリティーの記事を無料公開していて、さらにその上を行くサービスを時間をかけて準備し、提供するのですから、費用をいただくのは当然だと思いました。
本物の痒いところに手の届く情報って、無料では得られませんからね。その意味でこのブログやYouTube動画は有料級の内容だと自負しています。
「お金を払ってでも学んで合格する!」
「金額以上の学びや気づきを得るんだ!!」
「来年、何が何でも合格する。そのためには恥も外聞もなくやり切る!」
という想いの方だけに来ていただき、学びを得てもらいたいんです。
実際に単発でお申込みされた方は、残りの回はリピート参加されたので、満足度は高いという自信はあります。
なお、支払方法は、指定の銀行口座(申込フォーム内に記載)への事前振込を原則とし、振込み確認ができたことをもって申込み完了といたします。
また、キャンセルについては、各開催日2日前の木曜日のお昼12時までとし、返金は振込手数料を除いた分をお返しします。キャンセル期限を過ぎたものについては一切返金いたしません。なお、キャンセルせずに資料送付&当日の限定動画URLのお知らせを希望される場合には、その通り対応いたします。
なお、第4回雇用保険法の会の申し込み締め切りは、12月16日(木)の23:59といたします。
お申し込みはこちらから。
返信用メールアドレスに入力ミスがあると、こちらからの返信ができませんので、くれぐれもお間違いのないよう、ご確認ください。
このブログでは、来年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。
合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策
今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。
【もくじ】
昨日の振り返り
昨日は「賃金」について整理しました。
雇用保険法上の賃金の定義は何でしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「この法律において『賃金』とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称のいかんを問わず、労働の対償として事業主が労働者に支払うもの(通貨以外のもので支払われるものであつて、厚生労働省令で定める範囲外のものを除く。)をいう。」
でしたね。
これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。
スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。
情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。
分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。
筋トレと一緒です。
脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は、「適用事業等及び被保険者の届出等と確認」から、
「適用事業」(雇用法5条等)を整理します。
僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、
「適用事業」は11肢(類題含めて12肢)、載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「適用事業」は「6個」の知識でパーフェクトだとまとめました(徴収法の論点も含んでいますが…。)。
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「一の事業所が二つに分割された場合は、分割された二の事業所のうち主たる事業所と分割前の事業所は同一のものとして取り扱われる。」
(平成28年度問1E)
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「一の事業所が二つに分割された場合の扱いはどうなるか?」
ですね。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「製造販売の事業を行う事業所から、製造部門が分離され、それぞれ独立した事業所となった場合のように、事業所が二つに分割された場合は、分割された二の事業所のうち主たる事業所と分割前の事業所とを同一のものとして取り扱う。」
ですね。
整理の視点
ロジック的には難しくはないので記憶するのみです。
今日の問題は行政手引からの出題です。
今年の選択式問題のように行政手引からの出題があったときの対策について考えるところのものを書こうと思います。
その前に、今日の論点知識の内容をポイントごとに整理しておきましょう。
今日は1つだけです。
問題文にもある通り「事業所が二つに分割された場合」は「(分割された二の事業所のうち)主たる事業所と分割前の事業所とを同一のものとして取り扱う。」ということです。
つまり、論点知識の前段部分の例示にもあるように「製造販売の事業を行う事業所から、製造部門が分離され、それぞれ独立した事業所となった場合のよう」な場合です。
言葉を足すと、製造販売の事業って、製造部門と販売部門に分けられますよね(他にも人事部門や総務部門、財務部門なんかもあるかもしれません。)。このうちの製造部門が分離し、結果として製造部門と販売部門が別事業として扱えるようになったときにどないすんねん?って話なのはいいですね。
で、手引によると「主たる事業所と分割前の事業所とを同一のものとして取り扱う。」ということですから、仮に製造部門が主たる事業所だというんであれば、それが分割前の事業所と同一のものとして扱われ、販売部門については別事業として扱われます。
このとき、販売部門については新たな適用事業所となるわけですから、事業所設置届を提出することになりますね。逆の場合の然りです。
じゃあ、どんなときに「主たる事業所」って認定をし、残りの部門について事業所設置届を求めるんだろう?って考えたあなた、鋭い! 実務的発想といってもいいかもしれません。
ここで、むやみやたらと勉強範囲を広げるのではなく、過去問ををベースに周辺知識として推論してみることで、本試験によくある「プチ応用問題」への対策ができるようになりますし、見たことのない通達への対応ができるようになります。
では、どんなときに「主たる事業所」って判断をすると思いますか?
はい、考えて!
………、
「一の事業所が二の事業所に分割された場合において、いずれの事業所が主たる事業所であるかの判断は、次による。
(イ) 二種類の事業を行う事業所が、それぞれの事業ごとに二の事業所に分割された場合
生産額、販売額、収入額、取扱数量その他事業の状況からみて、いずれが主要な事業であったかを判断し、その主要な事業を引き継ぐ事業所を主たる事業所とする。
(ロ) 分割後の事業所がそれぞれ同種の事業を行っている場合
それぞれの事業所の組織、規模その他事業の内容からみて、分割前の事業所の事業の主要な部分を引き継ぐと認められる事業所を主たる事業所とする。」
同じ行政手引からの引用なのですが、実態判断するんだろうな~ってのが予想できていればOKでしょう。
上記(イ)(ロ)の違いは、部門ごと丸々別の事業所になった場合と、部門ごとではなく同じような部門構成でコピーを作るように別々の事業所になった場合の違いですね。
ただ、結局は「主要な事業を引き継ぐ(と認められる)事業所を主たる事業所とする。」といっていますから、分割前と同一視できる方を主たる事業所にしますよっていう、ごくごく当たり前のことを言っていますね。
これって、予想論点として覚えておくべき内容でしょうか?
僕なら、予想通り、つまり、自分がその場で考えても同じ結論になると判断できるのなら、わざわざ覚えこむことはしません。
考えることによって、いつでも再現できるのですから、どうにでもなるという発想です。
ただし、いったん思考する過程を経るということが大事で、ボーっと結論だけを眺めているのでは、本試験会場ではあたふたするでしょうね。
仮に本試験で出されたとしても「実態判断をするだろう。で、要は分割後のコピーをどっちに求めるっていう話なのだから、コピー前のと同じような方になるだろうね。」くらいの考えをして、〇に近い△や、×に近い△にし、他の肢との相対評価で解答を決めますね。決して〇×の決め打ちはしません。だって、過去問としてズバリ問われたこととして本試験会場に持って行った知識ではないのですから。
何でもかんでも知識として詰め込もうというのは、脳みそを硬直化させ、覚えるべきものの焦点もぼけ、肝心の基本事項さえもあやふやになってしまいがちです。
合格者レベルの方は、用語の定義や制度趣旨、支給要件などといった基本事項がガチガチに固まっていて、そのうえで思考するということをしています。
なので、見たこともないような通達・判例でも、その場で考えて、一応の判断をするんです。
△を上手に使うといった言い方もされますが、試験問題を「知っている・知らない」だけで解くのではなく、考えて解くべき時に考えるという二の矢も準備しているということです。
あなたは、何でもかんでも覚えこもうとするのではなく、考えて学びを得ていますね?
それと、今日の1問は事業所が分割された場合の話ですが、逆に統合されたときにはどうなるんだろうっていうのは「脳トレ」として考えてみてもいいでしょうね。
今日のまとめ
今日は、「適用事業」を整理しました。
また、何でもかんでも覚えこもうとするのではなく、「脳トレ」も併せてした方がいいということについてもお伝えしました。
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
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選択式対策をどのように事前準備したらよいかについて、ワークを交えながら進めたものです。視聴してびっくり問題対策などにお役立てください。
知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。
実際に参加した受験さんからは、
「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」
「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」
「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」
といった感想をいただいております。
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