日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~労働安全衛生法③~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

来年の本試験(令和4年8月28日)まで、残り303日(43週と2日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

再始動された方は、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

まだの方は、とっととリスタートしましょう。

 

今朝、合格発表がありました。

合格された方、ホンマにおめでとうございます( ^^) _U~~やりましたね!

これまでの努力が報われましたね。

残念な結果に終わった方、悔しいですね。つらいですね( ;∀;)

ですが、結果は出ました。もう既に過去の出来事です。

過去は変えられませんから、受け止めたうえで、今後どうするかの切り替えは今すぐにでもした方が時間の無駄を省くことができます。

発表を受けての雑感は夕方にアップしようかと思います。

 

このブログでは、来年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

合格者になるためのマインドセット - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのマインドセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット① - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット② - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット③ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット④ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑤ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑥ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

合格者になるためのスキルセット⑦ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は、「事業者等の責務」を整理しました。

安衛法上、事業者に課された一般的な責務はどういうものでしたっけ?

はい、思い出して!

 

 

………、

 

 

「事業者は、単にこの法律で定める労働災害の防止のための最低基準を守るだけでなく、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。また、事業者は、国が実施する労働災害の防止に関する施策に協力するようにしなければならない。」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

スマホアプリの「分散学習帳」がもっと使いやすいでしょう。

情報を覚えやすく加工する過程で脳みそに汗をかき、覚えやすくしたものを何回も繰り返し思い出すことで長期記憶に変えることが一番の忘却対策です。

分かりやすい講義や資料を1回聴いたり、眺めたりしただけで問題が解けるなんて魔法じみた方法はありません。

筋トレと一緒です。

脳みそに汗をかいた分、あなたが本試験で使える知識になります。

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「安全衛生管理体制」の「一般組織における安全衛生管理体制」から、

「総括安全衛生管理者」(安衛法10条)を整理します。

 

僕が持っている過去問集と、今年の問題からは、

「総括安全衛生管理者」は18肢(類題含めて23肢。それと選択式が1問)、載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「総括安全衛生管理者」は「7個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「総括安全衛生管理者は、厚生労働大臣の定める研修を修了した者のうちから選任しなければならない。」

(平成19年度問8B)


この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

このブログでは、5W1Hの疑問形になるように考えることを推奨しています。

 

 

………、 

 

 

「総括安全衛生管理者の資格基準は何か?」

ですね。

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「総括安全衛生管理者は、当該事業場においてその事業の実施を統括管理する者をもつて充てなければならない。」

 

整理の視点

あれれ、質問と回答がズレてるよって思うかもしれませんね。

それもそのはず。

総管になるための基準としては、事業場の統括管理をする者でさえあればよく、他の者のように資格や実務経験、講習の受講などの要件はないからです。

そりゃぁそうですわ。

総管って、要は現場のトップですから、資格や実務経験を問うとなれば、なり手がなくなってしまうかもしれませんし、専門的事項を取り扱うわけでもありませんから講習受講の必要性もないわけです。

もちろん、法第10条第1項各号に定められた事項を統括管理しなくてはいけませんが、あくまで統括管理にすぎず、実務的な面は安全管理者や衛生管理者などが行いますよね。

なので、総管の資格基準としては「当該事業場においてその事業の実施を統括管理する者」ということだけになるんですね。

本肢を根拠をもって正誤判断するには、以上のことさえ知っていればできます。

 

では、他の担当者の中で、特に有資格者や実務経験、講習修了でなくてもいいものってありましたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「ない。」ですね。

そう、他の担当者の場合は、いずれかを満たしていないとその地位に就くことはできません。

で、何が言いたいのかというと、毎度毎度の話ですが、一般組織における安全衛生管理体制って、テキストの記載の順番や、講義の順番って、役職ごとの「縦割り」ですよね。

ところが実際に問題を解く特に「あれ~、総管の選任基準ってどんな事業のときに何人だったっけな~。」みたいになってしまいがちです。

なので、一通り学んだとしても記憶として定着していないということになります。

これを防ぐためにはどうしたらいいか?

僕が受験生のときにやったことは、同じ項目で比較して覚えることです。

例えば選任基準なら総管から作業主任者まで一気に覚えたことを思い出したり、巡視義務でも同じようにしたりといった具合です。

このように習った順番から思い出す順番を変えたのは、問題が解けるようになるためです。むしろ、ごっちゃになっていた記憶を思い出しやすくするためといってもいいかもしれません。

どういうことかというと、総管の選任基準から代理者の選任まで一通り学んだあと、安全管理者の選任基準から代理者の選任までまなんだとして、以下おなじようにしたとしたときに、もう最初の総管の選任基準が「あれ?どうだったかな。」状態になっていたんです。

じゃあ、選任基準という同じ指標で各職を比較したらどうなるだろうかと覚え直したところ、異同のポイントが浮き彫りになって、問題がスラスラ解けるようになったんですね。

テキストや資料でいえば、一覧表が載っているかと思いますが「縦に見る」のではなく「横に見る」ことをやったといえば違いがイメージできるでしょうか。

社労士試験は記憶の試験ですから、結局、基本事項を覚えていないことには話になりません。

ですが、テキストや講義で習った順に覚えておかなくてはならないということはありません。

学んだ内容を自由自在に使いこなせてこそ問題が解け、合格基準を満たします。

勉強の工夫というのは、ひょっとしたら、今までの学校生活で体験した勉強法とは違うかもしれません。

違和感を感じて拒否反応が出るかもしれません。

しかし、違うからといって取り入れないまま結果を出せないというのであれば、本末転倒です。

変化についていけないというのは、取り残されるということでもありますからお勧めしません。

まずはちょっと試してみて効果を計り、徐々に変えていけばいいんです。

このブログを活用されているあなたは既に手をつけていますね?

 

今日のまとめ

今日は、「総括安全衛生管理者」を整理しました。

また、問題が解けるようになるためには、自分で学んだ順番を変えて思い出ししやすくすることも必要だということについてもお伝えしました。

  

下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。

もちろん、質問や要望もOKです。

(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)

 

お知らせ

この記事を読んで、「自分の勉強法ってどうなんだろう? これで来年受かれるんだろうか?」と思った方もいらっしゃるでしょう。

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受験生さんからリクエストがありましたので、昨年の12月に実施した選択式対策勉強会のアーカイブ動画を限定公開します。

選択式対策をどのように事前準備したらよいかについて、ワークを交えながら進めたものです。視聴してびっくり問題対策などにお役立てください。

知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。

実際に参加した受験さんからは、

「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」

「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」

「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」

といった感想をいただいております。

長さは約4時間。費用は¥5,000です。

申込フォームに所定の記載をしたうえでお申し込みください。

選択式のびっくり問題には、もう驚かない! 選択式で基準点を満たすための勉強会申込フォーム

入金確認後、YouTubeの限定公開URLと、当日に使用した問題冊子と資料を送付いたします。 

 

令和2年度本試験向けに「You Tube動画」アップしたものがあります。

ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。

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