日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~社会一般㉑~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

今年の本試験(令和3年8月22日)まで、残り38日(5週と3日)です。

1週間当たりの勉強時間(脳みそに汗をかいている時間のこと。講義を聴いているなどの受け身な時間は含まない。)が20時間だとすると、残り時間は約110時間です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

 

ここで告知です。今回は簡単に。

今週末の17日土曜日

13時~18時(終了予定)に「ドS勉強会」の10回目「社会横断」のオンライン勉強会を実施します。

「健保ヤバい!」「年金どうしよう(+o+)」といった焦りを感じている、そこのあなた!

頭の中のカオスがスッキリするコツをお伝えします。

また、僕が一方的に解説するのではなく、

ワークや振り返りタイムを盛り込んだアクティブラーニングによって、受験生さんが自ら学びを得られる場

であるのも特徴です。

主に再チャレンジ組の方を対象としますが、初受験の方もOKです。

 

今回は、健保、国年、厚年、社一の重要論点を一気に総ざらえします。

当てて答えてもらいますんで、たっぷり5時間、脳みそに汗をかいていただきます。

また、併せて論点質問会も実施しますので、普段の学習で自力では理解できない箇所をクリアにすることができます。

この勉強会に参加すると、

「問題文のすべった読みをするのでなく、どんな単語に気を付けなければならないかが、わかるようになってきました。弱い部分の確認と攻略がやっとわかってきました。」

「得意な分野、苦手な分野がよくわかった。勉強会に参加してよかったと思うことの一つは、「当てられて答える」機会があることです。答えられたことはそれでよし、全然答えられなくて頭真っ白になったとき、なんか思い出そうとする作業が次に生きてきます。そして、あとで動画を見直したときに、もう一度脳内で恥をかくと、さらに覚えられます。これこそドS勉強会の真骨頂だと思っています。」etc.

といったことが実感できます。

また、同じ志を持った受験生同士のつながりが持て、仲間としての連帯感や情報共有、ライバルとしての緊張感を保つことができます。

独りで粛々と勉強するのもいいですが、外部刺激を受けて(僕からのは激辛デスが…。)、脳みそフル回転で汗をかく機会があってもいいんじゃないでしょうか?

また、オンライン開催ですので移動時間は0分。

参加者は時間と費用をかけてまで参加される方ですから意欲的で優しい方ばかりです。

講師はもちろん、「日本で2番目にドSな社労士受験講師」の僕です。

会場は、あなたが集中して勉強できるところ。

問題演習用の資料は、各回前日金曜日のお昼12時にPDF化したものをメールで送ります。各自で印刷して勉強会を迎えてください。

また、この日の都合は合わないけれど、勉強会でのノウハウは学びたいという方のお申し込みも歓迎です。この場合、問題送付と録画した動画(限定公開)のURLをお送りして自習用に活用していただきます。

費用は、1回あたり¥5,000です。

 

なお、支払方法は、指定の銀行口座(申込フォーム内に記載)への事前振込を原則とし、振込み確認ができたことをもって申込み完了といたします。

また、キャンセルについては、各開催日2日前の木曜日のお昼12時までとし、返金は振込手数料を除いた分をお返しします。キャンセル期限を過ぎたものについては一切返金いたしません。なお、キャンセルせずに資料送付&当日の限定動画URLのお知らせを希望される場合には、その通り対応いたします。

なお、申し込み締め切りは本日23:59とします。

お申し込みはこちらから。

docs.google.com

 

返信用メールアドレスに入力ミスがあると、こちらからの返信ができませんので、くれぐれもお間違いのないよう、ご確認ください。

 

残り40日を切りました。

ギアをさらにもう一つ上げて、徐々にテンション上げて準備していきましょう。

日々の勉強は「習慣」です。

習慣はモチベーションとは全く関係ありません。

あなたが習慣にしていることって、わざわざモチベーション上げてやってますか?

朝、目を覚まして顔を洗ったり、歯を磨いたりするのに「おーし、今日はめっちゃモチベーション高いから、歯ぁ磨くぞ!」なんてことやってますか?

モチベーションなどというものを持ち出すときってのは、勉強しない言い訳のときだけです。

物事を習慣化するのは技術です。やる気だの意志の強さだのに頼っている限りは、いつまでたっても身に付きません。

まずはやってみることです。

さあ、1日5分でも10分でもいいから勉強し始めましょう。

不安を取り除く特効薬は、1歩を踏み出すことです。

勉強の悩みや不安は、勉強することでしか取り除けません。

最初から完璧な勉強法をとれる人なんていません。

とりあえずやってみて、軌道修正をするんです。

なので、何もせずにその場に立ち尽くしているだけでは何も変わりませんよ。

さあ、1問でもいいから問題を解きましょうか!

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

来年度向けの勉強を始める前に必ずやるべきこと - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

マインドセットをする - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

毎日のゴールを決める - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

スケジュールを立てる - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

やってはいけない勉強法(前編) - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

やってはいけない勉強法(後編) - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

効率の良い勉強法とは何か? - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

 

昨日のふりかえり

昨日は「年金制度の沿革」を整理しました。

 

国民年金基金はいつ導入され、いつから施行されたんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「昭和44(1969)年、職能型の国民年金基金制度の導入(施行は翌年。)。」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

そして、何度かコメントを寄せてくださった受験生さんから、スマホアプリの「分散学習帳」というのがより便利だと情報提供がありました。

実際に使ってみると、自分でカードを作成して覚えていくアプリですが、ベストな復習タイミングで、カードを毎日表示してくれます。

また、単語を入れて検索もできるので、不確かな記憶があっても、すぐに確認できます。

さらに音声読み上げもしてくれますから、紙のカードとICレコーダーのいいとこどりに加えて、間違えやすい論点をこれでもかというくらい復習できるので、最強の学習アプリなんじゃないかなって思います。

これまでICレコーダーに録音されていた方は、移管作業が伴いますが、今後、論点を探す手間を考えたらこっちの方がトータルで時間短縮につながるんではないでしょうか?

使用説明みたいなところに、勉強上達の3つのコツが載っているのも◎。

教えてくださったシミズさん、ありがとうございます!

 

記憶のコツは、出来合いの情報を鵜呑みにするのではなく、あなたの言葉で端的な情報に加工することと、それを適切なタイミング(忘れそうなタイミング)で、繰り返すことです。

あなた自身は、どれくらい脳みそに汗をかき、反復演習をしていますか?

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

今日は「社会保障概論、その他」から「医療保険制度の沿革」を整理します。

 

僕が持っている過去問集と直近の出題を併せたものでは、

医療保険制度の沿革」は16肢(選択式が3問)、載っています。

選択式では平成10年代に3回出題されていますが、10年以上間隔が空きましたね。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

医療保険制度の沿革」は「14個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

ほぼ、問題の数だけ知識が要るということですね。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

  

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「深刻化する高齢者の介護問題に対応するため、介護保険法が平成9年に制定され、平成12年4月から施行された。介護保険制度の創設により、介護保険の被保険者は要介護認定を受ければ、原則として費用の1割の自己負担で介護サービスを受けられるようになった。」

(平成26年度問10E)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

論点2つありますよ。

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

介護保険法はいつ制定され、いつから施行されたか?」と、

介護保険の自己負担割合はどんなものか?」

ですね。

 

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識①

いつ制定され、いつから施行されたかは、

「①介護保険法(平成9年12月17日法律第123号)

 ②この法律は、平成12年4月1日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
一 第8条の規定 公布の日から起算して3月を超えない範囲内において政令で定める日
二 第8章、第204条、第207条第2項及び第212条の規定 平成12年1月1日」

ですね。 

 

整理の視点①

沿革なので、記憶するのみです。

高校や大学受験の時に歴史の年号を覚えたと思いますが、その要領です。

で、介護保険法でいうと、平成9(1997)年制定で、施行は一部を除き平成12(2000)年からです。

施行がキリのいい年ですね。なので、僕なら「本格施行は2000(平成12)年で、成立はその3年前。」って覚え方をしますね。

で、沿革の過去問がそこそこあるので、僕なら、労働法、年金法、医療法の3分野を一緒にした年表を自作します。

こんな感じ。

 労働法

 年金法 

 医療法 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、年代の高さを合わせて、過去問で出題歴のあるものを書いていきます。

こうすることで、1つ1つの沿革の内容がぶつ切れにならず、歴史の流れとして認識できるのと、同時期に他の分野ではどんなことがあったかが一目で分かるようになっているからです。

世界史の勉強をしたときに、同時期の他地域で起こった出来事は何か?みたいな話ってありましたよね?(例えば、「中国でアヘン戦争が勃発したのとほぼ同時期に、アメリカ合衆国で起きた出来事は何か?」みたいな感じです(答えは「南北戦争1861年)」アヘン戦争1840年。)

歴史(沿革)の話って、重要度はそれほど高くない割に、しれっと出題されるので厄介です。

過去問があるんで、その範囲だけでも押さえたいのですが、覚えにくいんです。

だったら、1つ1つを別モノとして断片的な情報として覚えるのではなく、いったんまとめてから、個々の出来事を覚えた方がいいんじゃないかと思います。

それと、出てくる年号は現代のものなので、自分年表であるとか、既に知識として持っている年表と関連付けて覚えるのも手です。

例えば、「介護保険法の制定年は、拓銀の破たんの年と同じ。」みたいな感じです(道産子で、僕と同年代くらいの方なら分かるネタですが………。)。

僕なら「介護保険法の制定は、どうでしょうが始まった翌年。」とかね(*^。^*)

これも工夫の1つです。

みなさんは、沿革の過去問情報をどのように問題が解けるように加工していますか?

 

本試験に持っていく論点知識②

介護保険の自己負担割合は、

介護保険サービスを利用した場合の利用者負担は、介護サービスにかかった費用の1割(一定以上所得者の場合は2割又は3割)です。」(厚生労働省HPより抜粋)

ですね。 

 

整理の視点②

こっちは、法令の過去問知識そのままなので、楽勝ポイントですね。

で、介護保険法は、原則として自己負担割合は1割です。これが所得により2or3割になりますが、どこで線引きされるかの数字については、ズバリ問われた過去問がありませんので、覚えなくてもいいんじゃないでしょうか。

もし、心配なのであれば、一応、平成17年度問7Dの周辺知識と言えなくもないので、余裕があったら「2割負担は前年度所得が160万円以上、3割負担は220万円以上。」くらいに覚えておけば十分でしょう。

 

今日のまとめ

今日は、「医療保険制度の沿革」を整理しました。

また、沿革の記憶は、自分事のようにとらえるとが効果的ということについてもお伝えしました。

 

下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。

もちろん、質問や要望もOKです。

(コメントはアカウントなしでもできます。ただし承認制です。)

 

お知らせ

受験生さんからリクエストがありましたので、昨年の12月に実施した選択式対策勉強会のアーカイブ動画を限定公開します。

選択式対策をどのように事前準備したらよいかについて、ワークを交えながら進めたものです。視聴してびっくり問題対策などにお役立てください。

知識ではどうにもならない問題の解き方に重心を置いた勉強会ですので、予備校の講義や市販本にあるような「予想問題を解いてびっくり問題が出たとしても対応する。」といったものではなく、テクニックを学びたい方にはお勧めです。

実際に参加した受験さんからは、

「用語の大切さを改めて感じました。択一で、しっかりと用語を確認して、学んでいれば、選択問題にも応用ができることもわかりました。」

「自分では気づかない「解法のテクニック」があったことがわかった。」

「戦略的に表を書き3点取りにいくことです。一般常識以外でも難問が出るという心づもりと大ボス、中ボスとの戦いに向けて、構える姿勢について知れました。」

といった感想をいただいております。

長さは約4時間。費用は¥5,000です。

申込フォームに所定の記載をしたうえでお申し込みください。

選択式のびっくり問題には、もう驚かない! 選択式で基準点を満たすための勉強会申込フォーム

入金確認後、YouTubeの限定公開URLと、当日に使用した問題冊子と資料を送付いたします。 

 

zoomを使った無料の勉強方法相談を実施してます。

こちらの申込フォームからお申し込みください。

日本で2番目にドSな社労士試験無料相談会アンケート 

内容は、あなたが来年合格するための勉強法のアドバイスやお悩み相談ですね。

費用は掛かりませんが、お1人当たり1回限りといたします。

僕からのアドバイスや、論点知識の内容のレクチャーを継続的に受けたいという方は個別特訓をお申し込みください。

 

さらに、有料の動画配信は現在、鋭意準備中です。

できればですが、全論点につき、僕だったらどう記憶するかみたいな解説動画を作ろうと思っています(YouTubeにあげたやつの全論点版みたいなイメージです。)。

こちらも乞うご期待。

 

令和2年度本試験向けに「You Tube動画」アップしてます。

ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。

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