日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~健康保険法⑬~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

  

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

   

今年の本試験(令和3年8月22日)まで、残り192日(27週と3日)です。

1週間当たりの勉強時間(脳みそに汗をかいている時間のこと。講義を聴いているなどの受け身な時間は含まない。)が20時間だとすると、残り時間は約550時間です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

 

今日は建国記念日ですね。

月曜日以外の祝日って、珍しいので、感覚がちょっと狂いますね。

土日がお休みの方は、明日を計画有給に充てたりするんでしょうね。

 

今は地力をつけるときです。

テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

日々の勉強は「習慣」です。

習慣はモチベーションとは全く関係ありません。

あなたが習慣にしていることって、わざわざモチベーション上げてやってますか?

朝、目を覚まして顔を洗ったり、歯を磨いたりするのに「おーし、今日はめっちゃモチベーション高いから、歯ぁ磨くぞ!」なんてことやってますか?

モチベーションなどというものを持ち出すときってのは、勉強しない言い訳のときだけです。

物事を習慣化するのは技術です。やる気だの意志の強さだのに頼っている限りは、いつまでたっても身に付きません。

まずはやってみることです。

さあ、1日5分でも10分でもいいから勉強し始めましょう。

不安を取り除く特効薬は、1歩を踏み出すことです。

勉強の悩みや不安は、勉強することでしか取り除けません。

最初から完璧な勉強法をとれる人なんていません。

とりあえずやってみて、軌道修正をするんです。

なので、何もせずにその場に立ち尽くしているだけでは何も変わりませんよ。

さあ、1問でもいいから問題を解きましょうか!

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討していきます。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

また、勉強法に関する僕の考えは以下の記事をご覧ください。

来年度向けの勉強を始める前に必ずやるべきこと - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

マインドセットをする - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

毎日のゴールを決める - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

スケジュールを立てる - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

やってはいけない勉強法(前編) - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

やってはいけない勉強法(後編) - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

効率の良い勉強法とは何か? - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は「資格取得時決定」を整理しました。

 

標準報酬月額の定時決定に際し、4月、5月、6月のいずれかの1か月において休職し、事業所から低額の休職給を受けた場合、報酬月額はどのように算定するんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「①標準報酬月額の定時決定に際し、健康保険法第44条第1項又は厚生年金保険法第24条第1項の規定により、保険者において算定する場合は、健康保険法第41条第1項又は厚生年金保険法第21条第1項の規定により算定することが困難である場合を除き、次に掲げる場合とすること。
(中略)
(2)4、5、6月のいずれかの月において低額の休職給を受けた場合
(以下略)

 ②①の場合、9月以降において受けるべき報酬月額、すなわち、休職給を受けた月以外の月を対象月として算定」

でしたね。

 

これを記憶しやすい情報に加工して京大式カードに書くなり、ICレコーダーに録音してクイズ化し、何回か繰り返せば、簡単に覚えられますね。

そして、何度かコメントを寄せてくださった受験生さんから、スマホアプリの「分散学習帳」というのがより便利だと情報提供がありました。

実際に使ってみると、自分でカードを作成して覚えていくアプリですが、ベストな復習タイミングで、カードを毎日表示してくれます。

また、単語を入れて検索もできるので、不確かな記憶があっても、すぐに確認できます。

さらに音声読み上げもしてくれますから、紙のカードとICレコーダーのいいとこどりに加えて、間違えやすい論点をこれでもかというくらい復習できるので、最強の学習アプリなんじゃないかなって思います。

これまでICレコーダーに録音されていた方は、移管作業が伴いますが、今後、論点を探す手間を考えたらこっちの方がトータルで時間短縮につながるんではないでしょうか?

使用説明みたいなところに、勉強上達の3つのコツが載っているのも◎。

教えてくださったシミズさん、ありがとうございます!

 

記憶のコツは、出来合いの情報を鵜呑みにするのではなく、あなたの言葉で端的な情報に加工することと、それを適切なタイミング(忘れそうなタイミング)で、繰り返すことです。

あなた自身は、どれくらい脳みそに汗をかき、反復演習をしていますか?

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「標準報酬月額及び標準報酬額」から、「随時改定」(健保法43条)、「育児休業等終了時の改定」(健保法43条の2)、「産前産後休業終了時の改定」(健保法43条の3)を整理します。

 

僕が持っている過去問集(2021年度向け。)では、

「随時改定」は14肢(類題含めて16肢)、

育児休業等終了時の改定」は2肢(類題含めて3肢)、

「産前産後休業終了時の改定」は1肢、載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「随時改定」は「5個」の知識、

育児休業等終了時の改定」は「1個」の知識、

「産前産後休業終了時の改定」は「1個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「標準報酬月額が1,330,000円(標準報酬月額等級第49級)である被保険者が、現に使用されている事業所において、固定的賃金の変動により変動月以降継続した3か月間(各月とも、報酬支払の基礎となった日数が、17日以上であるものとする。)に受けた報酬の総額を3で除して得た額が1,415,000円となった場合、随時改定の要件に該当する。」

(平成30年度問2D)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

 「固定的賃金の変動による報酬月額の額の変動が1等級であったとしても、例外的に随時改定が行われる場合はどんなときか?」

ですね。

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「標準報酬月額の随時改定は、次の各項のいずれかに該当する場合に行なうこと。

ア 昇給又は降給によって健康保険法第43条第1項又は厚生年金保険法第23条第1項の規定により算定した額(以下「算定月額」という。)による等級と現在の等級との間に2等級以上の差を生じた場合

イ 健康保険第49級又は厚生年金保険第31級の標準報酬月額にある者の報酬月額が昇給したことにより、その算定月額が健康保険1,415,000円以上又は厚生年金保険665,000円以上となった場合

ウ 第1級の標準報酬月額にある者の報酬月額(健康保険にあっては報酬月額が53,000円未満、厚生年金保険にあっては報酬月額が83,000円未満である場合に限る。)が昇給したことにより、その算定月額が第2級の標準報酬月額に該当することとなった場合

エ 健康保険第50級又は厚生年金保険第32級の標準報酬月額にある者の報酬月額(健康保険にあっては報酬月額が1,415,000円以上、厚生年金保険にあっては報酬月額が665,000円以上である場合に限る。)が降給したことにより、その算定月額が健康保険第49級又は厚生年金保険第31級以下の標準報酬月額に該当することとなった場合

オ 第2級の標準報酬月額にある者の報酬月額が降給したことにより、その算定月額が健康保険にあっては53,000円未満、厚生年金保険にあっては83,000円未満となった場合

ですね。

 

整理の視点

チョット覚えることが多いように見えますね。

これを問題が解けるようになるように(=使える知識に)加工していきましょう。

まずアは、通常の随時改定の場合を言ってます。なので、本問から直接的に学ぶこととしなくてもいいでしょう。

ただし、これが基本形、すなわち、固定的賃金の変動により算定等級が2等級以上の差を生じた場合です。

しかし、最高等級の1つ下の等級の上には最高等級しかありませんし、第2級の下には第1級しかありません。第0級なんてないですよね。

例えば、健康保険第49級(標準報酬月額133万円)の被保険者がいるとしましょう。報酬月額が135万円だとして、基本形のままだと、仮に報酬月額が150万円になろうと、200万円になろうと、2等級上の等級が存在しませんから、次の定時決定まで標準報酬月額が変わらないということになります。

これに対して、健康保険第48級(標準報酬月額127万円)で、報酬月額が128万円の方の固定的賃金が上昇し、報酬月額が140万円になった場合は他の随時改定の要件に該当すれば随時改定が行われることになります。

これって、おかしいですよね?

最高等級の1つ下の方はいくら固定的賃金が上昇しようとも随時改定は行われないのに、2つ下の方はきっちり随時改定が行われるのですから。

ということで、イ以下で例外的に1等級しか差が無くても随時改定を行うパターンが示されているというわけです(ここまでが問題の所在。)。

 

イは、健康保険第49級(厚生年金第31級)→第50級(第32級)になる場合です。

注意が要るのは、どんなときでも固定的賃金の上昇に伴い、改定が行われるのではなく、算定月額が141万5千円(66万5千円)以上になった場合です。

この141万5千円(66万5千円)という数字は、第50級(第32級)に該当する報酬月額である135万5千円(63万5千円)に6万円(3万円)を加えた数字です。

なんで、こんなことになるかというと、

健康保険第44級以上の等級は、報酬月額の幅が6万円、厚生年金第24級以上の等級は、報酬月額の幅が3万円であることから、第50級(第32級)のさらに上に等級を設けるとしたら、第50級(第32級)に該当する報酬月額135万5千円(63万5千円)に6万円(3万円)を足して、第51等級(第33等級)になりますよねってことだからです。

令和2年度の保険料額表のリンクを貼っておきますので、ご確認ください。

令和2年度保険料額表(令和2年9月分から) | 協会けんぽ | 全国健康保険協会

なので、第49級(第31級)の方が、実質的に2等級以上の差が生じたとして、エア第51級(第33級)になった場合には、随時改定を行いますよってことです。ただし、実際には第50級(第32級)までしかないから、その等級に改定しますよってことです。

で「141万5千円以上」という数字は、過去問で晒されている数字なので、僕なら覚えます。

 

ウは、健康保険第1級(厚生年金第1級)→第2級(第2級)になる場合です。

この場合も、いついかなる時でも改定が行われるのではなく、報酬月額が53,000(83,000)円未満のときだけです。

これらの数字は、健康保険&厚生年金第1級の標準報酬月額から5,000円を引いた額ですね。

で、これらの額未満の場合を第0級とみなして、固定的賃金の上昇があり、算定月額が第2級に該当したときは、2等級の差が生じたとして改定しますよってことを言っていますね。ただし、実際には第1級に該当しているので、見かけは1等級の随時改定ですよってことです。

第1級の標準報酬月額から5,000円を引いた額の数字は、平成20年度の問題を解くうえで必要ですから、僕は覚えます。

第1級の標準報酬月額は覚える対象にしてあるので、健保も厚年も5千円引きとだけ付け加えればいいので、手間はかからないですね。

 

エは、健康保険第50級(厚生年金第32級)→健康保険第49級(厚生年金第31級)になる場合です。

報酬月額が141万5千円(66万5千円)以上の者に限定されている場合ですから、イの逆パターンですね。

 

オは、健康保険第2級(厚生年金第2級)→第1級(第1級)になる場合です。

算定月額が53,000円(83,000円)未満の者に限定されていますから、ウの逆パターンですね。

 

ということは、例外的に1等級の差しか生じていなくても随時改定が行われる場合というのは、エア第51級(第33級)や第0級を想定して、そこに基本形の随時改定の要件をあてはめていくんだということが言えます。

細かい場合分けが必要に思えるかもしれませんが、言わんとしていることはこれです。

あとは、第50級(第32級)⇔第49級(第31級)と第1級⇔第2級になるときの数字を覚えておけば十分でしょう。

 

で、ここまで読んで、あなたはこの論点をどのように記憶していましたか?

僕の記事を読んで分かったような気になっていたら要注意です。

自己解説の際にモヤッとしていたところの参考に利用してもらう分にはいいのですが、分かりやすい解説を読んだり、聴いたりしただけで知識が身に付いたような錯覚が生じる場合がおおいにあります(ファインマン効果というんだそうです。昨日の流暢性の罠と似たような概念です。簡単に言えば「分かりやすい授業や講義を受けたあとに何も記憶に残っていない」というもの。)。

折に触れて、毎日の勉強は

本試験問題が解けるようになるための準備であり、知識をためこむことではないと書いてきました。

ところが、FBの受験生コミュニティーの投稿を見ると、なんと、分かりやすい講義やテキストについて書かれていることか!

「あ~あ(>_<)」ですよ。気づいていないんですね。

その方の人生なので、僕がとやかく言うことではありませんが、分かったつもりになっているだけで問題が解けない=使える知識になっていないことに気付くのが本試験直前や、本試験中だとしたらそら恐ろしいですよね(゜o゜)。

あなたはそうならないよう、このブログを活用してくださいね!

 

今日のまとめ

今日は、「随時改定」を整理しました。

また、分かりやすい講義に満足すると、記憶には何も残らなくなる可能性があるということについてもお伝えしました。

 

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もちろん、質問や要望もOKです。

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費用は掛かりませんが、お1人当たり1回限りといたします。

僕からのアドバイスや、論点知識の内容のレクチャーを継続的に受けたいという方は個別特訓をお申し込みください。

 

さらに、有料の動画配信は現在、鋭意準備中です。

できればですが、全論点につき、僕だったらどう記憶するかみたいな解説動画を作ろうと思っています(YouTubeにあげたやつの全論点版みたいなイメージです。)。

こちらも乞うご期待。

 

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ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。

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