みなさん、こんばんは。
(お、「こんにちは」ではないゾ)
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
今日、今年の合格発表がありましたね。
選択式25点以上(労一、社一、健保は2点以上)、
択一式44点以上(救済はなし。労災問6が全員正解)、
合格率6.4%という数字でしたね。
ほぼ昨年並みですね。
僕のところへも吉報が続々と寄せられています。
合格されたみなさん、改めておめでとうございます。
嬉しさや、ホッとした気持ちやら、次のステップに向けた気の引きしまる思いやらで、軽く嬉しいパニックになっているかもしれませんね。
コロナの影響でパァ~っと繰り出すわけにはいかないでしょうから、今時分は、ご自宅でほっこりされているんでしょうか。
残念な結果に終わった方、もう結果は結果として受け止めていますね?
どっかの国の偉い人みたいに変にゴネようなんてことはありませんね。
で、これからどうするかです。
既に再始動されている方、毎日の記事でも書いているように、いまからフルスロットルで走るのではなく、来年の8月22日までコツコツと走っていきましょう。
ラストスパート時に、それまでにために貯めたエネルギーをぶちかまして合格を掴み取りましょうね!
ただし、敗因分析は入念に行いましたか?
「択一で知識が足りなかった。」程度のものは分析とは言いません。
もちろん、現象として知識の不正確さがあったから合格点に届かなかったということは言えますが、なぜそうなったのかを深掘りしない限り、来年もまた同じことを繰り返す可能性が高いです。
じゃあ仮に「勉強時間が足りなかったから、知識不足のまま本試験に臨んでしまった。」と考えたとしましょう。
では、なぜ「勉強時間が足らなかった。」のですか?
仕事が忙しかったから? 家事をしなければならなかったから? 家族の面倒を見なければならなかったから?ですか?
では、勉強に集中しきれない事情があるなりに勉強時間を確保するための行動はどうとりましたか? 限られた時間内に効率よく勉強するためにはどんな工夫をしましたか? そもそも今年の合格のためにどれくらいのリソースが必要と見込んで勉強を始めましたか?
これくらい突っ込んで、何が足りなかったのかを炙り出さない限り、来年の合格に向けて何を優先的にやっつけなくてはならないかというビジョンなんて見えないでしょうし、スケジュールを戦略的に立てて、都度都度検証しながら自分の成長を確かめていくことなんてできないんじゃないでしょうか?
また、なんとなく「いつかは受かるさ。」なんて根拠にもならないようなことを考えながらこれまでと同じか、大して変わり映えのないことをしようとしているのではありませんか?
それも選択の一つですから、僕がとやかく言うことではないでしょう。
ですが、本気で受かるというのでしたら、考えや行動は改めた方がいいと思いますよ。
そうではなく、心機一転、僕の激辛ブログ記事を読んで、歯を食いしばってでも自分と向き合い、これまでのやり方を少しでも変えようともがく方は、見捨てませんからね!
一方、今日を境に試験から撤退することを決めたあなた。
おつかれさまでした。悔いはありませんね? 精一杯やり切りましたね?
僕は20代の頃、旧司法試験を受けていました。
6回受けても全く芽が出ない。
勉強のやり方すら分からないし、周りの人に訊いてもピンとこない。
けど、戦略的な根拠もなく「(何となく)受かりたい。」の想いにすがっていました。
最後の1年は惰性で過ごしていました。
自分が嫌で嫌でね。そこから逃れるには受かるか辞めるかの2択。
僕は辞めました。精一杯やり切ったわけではないので、しばらくは悔いだらけでしたが、先の見えない勉強をするよりはましでした。
きっと、あなたは違いますね。
だとしたら、1年なり何年かなりの期間、身を削るようにした努力は、あなたの財産になるでしょう。
この経験を他の分野で活かしてください。
その分野でのご活躍を祈っています。
で、どっちつかずの方はいないでしょうが、どうするかはとっとと決めましょう。
ただ、はっきり言えることは、あなたの人生、自分で責任をとれない方はいつまでたっても受かりません。
これは、過去の僕自身でもありました。
あなたには、そんなつらい思いをしてほしくないという超おせっかいな話です。
たまに「塚ちゃんは自分目線。」って言われることがあり、めっちゃ凹んだこともありますが、どう受け取られるかをびくびくしながら生きるのは嫌なので、煙たがられてもいいやという想いでブログ記事を書いています。
もちろん、ドSブログですから辛口ですけど、耳触りのいいヌルイことを言うよりも端的にズバッと言い切るのも僕の持ち味ですから、みなさんが役に立てるかなと感じたことをどんどん取り入れて行ってもらえればいいかなと思っています。
では、また明日の過去問検討で。
最後まで読んでくださってありがとうございます。