みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
本試験(令和2年8月23日)まで、残り59日(8週と3日)です。
さあ、残り2カ月を切りました!
気分だけでなく、実力も盛り上がってきましたね?
マラソンに例えると、ゴールまで残り10キロを切りました。
ラストスパートを掛けましょう!
ここで告知です。
第3回「日本で2番目にドSな社労士試験勉強会 at zoom会場」を実施いたします。
内容は、4時間で問題演習と論点質問会の両方をやります。
問題演習パートは、過去問を使って、大阪勉強会方式、すなわち、その場で解き、僕が当てて解き筋を答えてもらうというやり方でやります。
論点質問会は、参加者からの疑問や問題が解ける知識を身に付けるうえでネックになっている箇所の解説を行います。
日程は残り3回。いずれの回も13:00~17:00(1時間延ばしました。)
7月 4日(土):厚生年金保険法
7月25日(土):一般常識
8月 8日(土):横断整理&最終チェック
全回受講されてもいいですし、単発での受講も可とします。
この勉強会で得られるものは、
・緊張感を持って集中した勉強ができる。
・分からないことがその場で解消できるので、無駄に悩まなくて済む。
・わかってたつもりに気付けるので、勉強の軌道修正ができる。
・勉強仲間ができる。
・モチベーションアップにつながる。
・スケジューリングのペースメーカーになる。
・自分の現在の到達度が分かるので、課題が明確になって、残りの期間で何をすればいいのかが分かる。 etc.
第2回勉強会に参加された受験生さんの声は、
「テキストに書いてあったり、過去問でやっていても、気づいていない論点がたくさんありました。そもそも『論点』というものがはっきりわかっていませんでしたが、先生が『根拠』という言葉を使われたのでなるほどと思いました。」
「既に出来ていると思っていた整理が不十分であることが分かった。具体的には障害年金(国年・厚年とも)の事後重症・基準傷病・併合認定・額の改定の場面分けが曖昧であったことに気付けた。」
「まだまだ不十分ですが論点の捉え方。基本ワードをまず押さえることの重要性を認識できた。」
「皆さんの前で先生誤りを指摘していただき、恥をかいたことで不明確なものが明確になり記憶されたので、どんどん恥をかかなければならないと思った。ここに関連する事後重症、併合の調整の違いが明確になった。遺族年金の子の支給停止される場合も、順を追って考えることで解決できた。失権も混同していたが、自分なりの解釈ができたと思う。」etc.
でした。
単発で申し込まれた方の約8割が次回への参加表明をされました。
講師はもちろん、「日本で2番目にドSな社労士受験講師」の僕です。
会場は、あなたが集中して勉強できるところ。
問題演習用の資料は、各回前日金曜日のお昼12時にPDF化したものをメールで送ります。各自で印刷して勉強会を迎えてください。
お住まいにプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントサービスをご利用ください。やり方は教えます。
いかがですか?
独りで粛々と勉強するのもいいですが、外部刺激を受けて(僕からのは激辛デスが…。)、脳みそフル回転で汗をかく機会があってもいいんじゃないでしょうか?
で、気になる費用ですが、1回あたり¥3,000とします。
参加者さんには「安すぎる!」と言われましたね。来年は値上げするかもしれません。
無料にするか迷ったのですが、毎日、このクオリティーの記事を無料公開していて、さらにその上を行くサービスを時間をかけて準備し、提供するのですから、費用をいただくのは当然だと思いました。
また、何でも無料にすると「くれくれさん」が来て、勉強会の熱量が下がってしまいます。
本物の痒いところに手の届く情報って、無料では得られませんからね。その意味でこのブログやYouTube動画は有料級の内容だと自負しています。
「お金を払ってでも学んで合格する!」「金額以上の学びや気づきを得るんだ!!」という想いの方だけに来ていただき、学びを得てもらいたいんです。
なお、支払方法は、指定の銀行口座(申込フォーム内に記載)への事前振込を原則とし、振込み確認ができたことをもって申込み完了といたします。
また、キャンセルについては、各開催日2日前の木曜日のお昼12時までとし、返金は振込手数料を除いた分をお返しします。キャンセル期限を過ぎたものについては一切返金いたしません。
お申し込みはこちらから。
日本で2番目にドSな社労士試験勉強会 at zoom会場申込フォーム
フォームからの参加申し込みは、7月2日(木)23:59までといたします。
模試の時期とも重なってきていますが、現在の到達度を第3者の目から図ってもらうという機会はなかなかないと思いますよ。
それと「You Tube動画」も始めました。
ブログとは別の論点をピックアップしているのと、問題文をどう読み解いたらいいのかについて解説していますんで、チャンネル登録もお願いします。
だいたい日付が変わるころにアップしますが、特にアップ時刻は決めてません。ノリです。
twitterも始めました。
フォローやリツイートしていただけると嬉しいです。
日本で2番目にドSな社労士試験対策 (@Krydpd9rkCJNKQ0) | Twitter
1日1日を大切に過ごしましょう。
仮に1週間平均の勉強時間が20時間だとすると残り時間は約170時間です。
あなたを追い込むつもりは1ミリもありませんが、ゴールからの逆算で、どのくらいの時間をかける必要があるかはシビアに見積もった方がいいと思います。
まとまって勉強できる土曜日曜は残り8回です。
時間の使い方やスケジューリングは、順調ですか?
また、「時間がない or 足りない。」と気が焦り気味な方は、1日及び1週間の時間の使い方を棚卸ししましょう。
まさか、睡眠時間、お仕事の時間、ご飯の時間、家事の時間、家族との時間以外に30分程度まとまった時間や5~10分のスキマ時間が全くないという方はいらっしゃらないでしょうから、勉強時間の確保はできるはずです。
また、少しであったとしても勉強に割けられる時間当たりの生産性をあげることも必要でしょうね。
勉強時間の確保や環境の整備は、あなた自身がやると決めてやらないことにはどうにもなりません!
いつまでたっても「時間がない。」「家のことが」などと
できない理由を挙げている方は、合格する覚悟ができていませんよ!
机の前に座るだけが勉強ではありません。
5分、10分でもいいから勉強する習慣を身につけましょう!
座って勉強できる間がないのであれば、立ってでも勉強しましょう。
できない理由をいくら挙げたとしても勉強は進みません。
また、効率の良い勉強は頭の中であーでもない、こーでもないと考えあぐねたとしても答えは出ません。
実際に試してみて自分流に使いこなせ、かつ、学んだ内容が残っているように微調整していくものです。
あなたがやりたいことは、勉強できないことへの不満をタラタラこぼすことですか?
それとも、腹をくくって勉強に集中することですか?
とはいえ、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。
でだ、あなたは、1週間平均でどれだけ、
脳みそに汗をかく「正味の」勉強時間を費やしていますか?
(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)
焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、
ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?
大事なのは、毎日1%ずつ成長することだけです。
本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう!
想像してみてください。本試験が終わったときの瞬間を。
その時、どんな感情に浸りたいですか?
このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。
【もくじ】
昨日の振り返り
昨日は「被扶養配偶者である期間についての特例」を整理しました。
特定被保険者の死亡後でも3号分割ができるときはどんなときでしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「離婚をし、その1年後に、特定被保険者が死亡した場合、その死亡の日から起算して1か月以内に被扶養配偶者(当該特定被保険者の配偶者として国民年金法に規定する第3号被保険者であった者)から3号分割標準報酬改定請求があったときは、当該特定被保険者が死亡した日の前日に当該請求があったものとみなされる。」
でしたね。
あなたは、昨日勉強してストックした論点知識を
夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?
記憶のコツは、
コンパクトな情報を常に繰り返すことです!
1回で覚えたつもりになってはいませんか?
もちろん、そのまえに、テキストなどの
情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること
も大事です。
それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。
ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。
分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの
受け身な勉強では記憶は身につきません。
受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、
今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、
11月に合格している自分の姿をイメージできますか?
今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
今日は「2以上の種別の被保険者であった期間を有する者の特例」(厚年法78条の22~78条の37)を整理します。
僕が持っているクレアール過去問集(2020年度向け。)では、
「2以上の種別の被険者であった期間を有する者の特例」は、小見出しで「老齢厚生年金関係」と「障害厚生年金等、遺族厚生年金関係」に枝分かれしていて、
「老齢厚生年金関係」は5肢
「障害厚生年金等、遺族厚生年金関係」も5肢、載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「老齢厚生年金関係」は「3個」の知識、
「障害厚生年金等、遺族厚生年金関係」は「5個」の知識で、パーフェクトだとまとめました。
その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「障害厚生年金の受給権者であって、当該障害に係る障害認定日において2以上の種別の被保険者であった期間を有する者に係る当該障害厚生年金の支給に関する事務は、当該障害に係る障害認定日における被保険者の種別に応じた実施機関が行う。」
(平成28年度問6D)
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「障害厚生年金の受給権者であって、当該障害に係る障害認定日において2以上の種別の被保険者であった期間を有する者に係る当該障害厚生年金の支給に関する事務はどこが行うか?」
ですね。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「2以上の種別の被保険者であった期間を有する者に係る障害厚生年金の支給に関する事務は、当該障害に係る初診日における被保険者の種別に応じた実施機関が行う。」
ですね。
整理の視点
久しぶりにロジック的に難しくない話ですね。
素直に記憶しましょう。
要は、2つ以上の種別の被保険者期間がある者(例えば、民間企業に15年、地方公務員の期間が15年ある者。)が障害厚生年金の受給権を有するに至ったとき、どの時点での実施機関に裁定請求をしたらいいの?って話です。
今日の論点知識では、「初診日」での種別の実施機関に行ってねってことなので、先の例では、民間企業にいるときに初診日があれば「厚生労働大臣」に、地方公務員のときに初診日があれば「地方公務員共済組合、全国市町村職員共済組合連合会及び地方公務員共済組合連合会」に裁定請求するってことになりますね。
ちなみに、遺族厚生年金の短期要件については、死亡日における被保険者の種別に応じた実施機関が行います(障害厚生年金と同じ扱い。)。
長期要件については、老齢厚生年金の支給と同じようにそれぞれの実施機関が行います(老齢厚生年金と同じ扱い。)。
で、去年の記事でも書きましたが、「2以上の種別の被険者であった期間を有する者の特例」ってのは、被用者年金が一元化されたことに伴い、旧各種共済年金の被保険者期間を厚年側でどう扱うかの話です。
元々別のものを無理やりくっつけたようなものですから、めんどくさいっちゃぁめんどくさいです。
ただ、試験対策上は、被保険者期間を合算するのか個別にみるのかどうか? 手続きはどこに行けばいいのか? その他くらいです。
要は、一元化に伴い、いっしょくたにするのか、別のものだったんだから元通り別扱いするのかってくらいのもんです。
理解しようと躍起になってはいけません。
平成28年度以降の出題しかありませんから、恐らくどの過去問集でも出題されたものは全部載っていると思います。
それが上記3つのどれを問うているのかを見極めたうえで、過去問レベルで100%解けるようになるのが先決です。
それでも余裕があるのでしたら、テキストの読み込みなりなんなりをすればいいでしょう。
ですが、多分、そんな受験生さんはいません。
だったら、厚年法の6割を占める「被保険者」と「保険給付」にまず力を注いだ方が効率的ですよね?
どんな種類の被保険者が厚年にはいて、それぞれの資格要件、資格喪失事由と喪失日、それぞれの保険給付の支給要件、額、減額改定事由、支給停止事由、失権事由あたりは完璧ですか?
残り時間がどんどん少なってきて焦る気持ちは分かりますが、焦ったところで何も生み出されはしません。
やるべきこと、基本中の基本を疎かにせず、受験生の多くが解ける問題を増やしていくだけのことをやれば、自ずと合格可能性は上がります。
今のあなたの課題は何で、これから何をなすべきかは決まっていますか?
今日のまとめ
今日は、「2以上の種別の被保険者であった期間を有する者の特例」を整理しました。
また、厚年法の力の入れどこについてもお伝えしました。
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
コメントはアカウントなしでも投稿できますが、承認制です。
質問や要望もOKですが、内容の誤りに対する指摘なのか、ご自身の理解を確認したいのか、要望なのか、感想などなのかが判読しにくいものについてはスルーいたします。
例えば、誤りを指摘するのであれば、該当箇所を引用し「記事には『~~。』と書いてありますが、自分は『………。』だと思います。いかがでしょうか?」と尋ねていただかないことには回答のしようがありません。
また、解説文は、考えればわかることにはいちいち言及していませんから、ご自身の理解を確認したいのであれば、やはり記事の該当箇所を引用し「記事の『~~。』からは、自分は『………。』と理解しましたが、合っていますでしょうか?」と尋ねていただければ回答することはできます。
回答するからには手間がかかります。書き込みの趣旨をこちらが考えて回答しなければならないような無用な手間はかからないようにご配慮ください。
さらに、ネットという匿名性の高い媒体であるとはいえ、名乗りもせずにいきなり質問めいたことをされても回答する義務はこちらにはないと考えておりますので、人にものを尋ねる態度については社会人としての節度をお守りください。
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冒頭にも書きましたが、けっこうな人数になってきたので、読者登録されている方限定で、何か企画をしてみたいですね。
zoomを使って勉強方法や論点知識の質問会みたいなのって、興味あります?
リクエストいただけると嬉しいです。
そちらもコメント欄からメッセージしてください。
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こちらも、続々とお申し込みをいただいています!
「zoomを使ったことがなくて不安だ。」という方でも安心です。
導入マニュアルをお送りしますので、その通りにやればほぼどなたでも使いこなせます。
ただし、パソコンであれば、内臓または外付けのカメラとマイクが必要です。
パソコンにカメラやマイクがなくても、このご時世、スマホかタブレットはお持ちだと思います。iphoneであれば、付属のマイク付きイヤホンがありますから、導入障壁は低いですよ。
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