みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
今日の夜に「緊急事態宣言」が発令されますね。
対象地域の方、さぞかし不安でしょう。
今できる最大の防御策は、外に出ないこと。
お仕事の都合で、止む無く外に出ざるを得ない方もいらっしゃるでしょう。
手洗いと消毒が一番効果があるそうですね。
僕もとにかく手洗いしてます。あと、顔を触る癖があるので、腕組みしてます。
天災ともいうべき事態です。十分に注意するに越したことはありません。
また、気に病んでもどうしようもないので、勉強は集中してやりましょう。
僕のところにも休業手当と雇調金のお問い合わせが来ています。
こんなときこそ、社労士の出番なんだなと強く感じます。
はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。
僕はこんな人です。
本試験(令和2年8月23日)まで、残り138日(19週と5日)です。
1日1日を大切に過ごしましょうね。
仮に1週間平均の勉強時間が20時間だとすると残り時間は約400時間です。
あなたを追い込むつもりは1ミリもありませんが、ゴールからの逆算で、どのくらいの時間をかける必要があるかはシビアに見積もった方がいいと思います。
まとまって勉強できる土曜日曜は残り19回です。
時間の使い方やスケジューリングは、順調ですか?
また、「時間がない or 足りない。」と気が焦り気味な方は、1日及び1週間の時間の使い方を棚卸ししましょう。
まさか、睡眠時間、お仕事の時間、ご飯の時間、家事の時間、家族との時間以外に30分程度まとまった時間や5~10分のスキマ時間が全くないという方はいらっしゃらないでしょうから、勉強時間の確保はできるはずです。
また、少しであったとしても勉強に割けられる時間当たりの生産性をあげることも必要でしょうね。
勉強時間の確保や環境の整備は、あなた自身がやると決めてやらないことにはどうにもなりません!
いつまでたっても「時間がない。」「家のことが」などと
できない理由を挙げている方は、合格する覚悟ができていませんよ!
机の前に座るだけが勉強ではありません。
5分、10分でもいいから勉強する習慣を身につけましょう!
座って勉強できる間がないのであれば、立ってでも勉強しましょう。
できない理由をいくら挙げたとしても勉強は進みません。
また、効率の良い勉強は頭の中であーでもない、こーでもないと考えあぐねたとしても答えは出ません。
実際に試してみて自分流に使いこなせ、かつ、学んだ内容が残っているように微調整していくものです。
あなたがやりたいことは、勉強できないことへの不満をタラタラこぼすことですか?
それとも、腹をくくって勉強に集中することですか?
とはいえ、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。
でだ、あなたは、1週間平均でどれだけ、
脳みそに汗をかく「正味の」勉強時間を費やしていますか?
(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)
焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、
ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?
大事なのは、毎日1%ずつ成長することだけです。
本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう!
想像してみてください。本試験が終わったときの瞬間を。
その時、どんな感情に浸りたいですか?
このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。
必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。
ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。
今日はメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」はお休みです。
ですが、記事中に過去問を取り上げていますから、お読みくださいね。
【もくじ】
昨日の振り返り
昨日は 「事業主の報告等の事務」を整理しました。
事業主はどんな届出をいつまでにどこへしなければならないんでしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「原則:5日以内
例外:①【遅滞なく】→被保険者氏名変更届、被保険者住所変更届
②【速やかに】→報酬月額変更届、産前・産後休業及び育児休業等を終了した際の報酬月額変更の届
③【あらかじめ】→代理人選任・解任届
宛先:協会けんぽは事業所に係るものは厚生労働大臣。被保険者に係るものは機構
組合健保は健保組合」
でしたね。
あなたは、昨日勉強してストックした論点知識を
夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?
記憶のコツは、
コンパクトな情報を常に繰り返すことです!
1回で覚えたつもりになってはいませんか?
もちろん、そのまえに、テキストなどの
情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること
も大事です。
それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。
ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。
分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの
受け身な勉強では記憶は身につきません。
受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、
今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、
11月に合格している自分の姿をイメージできますか?
今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?
健康保険法の振り返り
健康保険法は保険給付攻略が鍵
さて、約1か月半かけて健康保険法をみてきました。
2月末から始めて、コロナの影響があり、健康不安と闘いながらの勉強だったと思います(あ~、予備校利用の方は国年が終わって、厚年に入った頃だったでしょうか。)。
みなさんは健康保険法は得意ですか? 普通ですか? 苦手ですか?
僕は合格した年でこそ択一は7点でしたが、初回受験時は4点。合格基準を超えた2・3回目でさえ5点と比較的苦手としていました(労働法科目が得意だったので、そこで合格点を稼いでいました。)。
4回目の勉強を始めるにあたって、「何でイマイチ、苦手感が抜けないんだろう?」って、自分と向き合ってみました。
で、気づいたことは、「そもそも保険給付のところで言葉が上滑りになっているなぁ~。」でした。
つまり、個々の保険給付の中身がチンプンカンプンだったです。
例えば、お恥ずかしながら「入院時食事療養費」の理解ができたのって、合格年度でした(#^.^#)
(「~療養費」って書いてあるから、てっきり金銭給付だとばかり思ったんですね。にもかかわらず、テキストには「現物給付」の文字が…。それで、訳分からんくなっていました。)
それまでは、支給要件や支給内容などの過去問論点知識自体は整理していたのですが、どうも暗記感が強かったんです。
「これじゃいかん!」と思い、まずはアウトラインを自分のものにできたら、あとは個々の論点知識を肉付けしていけばいいんじゃないかと仮説を立てて実践してみました。
これが結果的に効を奏し、個々の保険給付がどういうものかが自分の言葉で分かるようになりました。
それに基づき、個々の論点知識をつなげていった結果、苦手意識がかなり薄れ、得意科目とまではいきませんでしたが、点数が取れるようになりました。
このとき、参考にしたのは、協会けんぽのHPでした。
一応、一般向けに書いてあるので、分かりやすいだろうと目論んでアクセスしました。
実際はテキストの表記と大して変わり映えしませんでしたが、「保険給付の種類と内容」の図を見て、体系的な理解ができたのは大きかったですね。
取っ掛かりとなる理解があると、その後の情報整理はスムーズでした。
なので、このブログでもクドイくらいにアウトラインの理解が大事ですよと書き続けたわけです。
あとは、他の科目との横断整理をすることで、大部分はクリアーになりました。
みなさんは、苦手感をぬぐうのに、どんな工夫をしていますか?
健康保険法が攻略できると社一が楽になる
今の時期、予備校利用の方は社一も終わって、インプットが一通り終わった状態だと思います。
一般常識に苦手感を持つ受験生さんは多いですが、その点、社一はまだましです。
法令からの過去問が豊富ですし、国保法、高医確法、介護保険法、船員保険法は広い意味で医療の法律ですから、健保法との比較学習がしやすいです。
比較がしやすいということは、異同がよく問われます。
似て非なるところ、例えば、保険給付の種類やその内容は、健保法、国保法、船員保険法で比較できますよね。
こんな問題はどうですか?
「(船員保険法に関して)被保険者又は被保険者であった者の給付対象傷病に関しては、療養の給付を行なうが、自宅以外の場所における療養に必要な宿泊及び食事の支給も当該療養の給付に含まれる。」(平成28年度問7A)
まず、論点は?
………、
「船員保険法の療養の給付の中身は何か?」
ですね。
では、答えは?
………、
「健康保険法の療養の給付+自宅以外の場所における療養に必要な宿泊及び食事の支給」
ですね。
おまけみたいに自宅から遠い病院に入院&通院するときのホテル代とご飯代が出るってことですね。
あー、ここが健保法と違うんだってわかります。また、国保法、高医確法での療養の給付は健保法と同じ。介護保険法には該当するものはありません。
何もそれぞれの科目のところで別々に覚えなきゃいけないってことはないですから。
いかに少ない労力で多くのことを正確に覚えられるかが社労士試験のカギです。
僕は、既存の知識に上乗せしたり、関連付けたりして覚える労力を減らしました。
みなさんはどうやって省エネをはかっていますか?
今日のまとめ
今日は、健康保険法の振り返りしました。
また、苦手感を消すコツと他の科目と関連付けて覚えることで省エネにつながることについてもお伝えしました。
明日から、国年法に入っていきます。
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