日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~健康保険法⑭~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

 

最短最速勉強会in大阪の3月開催分の告知です。

www.saitan.jp

科目は「雇用保険法」です。

みなさんは、今年の試験向けの雇用保険法の勉強はとっくに終わっていると思います。

記憶の喚起と気分のリフレッシュ、他の受験生さんや合格者の方からの刺激が受けられます。

合格体験談もあります。内容は「一般常識対策」です。

ご自身の現在位置を知るうえで、他の受験生との情報交換は有益です。

独りで閉じこもって勉強するのもいいですが、たまには外の空気を吸ってみてもいいかもしれません。

なお、新型コロナウイルス感染症の今後の感染拡大状況によっては、開催の延期や中止などの対応になる場合があります。

   

本試験(令和2年8月23日)まで、残り170日(24週と2日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

仮に1週間平均の勉強時間が20時間だとすると残り時間は約480時間です。

あなたを追い込むつもりは1ミリもありませんが、ゴールからの逆算で、どのくらいの時間をかける必要があるかはシビアに見積もった方がいいと思います。

まとまって勉強できる土曜日曜は24回しか(「も」かな。)ありません。

時間の使い方やスケジューリングは、順調ですか?

 

また、「時間がない or 足りない。」と気が焦り気味な方は、1日及び1週間の時間の使い方を棚卸ししましょう。

まさか、睡眠時間、お仕事の時間、ご飯の時間、家事の時間、家族との時間以外に30分程度まとまった時間や5~10分のスキマ時間が全くないという方はいらっしゃらないでしょうから、勉強時間の確保はできるはずです。

また、少しであったとしても勉強に割けられる時間当たりの生産性をあげることも必要でしょうね。

勉強時間の確保や環境の整備は、あなた自身がやると決めてやらないことにはどうにもなりません!

 

いつまでたっても「時間がない。」「家のことが」などと

できない理由を挙げている方は、合格する覚悟ができていませんよ!

机の前に座るだけが勉強ではありません。

5分、10分でもいいから勉強する習慣を身につけましょう!

座って勉強できる間がないのであれば、立ってでも勉強しましょう。

できない理由をいくら挙げたとしても勉強は進みません。

また、効率の良い勉強は頭の中であーでもない、こーでもないと考えあぐねたとしても答えは出ません。

実際に試してみて自分流に使いこなせ、かつ、学んだ内容が残っているように微調整していくものです。

あなたがやりたいことは、勉強できないことへの不満をタラタラこぼすことですか?

それとも、腹をくくって勉強に集中することですか?

 

とはいえ、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

 

でだ、あなたは、1週間平均でどれだけ、

脳みそに汗をかく「正味の」勉強時間を費やしていますか?

(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)

焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、

ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?

 

大事なのは、毎日1%ずつ成長することだけです。

本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう!

想像してみてください。本試験が終わったときの瞬間を。

その時、どんな感情に浸りたいですか? 

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は 「報酬月額の算定の特例(保険者算定)」を整理しました。

 

保険者算定は、どんなときに行われるんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「①報酬月額の算定が困難であるとき(随時改定の場合を除く)。

 ②算定されたものが著しく不当であると認めるとき(随時改定の場合を含む)。」

でしたね。

 

あなたは、昨日勉強してストックした論点知識を

夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?

記憶のコツは、

コンパクトな情報を常に繰り返すことです!

1回で覚えたつもりになってはいませんか?

 

もちろん、そのまえに、テキストなどの

情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること

も大事です。

 

それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。

ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。

 

分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの

受け身な勉強では記憶は身につきません

受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、

今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、

11月に合格している自分の姿をイメージできますか?

今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「保険給付」のうち、「保険医療機関等」から、「療養の給付の担当機関」(健保法63条3項)、「保険医療機関等」(健保法65条等)を整理します。

「保険給付の種類」は飛ばします。

令和元年度問7ウは健康保険法の体系的理解の問題ですので、一瞥程度で十分でしょう。

「付加給付」は健保組合の話で、自主的運営、上乗せ給付あたりが軸になっていることをチェックしておけば十分でしょう。

 

僕が持っているクレアール過去問集(2020年度向け。)では、

「療養の給付の担当機関」が3肢(類題含めて4肢)、

「保険医療機関等」が22肢(類題含めて26肢)、載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「療養の給付の担当機関」は「1個」の知識、

「保険医療機関等」は「11個」の知識(細かい知識も含めての数。)でパーフェクトだとまとめました。

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「保険医療機関又は保険薬局は、14日以上の予告期間を設けて、その指定を辞退することができ、保険医又は保険薬剤師は、14日以上の予告期間を設けて、その登録の抹消を求めることができる。」

(平成29年度問7B)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

論点2つありますよ。

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「保険医療機関又は保険薬局が指定辞退をするときの予告期間はどれくらいか?」と、

「保険医又は保険薬剤師が登録抹消を求めるときの予告期間はどれくらいか?」

ですね。

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識①&②

保険医療機関又は保険薬局が指定辞退をするときの予告期間は、

「1月以上の予告期間。」

保険医又は保険薬剤師が登録抹消を求めるときの予告期間も、

「1月以上の予告期間。」

ですね。

 

整理の視点①&②

論点としては別ものですが、比較対照するためにひとくくりにしました。

また、今日の論点知識は「辞~めた。」というときの話である一方、これから指定や登録を受けるときの話もありますから、一緒にまとめて整理してしまった方が効率がいいですね。

今の時期、既に健康保険法は1巡目の学習が終わっていると思いますので、受験経験のある方はもちろんのこと、初学者の方も比較の表は作ってしまって、論点知識はあらかた記憶できているかと思います。

こんな感じの表は作っていますね。

 

保険医療機関or保険薬局

保険医or保険薬剤師

有効期間

 

 

予告期間

 

 

 

で、表の中の表現は、テキストの丸写しではなく、あなた自身が問題が解けるように加工したものを書き入れましょう。

ちなみに保険医療機関等の指定の自動更新については、去年の記事に書いてありますので、そちらをご覧ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~健康保険法⑭~ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

過去問はこうやって本試験への知識に変える~健康保険法⑮~ - 日本で2番目にドSな社労士試験対策

 

何度も書いていますが、テキストやきれいにまとまった資料を塗り絵したり、にらめっこしただけでは記憶に残りません(クレアールのテキストにも似たような表がありますが、それを自分なりに加工はしていますか?)。

記憶に残らないので、問題を見たときに「あれ~、どっかで見たことあるけど、どうだったかな~。」みたいになってしまって、問題がスラスラ解けません。

あなたが得たい成果は、分かりやすい講義を聴いたり、見やすい資料を見て分かったつもりになることではないハズです。

本試験でスラスラ問題を解いて、合格点をたたき出すことですよね?

試験に合格するとは、今まで解けなかった問題が解けるようになることの積み重ねの結果です。

出来なかったことができるようになるためには、訓練が要ります。

訓練をするためには、やり方を知り、実際に手や頭を働かすという負荷をかける必要があります。

残念ながら、私たちがこれまでの学校教育の中で教えられてきた勉強方法は、科学的には効果が薄いものばかりです(線を引く、テキストを何回も読む、書き出す等。)。

だとしたら、限られた時間で正しく記憶でき、問題が解けるようになる方法を身に付けた方がいいのではないでしょうか?

1~2回の受験で択一の合格基準を満たす方は、理にかなった勉強方法をとっています。

あなたはどうですか?

 

今日のまとめ

今日は、「保険医療機関等」を整理しました。

また、合格のために負荷をかける意味についてもお伝えしました。

 

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コメントはアカウントなしでも投稿できますが、承認制です。

質問や要望もOKですが、内容の誤りに対する指摘なのか、ご自身の理解を確認したいのか、要望なのか、感想などなのかが判読しにくいものについてはスルーいたします。

例えば、誤りを指摘するのであれば、該当箇所を引用し「記事には『~~。』と書いてありますが、自分は『………。』だと思います。いかがでしょうか?」と尋ねていただかないことには回答のしようがありません。

また、解説文は、考えればわかることにはいちいち言及していませんから、ご自身の理解を確認したいのであれば、やはり記事の該当箇所を引用し「記事の『~~。』からは、自分は『………。』と理解しましたが、合っていますでしょうか?」と尋ねていただければ回答することはできます。

回答するからには手間がかかります。書き込みの趣旨をこちらが考えて回答しなければならないような無用な手間はかからないようにご配慮ください。

さらに、ネットという匿名性の高い媒体であるとはいえ、名乗りもせずにいきなり質問めいたことをされても回答する義務はこちらにはないと考えておりますので、人にものを尋ねる態度については社会人としての節度をお守りください。

 

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冒頭にも書きましたが、けっこうな人数になってきたので、読者登録されている方限定で、何か企画をしてみたいですね。

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導入マニュアルをお送りしますので、その通りにやればほぼどなたでも使いこなせます。

ただし、パソコンであれば、内臓または外付けのカメラとマイクが必要です。

スマホタブレットの方は、マイク付きヘッドホンが必要です。

パソコンにカメラやマイクがなくても、このご時世、スマホタブレットはお持ちだと思います。iphoneであれば、付属のマイク付きイヤホンがありますから、導入障壁は低いですよ。

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