日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~雇用保険法㉒~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

はじめましての方、ようこそいらっしゃいました。

僕はこんな人です。

にょういずみにょうさんのプロフィール - はてな

   

本試験(令和2年8月23日)まで、残り221日(31週と4日)です。

1日1日を大切に過ごしましょうね。

仮に1週間平均の勉強時間が20時間だとすると残り時間は約630時間です。

あなたを追い込むつもりは1ミリもありませんが、ゴールからの逆算で、どのくらいの時間をかける必要があるかはシビアに見積もった方がいいと思います。

まとまって勉強できる土曜日曜は31回しか(「も」かな。)ありません。

時間の使い方やスケジューリングは、順調ですか?

 

また、「時間がない or 足りない。」と気が焦り気味な方は、1日及び1週間の時間の使い方を棚卸ししましょう。

まさか、睡眠時間、お仕事の時間、ご飯の時間、家事の時間、家族との時間以外に30分程度まとまった時間や5~10分のスキマ時間が全くないという方はいらっしゃらないでしょうから、勉強時間の確保はできるはずです。

また、少しであったとしても勉強に割けられる時間当たりの生産性をあげることも必要でしょうね。

勉強時間の確保や環境の整備は、あなた自身がやると決めてやらないことにはどうにもなりません!

 

いつまでたっても「時間がない。」「家のことが」などと

できない理由を挙げている方は、合格する覚悟ができていませんよ!

机の前に座るだけが勉強ではありません。

5分、10分でもいいから勉強する習慣を身につけましょう!

座って勉強できる間がないのであれば、立ってでも勉強しましょう。

できない理由をいくら挙げたとしても勉強は進みません。

また、効率の良い勉強は頭の中であーでもない、こーでもないと考えあぐねたとしても答えは出ません。

実際に試してみて自分流に使いこなせ、かつ、学んだ内容が残っているように微調整していくものです。

あなたがやりたいことは、勉強できないことへの不満をタラタラこぼすことですか?

それとも、腹をくくって勉強に集中することですか?

 

とはいえ、テンション抑え目で、じっくり準備していきましょう。

 

でだ、あなたは、1週間平均でどれだけ、

脳みそに汗をかく「正味の」勉強時間を費やしていますか?

(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)

焦りは禁物ですが、お仕事、睡眠、食事、家事、ご家族とのコミュニケーション以外の時間で、

ボーっとしてたり、無駄にイライラしてたりする時間を過ごしてはいませんか?

 

大事なのは、毎日1%ずつ成長することだけです。

本試験が終わったときのやりきった感をイメージしながら勉強していきましょう!

想像してみてください。本試験が終わったときの瞬間を。

その時、どんな感情に浸りたいですか? 

 

このブログでは、今年の本試験向けに択一で50点を取るための準備として、毎日、過去問を1題例に挙げ、その問題を解くことで、どんな知識を本試験会場に持っていくかを検討してきました。

必要な論点知識に関しては、「記事を検索」の窓に必要なキーワードを入力して、探してみてください。

ただし、過去記事は予告なく限定閲覧記事に変更する場合があります。

 

今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう。

 

【もくじ】 

昨日の振り返り

昨日は「日雇労働求職者給付金の普通給付」を整理しました。

 

日雇求職者給付金の普通給付の支給要件は何でしたっけ?

 

はい、思い出して!

 

………、

 

「その失業の日の属する月の前2月間に、その者について、印紙保険料が通算して26日分以上納付されていること。」

 

でしたね。

 

あなたは、昨日勉強してストックした論点知識を

夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?

記憶のコツは、

コンパクトな情報を常に繰り返すことです!

1回で覚えたつもりになってはいませんか?

 

もちろん、そのまえに、テキストなどの

情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮すること

も大事です。

 

それと、白書対策は法令の知識以上に情報に興味を持つことです。

ボーっと資料を眺めているだけだったり、暗記に走ろうとしても身にはつきませんよ。

 

分かりやすい講義を聴いたり、テキストを読むだけの

受け身な勉強では記憶は身につきません

受験経験があって、択一合格点に届いたことのない方は、

今のやり方で、本試験会場でスラスラ問題を解き、

11月に合格している自分の姿をイメージできますか?

今一度、勉強方法を見直してみてはいかがですか?

 

今日の過去問検討

今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数

では、過去問検討に移りましょう。

 

今日は、「就職促進給付」のうち「就業手当」(雇用保険法56条の3)、「再就職手当・就業促進定着手当」(雇用保険法56条の3)、「常用就職支度手当」(雇用保険法56条の3)を整理します。

 

僕が持っているクレアール過去問集(2020年度向け。)では、

「就業手当」は7肢(類題含めて9肢)、

「再就職手当・就業促進定着手当」は11肢(類題含めて13肢。それと選択式が2問。)、

「常用就職支度手当」は4肢(それと選択式が1問。)載っています。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「就業手当」は「4個」の知識、

「再就職手当・就業促進定着手当」は「5個」の知識、

「常用就職支度手当」は「1個」の知識でパーフェクトだとまとめました。

 

その中でみなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

今日の1問

「受給資格者が、離職後、待期の期間内に、厚生労働省令で定める安定した職業以外の職業に就いた場合、就業促進手当の1つである就業手当が支払われることはない。」

(平成18年度問6B)

 

この問題、問われている知識は何でしょう?

では、シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、 

 

 

「就業手当の支給要件は何か?」

ですね。

 

では、答えは?

 

………、

 

本試験に持っていく論点知識

「①受給資格者が

 ②安定した職業以外の職業に就き、

 ③当該職業に就いた日の前日における基本手当の支給残日数が当該受給資格に基づく所定給付日数の3分の1以上かつ45日以上であり、

 ④離職前の事業主に再び雇用されたものでないこと。

 ⑤待期期間が経過した後職業に就き、又は事業を開始しいたこと。(20231217訂正)

 ⑥離職理由に基づく給付制限の適用を受けた場合において、待期期間の満了後1か月の期間内については、公共職業安定所又は職業紹介事業者等の紹介により職業に就いたこと。
 ⑦雇入れをすることを求職の申込みをした日前に約した事業主に雇用されたものでないこと。」

ですね。

 

整理の視点

はい出ました。雇用保険法で最も嫌なところです。

過去問が少ない割には覚えることが多いわ、個々の保険給付の違いが分かりにくいわ、「就業」なのか「就職」なのかが区別しにくいわで、たぶん雇用保険法を苦手とされている方は「ここさえなければ………。」と思っているのでは?

 

この「就業促進手当」(どのレベルの話かは分かっていますね。「就職促進給付」のうちの「移転費」と「求職活動支援費」以外の保険給付の総称ですよ。)は、似て非なるという点で比較対照するのがいちばん手っ取り早いです。

なので、めんどくさいですが、今のうちに整理してしまって苦手意識を拭い去ることができたら、後々楽になります。

余裕のあるうちにやっつけてしまいましょう!

 

では、似て非なるところはどこでしょう。

まず、対象者は就業手当と再就職手当(&就業促進定着手当)は「受給資格者」のみですが、常用就職支度手当は4人衆(受給資格者、高年齢受給資格者、特例受給資格者、日雇受給資格者)です。

基本手当の残日数も異なりますし、どんな形態の職業についたかも異なります。

また、過去に同じ給付を受けた経験の有無も異なりますし、前もっての入職の約束の有無についても異なります。

あとは、どのタイミングでの就職かも異なりますし、ハローワークの紹介がマストかも異なります。

 

こうした内容は、クレアールであれば比較の表がテキストに載っています。他のテキストをお使いの方も比較の表が載っていると思います。

ですが、これに塗り絵をしてもにらめっこをしても記憶には残りません。

僕が受験生のときは、まず、3種類の就業促進手当の概要の違いを自分の言葉で区別しました(就業手当はバイトをした時の基本手当の代わり。再就職手当は再就職のお祝い金、常用就職支度手当は就職困難者のお祝い金。)。

で、支給要件の表に過去問出題歴のあるものは「・」を打ち、出題履歴を把握して、同じ項目で未出題のところがあれば、表を横に読み併せて記憶していました(例えば、基本手当の残日数は「就」は「3分の1以上、かつ45日以上」、「再」は「3分の1以上」、「常」は「受給資格者に限り3分の1未満」というように。)。

同じ項目で既出題のものと未出題のものがあれば、記憶がこんがらがるからです。「え~っと、どうだったっけ?」という想起にかける時間のタイムロスと不正確な知識をアウトプットするのを防ぐためです。

そうすることで3つの保険給付の違いが自ずと見えてきますし、記憶がごっちゃになるのも防げます。

整理をして、自分の言葉に置き換えてしまえば、後は何回か繰り返し思い出すことで強い記憶になりますから、後は楽ちんですね。

こういったことを後回しにすると、答練期以降にやることが多すぎて頭がパンクします。

そうなると勉強がどんどん億劫になり、勉強のテンションも下がります。

さらに「今年受からなくてもいいや。」みたいに目標自体も後回しになります。

というのは避けたいですよね。

またもう1年ぐだぐだと勉強したいならともかく、あなたの貴重な時間を実践のために使うのではなく、前段階の準備のためだけに使うのって、こりごりじゃありませんか?

 

僕がこのブログを通じてできることは、やった方がいいですよと語りかけることだけです。

個別特訓を通じてつながりのある方には、もっと突っ込んでお伝えすることはあるのですが、それでも勉強をするのはあなた自身です。

今のままの勉強で十分なのかどうかのチェックは第三者目線のものを受けた方がいいでしょう。

そのために、一度無料勉強方法相談を受けてみてはいかがですか?

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今日のまとめ

今日は、「就業手当」を整理しました。

また、「就業促進手当」攻略のコツについてもお伝えしました。

  

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