みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
本試験(8月25日)まで、あと「166日」。
試験前日まで23週間と4日です。
あなたは、1週間平均で何時間、正味の勉強時間を費やしていますか?
それに23を掛けると……、
あと何時間かけて合格レベルに持って行ったらよいかが分かりますね!
(テキストをマーカーで塗り絵していたり、眺めているだけの時間はノーカウントですよ。)
さあ、今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう!
【もくじ】
昨日のふりかえり
昨日は「保険医療機関等」を整理しました。
保険医療機関等の指定の自動更新の要件は何でしたっけ?
はい、思い出して!
………、
「①病院及び病床を有する診療所を除いた保険医療機関(=個人開業医)又は
②個人薬局のうち一定の要件に該当するものが
③指定の効力を失う日前6月から同日前3月までの間に、別段の申し出がない場合。」
でしたね。
夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?
記憶のコツは、コンパクトな情報を常に繰り返すことですよ!
もちろん、そのまえに、テキストなどの
情報を自分の言葉でコンパクトに凝縮することも大事です。
今日の過去問検討
今日のテーマと本試験に持っていく知識の個数
では、過去問検討に移りましょう。
保険給付の「保険医療機関等」から、
「保険医及び保険薬剤師」(健保法64条等)、
「諮問等」(健保法82条等)を整理します。
さて、僕が持っているクレアール過去問集(新元号初年度向け)には、
「保険医及び保険薬剤師」が5肢、
「諮問等」が4肢(類題含めて5肢)載っています。
ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、
「保険医及び保険薬剤師」は「3個」の知識、
「諮問等」は「2個」の知識でパーフェクトだとまとめました。
みなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識はどのように準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
今日の1問
「保険医の登録は、登録の日から起算して6年を経過したときは、その効力を失うが、その登録の効力を失う日前6月から同日前3月までの間に、別段の申出がないときは、保険医の登録の申請があったものとみなされる。」
(平成15年度問3D)
ちょっと古い過去問ですが、
この問題、問われている知識は何でしょう?
では、シンキングタイム、スタート!
いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「保険医等の登録の自動更新の要件は何か?」ですね。
要は、どんなときに登録の有効期間が自動延長されるか?ということです。
では、答えは?
………、
本試験に持っていく論点知識
「保険医、保険薬剤師の登録に有効期限はない(自動延長は観念できない)。」でしたね。
整理の視点
この答えを読んで、ズッコケないでくださいね(^○^)。
昨日の保険医療機関等との比較です。
保険医療機関等の指定は、原則、6年ごとの更新で、自動更新は例外的。
この例外の場合に「指定の効力を失う日前6月から同日前3月までの間に、別段の申出がないときは、指定の申請があったものとみなされる。」というフレーズが出てくるんでした。
保険医等の登録は、有効期間がありません。
ただし、登録の抹消を求めるときは、1月以上の予告期間を設けて、その登録の抹消を求めることができるんでした。
保険医療機関等についても同じことが言え、指定の抹消を求めるときは、1月以上の予告期間を設けて、その指定の抹消を求めることができるんでした。
このへんがごっちゃになりやすいところですね。
クレアールのテキストには、この部分の比較の表が載っていますが、
マーカーで塗り絵をしても、ボーっと眺めていても記憶には残りませんよ!
自分なりのクイズを作るんです。
例えば、「保険医療機関等の指定」って京大式カードの表に書き、
裏には「原則、6年ごとの更新。病床がないところであれば、失効日前6~3か月に別段の申し出なければ自動更新。」って書いて、寝る前や起きてすぐに繰り返すんです。
スマホに問題文と解答の間隔をあけて録音して聴くのもいいでしょう。
1論点につき1枚が情報量としてふさわしいと思いますが、比較の視点を強調したいのであれば、2論点を併記してもよいでしょう。
これをやることの意味は、
オモテ面の問題文を考えることが、過去問の文章を読んで、何が問われているか=論点は何か?の見極めをする訓練になっていることです。
本試験では、全ての問題が初見なので、「この文章は何を問うているんだ?」という思考を回す作業を350肢について行いますよね?
これを普段の過去問検討のときからやっていると、本試験の場面では瞬時に論点が浮かび上がってきます。つまり、何が問われているかが一瞬で分かるんです。
なので、長い選択肢を読むのは楽勝ですし、時間もかかりませんし、論点の読み違いも起こりません。
市販の論点カードや、受験雑誌の付録に1問1答のカードがありますが、論点の見極めの訓練にはならないので、僕はお勧めしません。
ただの丸暗記になる可能性が高いですし、なんとなく勉強した気分になりやすいです。
また、裏面の答えは、このブログで何度も言っているように、テキストの丸写しは無意味です。自分の言葉でかみ砕いてコンパクトにしましょうね。
それが「脳みそに汗をかく=受かるための自己トレーニング」だと、僕は思います。
僕が受験生時代の今の時期は、毎日この作業でした。
実際にカードは作りませんでしたが、過去問集にメモを残したり、寝る前と起きてすぐのふりかえり、1週間後、1か月後とかの節目での振り返りをやって、記憶の定着と抜け漏れのケアをしていました。
また、過去問の正答率(〇☓が当たっているかは無視して、論点の見極めができたかと、アウトプットした知識が正確だったかが判断基準)を測定することによって、改善を重ねていきました。
みなさんは、本試験に持っていく記憶の積み上げと、抜け漏れのケアをどのようにされていますか?
今日のまとめ
今日は、「保険医及び保険薬剤師」について整理しました。
また、本試験に持っていく記憶の積み上げと、抜け漏れのケアについてもお伝えしました。
あなたは、今日の記事から何を学び、何を実践しますか?
下の方にあるコメントから一言いただけると嬉しいです。
もちろん、質問や要望もOKです。
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応援、ありがとうございます!!
質問にお答えします
ある方から、こんな質問をいただきました。
「無料の勉強法相談会に申し込みたいのですが、
何を相談したらいいかが分からないんです(>_<)。」
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あなたが解決したいことを引き出します。
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吐き出すだけでも、大分スッキリしますよ。
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まずは申し込んでください。
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こんなイメージです。(オフィシャルHPよりリンク)
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今日も大ボリュームな記事にお付き合いいただいて感謝しています。
読んでくださって、ありがとうございます。