日本で2番目にドSな社労士試験対策

このブログは、社労士試験に本気で合格する方を応援するために、主自身が取った効果的な学習法をお伝えするブログです。主に受験経験のある方向けの内容ですが、初学者の方でも1発合格するエッセンスが詰まっています。毎日アップしますので、ご愛読ください。

過去問はこうやって本試験への知識に変える~労働保険徴収法③~

みなさん、こんにちは。

 

「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。

 

毎日、ありがとうございます。

 

本試験(8月25日)まで、あと「205日」。

 

 さあ、今日もメインシリーズ

「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう!

 

その前に、昨日は「事務の所轄と事業の種類」を整理しました。

所轄労働基準監督署長と所轄公共職業安定所長の事務の分掌はどうなっているんでしたっけ?

はい、思い出して!

 

………、

 

「①二元適用事業で

  ア 雇用保険に関するものはハローワーク

  イ 労災保険に関するものは労基署

 ②一元適用事業で

  ア 事務組に委託している場合はハローワーク

  イ 事務組に委託していない場合で

   a 雇用保険のみ成立している場合はハローワーク

   b a以外の場合は労基署」でした。

 

これを屁理屈でもいいから覚えやすくなる工夫はしましたか?

それと、夜寝る前と、朝起きた時に繰り返しましたか?

記憶のコツは、コンパクトな情報を常に繰り返すことですよ!

 

では、過去問検討に移りましょう。

今日は、「強制適用事業所の保険関係の成立と消滅」(徴収法3~4条等)を整理しましょう。

 

さて、僕が持っているクレアール過去問集(新元号初年度向け)には、

中見出しで「保険関係の成立」の過去問が8肢(類題含めて16肢)、

「保険関係の消滅」の過去問が2肢(類題含めて7肢)、載っています。

類題の数が多いので、超頻出項目だと言えますね。

 

ただ、僕の検討では、問題の数だけ知識が必要なのではなくて、

「保険関係の成立」は周辺知識をひっくるめて「4個」の知識、

「保険関係の消滅」は周辺知識をひっくるめて「2個」の知識で、

パーフェクトだとまとめました。

 

みなさんは、お持ちの過去問集から、

本試験に持っていく知識は何個、準備していますか?

 

では、そのうちの1つを見てみましょう。

 

「労働保険の保険関係は、適用事業の事業主が、その事業が開始された日から10日以内に保険関係成立届を所轄労働基準監督署長又は所轄公共職業安定所長に提出することによって成立する。」

(平成25年度問2B)

 

はい、この問題の論点、問われている知識は何でしょう?

シンキングタイム、スタート!

いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。

 

 

………、

 

 

「労働保険の保険関係はいつ成立するか?」ですね。

「労働働保険の保険関係は、……10日以内に~~によって成立する。」と期限めいたことを述べているので、いつの話かということがわかります。

では、答えは?

 

………、

 

労災保険雇用保険

 ①適用事業は、事業が開始された日

 ②暫定任意適用事業は、適用事業に該当するに至った日」ですね。

 

ちなみに、今日の過去問は、適用事業についての保険関係成立日しか問われていません。

 

なので、暫定任意適用事業の保険関係成立日がいつなのかの知識を分けて考えてもいいかもしれません(実際に平成27年度の過去問ではこっちが問われています。)

 

ただ、僕の場合は、類似項目は同じ機会に覚えた方がこんがらがらずに記憶できたので、いっしょくたに覚えていました。

 

それと、ついでに類似項目もさらっと押さえておくと、本試験で少し論点をずらした問題にも対応できたので、こっちのやり方の方が効果的かなと思います。

 

ただ、やみくもに類似項目を押さえようとすると、勉強範囲が広がってしまうので、

今日のように「適用事業の保険関係成立日は問われたけど、テキストの同じところに書いてある暫定任意適用事業はどうなんだろう?」くらいの問題関心です。

深入り禁物です。あくまで比較して覚えられるものに限ります

 

また、今日の保険関係の成立は、数少ない「その日」パターンの1つです。

届出が「~した日の翌日から起算して〇〇日以内」の場合がほとんどなため、

ついつい「事業が開始された日の翌日」と覚えてしまいそうですね。

 

僕は「事業が開始されたその日」とあえて強調して覚えていました。

そのおかげで、この手のいつからかという問題で間違うことはなくなりました。

 

みなさんは、いつから問題(起算日を問う問題)の記憶はどのように工夫していますか?

 

それとついでに、暫定任意適用事業の「適用事業に該当するに至った」ってどういう場合でしょう?

事例っぽく問われたときに、瞬時に「あ~、暫定任意適用事業の保険関係成立日が問われてるんかぁ。」となれるよう、かみ砕いて覚えておきたいですね。

では、どういうこと?

 

………、

 

暫定任意適用事業の要件を満たさなくなったということですね。

具体的には、使用する労働者の数が増えたとか、林業で常時使用する労働者を使用するようになったとか、法人成りしたとかですね。

つまり、暫定任意適用事業の要件が正しく記憶できていてはじめて、問題文を読んだときに論点がわかり、正誤判断ができるんですね。

 

なので、僕なら、保険関係成立日の論点知識の確認と併せて、暫定任意適用事業の要件も復習します。

そうすることで、関連項目を思い出すことができ、より記憶が鮮明になるからです。

 

みなさんは、こうした「ついで学習」みたいなことはされていますか?

 

今日のまとめ

今日は、「強制適用事業所の保険関係の成立と消滅」を整理しました。

また、起算日を問われる問題の記憶の仕方、ついで学習についてもお伝えしました。

 

あなたは、今日の記事から何を学び、何を実践しますか?

 

 

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今日も大ボリュームな記事にお付き合いいただいて感謝しています。 

  

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