みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
今年も今日を含めて1週間。早いですね。
年末年始で忙しいと思いますが、少しでも勉強しましょうね。
さて、来年の本試験(2019年8月25日)まであと「243日」。
今日もメインシリーズ
「過去問はこうやって本試験の知識に変える」を学んでいきましょう!
今日は「時効」(労災法42条)を扱います。
僕が持っているクレアール過去問集(新元号初年度向け)には、
時効の過去問は22肢載っています(類題、選択式含めると37肢)。
ですが、本試験に持っていく知識が、22個あるのではなく、
僕の検討では、「4つ」に集約できるという結論になりました。
みなさんは、お持ちの過去問集から、
本試験に持っていく知識は何個、準備していますか?
では、そのうちの1つを見てみましょう。
「障害補償給付、遺族補償給付、介護補償給付、障害給付、遺族給付及び介護給付を受ける権利は、5年を経過したときは、時効によって消滅する。」
(平成27年度問6オ)
では、この記述式の論点、問われている知識は何でしょう?
シンキングタイム、スタート!
いつものように5W1Hの疑問形になるように考えましょうね。
………、
「労災保険法の保険給付の時効は何年か?」ですね。
それぞれの保険給付の時効が何年かって捉えたら、覚えることが多くなっちゃいますよ!
では、答えは?
………、
「①年金は5年。
②一時金は2年。ただし、障害(補償)一時金、障害(補償)差額一時金、遺族(補償)一時金は5年。」ですね。
これと同じことは、労働基準法のときに言及しています。
これで2回目の時効の横断整理ができましたね。
労基法のときに、僕が言及した整理項目は覚えていましたか?
忘れていたとしたら、もう一度覚えなおせばいいんです。
既に覚えやすく加工した情報ですから、何度も繰り返し覚えられますよね?
今日扱った時効は、一見すると覚えることが多そうで、ゲーってなりますが、
整理の視点を持つことで、覚える情報量が一気に減ります。
整理することには労力がかかりますが、
覚える量が減ると後はとっても楽になります。
やらない理由はありませんね。
ちなみに、時効の横断整理は、
僕が講師を務める「最短最速非常識合格法勉強会」の案内があるHPに動画がありますので、そちらもご覧ください。
今日のまとめ
今日は「時効」を扱いました。
また、横断整理の振り返りもしました。
一度聞いた話を「ふ~ん」で流すのか、もう一度自分で思い出してみるかで、
身につくものは変わってきますよ。
あなたは何を実践しますか?
労災法は、今日で一区切りです。
明日、振り返りをして、明後日からは雇用保険法に入ります。
頑張っていきましょうね。
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