みなさん、こんにちは。
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
毎日、ありがとうございます。
来年の本試験(2019年8月25日)まであと「271日」。
今日は、昨日までの安衛法のふりかえりと、無料勉強相談会のお知らせです。
メインシリーズはお休みです。
ただ、途中で、記憶を思い出すための質問をしますから、最後まで読んでくださいね。
昨日まで20回にわたって安衛法の過去問を題材にして、
本試験に持っていくための知識化をやってきました。
いかがでしたか?
安衛法への苦手意識は少しは薄らぎましたか?
僕はかなり意識的に暗記ではないんだということをお伝えしてきました。
ほとんどの受験生さんや、多くの講師の方は、
安衛法が暗記科目だとお考えです。
もちろん、社労士試験は記憶の試験ですから、
最終的には合格に必要な知識を正確に記憶していかなければなりません。
ただ、「暗記」ってどんなイメージでしょう?
僕は「無理やり覚える」「しんどい」「すぐ忘れる」「味気ない」など、
どちらかというとネガティブなイメージです。
しかも、暗記したことが飛んでしまうと「頭ん中、真っ白」になってしまい、
あたふたしてしまって、冷静でいられなくなってしまいます。
なので、試験勉強では「暗記」はしませんでした。
もちろん、「暗記なんて楽勝!」「三度のメシより暗記が好き♡」
という方で、合格点を取れていれば別です。むしろ羨ましい(・o・)。
自分が暗記を得意としていないことに気づいたことと、
それでも安衛法を攻略しないと合格はないというジレンマをどう解消するかで悩みました。
そこで思いついたのが、似たような箇所の比較整理や、
ストーリー仕立ての記憶喚起法でした。
例えば、一般組織における安全衛生管理体制だったら、
役職ごとに覚えるのではなく、同じ項目で横断的に覚えることをしました。
では、復習です。
総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者、安全衛生推進者、衛生推進者、産業医、作業主任者のうち、巡視義務がある者はどれか? またその頻度は?
………、
巡視義務があるのは、安全管理者、衛生管理者、産業医。
頻度は、安全管理者は頻度の定めなし、衛生管理者は週1回、産業医は原則月1回(一定の場合2月に1回)でしたね。
スラスラ出てきましたか?
巡視義務については、どのテキストにも書いてあります。
また比較の表がついている場合もあります。
ただそれを眺めていたり、マーカーで塗り絵をしたって覚えられませんよね?
自作の表を作り直すなどして、「巡視義務があるのは、誰と誰と誰で、頻度は~。」と
繰り返せるように情報の取捨選択や加工が必要だと、僕は考えます。
そうやって、脳みそに汗をかき、繰り返し思い出すことで、
私たちの脳は重要な情報だと認識し、長期記憶になるんです。
繰り返すことで記憶に定着するという意味では、
あなたが好きなアーティストの歌詞やメロディーって、
反射的に出てきますよね?
好きなドラマや映画の名シーンなんて、
そっくりそのまま再現できたりしますよね?
それと一緒です。
ただ、興味がないと繰り返し記憶して覚えようなんて思いませんよね?
そのために、僕はストーリー仕立ての記憶喚起法を思いついたんです。
例えば、特定機械等の検査のところ、
製造時検査と設置時検査がどの機械でいるのかが、頭ん中カオスでした。
過去問での出題頻度は低いですが、気になって気持ち悪かったので、
スンナリ覚えられないかなと思い、分析してみたんです。
そしたら、法則性のようなものがあって、
①製造時検査(輸入時検査、廃止後再使用検査も)が必要なのは、
製品が工場で出来上がった時点で完成品の場合。
現場に持って行って組み立てないといけないものは、この時点での検査は不要。
②設置時検査が必要なのは、現場に持って行って据え付けて初めて機械としての用をなす場合。
と思えたんです。それでスッキリしたんです。
ボイラーは、工場で出来上がった時点で完成品です。しかも現場に持って行って据え付ける必要もあります。
クレーンは、工場で出来上がった時点では骨組みのような部分だけです。実際に現場に持って行って組み立て据え付けの必要があります。(ビル建設現場のてっぺんにあるやつです)
移動式クレーンは、工場で出来上がった時点で完成品です。タイヤがついていてどこにでも動けますから、現場での据え付けは要りませんよね。
こんな感じです。
自分で考え付いたものもありますし、
予備校の講義の中で、講師の方が話されたたとえ話を加工したものもあります。
これだと暗記に走らずに記憶できました。
自分なりに腹落ちもしていましたから、思い出すときに
「う~~ん、どうだったっけ?」と悩むこともなくなりました。
いかがですか?
あなたもやってみてはいかがですか?
とはいえ、自力では中々難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
また、ご自身の勉強の課題が何かが分からない方もいらっしゃるかもしれません。
周りに合格者も受験生もいなくて聞ける人がいないかもしれません。
予備校のサポートシステムはあるけれど、何を聞いたらわからないから尋ねようがないかもしれません。
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今日のまとめ
今日は、昨日までの安衛法のふりかえりと、無料勉強相談会のお知らせをしました。
明日からは労災法です。
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