みなさん、こんばんは。
(お、「こんにちは」ではないゾ)
「日本で2番目にドSな社労士試験対策講師」の塚野です。
今日、今年の合格発表がありましたね。
選択式23点以上(社一、国年は2点以上)、
択一式45点以上、
合格率6.3%という数字でしたね。
僕のところへも吉報が続々と寄せられています。
ただ、労一の救済待ちだった方は、涙を呑む結果になってしまいました。
厚年の救済待ちの方も割といましたね。
僕自身も2回目3回目の試験のときは、
択一は合格点をクリアしたのだけれど、
2年連続で、1科目だけ選択式で足切りにあったんです。
(総得点は合格点を上回っていました。)
しかも、基準点が2点になったにも関わらず、得点が1点だったせいで、
2回も足踏みしてしまったんです。
も~~~ね、「何て自分は運がないんだろう」って本気で思いましたよ。
「あんだけ勉強したのに~~ぃ。まだ足らんのか」って、なまら悔しかった。
なので、受かった年は
「不安要素は根こそぎ摘み取って完全合格してやるっ!」って決めたんです。
そう、決めたんです。
「合格したいな~~。」とか「受かったらいいな~~。」とかではありません。
周りにも宣言しましたね。
「もし、受からなかったらどうすんの?」みたいな意地悪な問いには、
「知らん! 受かる以外の選択肢はない!!」って本気で思って言っていました。
そして次に、何が不安要素かの洗い出しをしたんです。
「この科目の個々の部分が苦手だなぁ~(例えば、雇用保険法の給付制限のところ)。択一で確実に正解できるにはどうしたらいいだろう?」とか、
「選択式は全く知らないところが出たらパニックになるなぁ。それでも3点取るにはどうしたらいいだろう?」とか、
「何となくやる気が出ない時があるなぁ。そんな時にどうエンジンかけようかな。」とか、
「受からないんじゃないかと弱気の虫がウジウジしだしたときには、どうするか?」とか、
思いつくことは全部書き出しました。
そして、アイデアを実行して、解決できた時には、
赤線をビャ~ッと引いて、ビジュアル的に課題克服ができたことを分かるようにしました。
そうしてるうちに自信がついていき、
「早く本試験来ないかなー」って思えるようになりました。
「やるべきことをやりきって本番に臨むんだ! 結果は必ずついてくる」
と確信していました。
試験が終わったその瞬間、
「あーようやく終わった。これで受かった(*^。^*)」と心底思えて、
とっても清々しかったです。
(同じ教室にいた知り合いの受験生曰く「めっちゃニヤニヤしてた」そうです(#^.^#))
(本試験の次の日、自己採点したら選択式で1科目2点を出してしまい、
血の気がサァーッと引いたというオマケもつくのですが(>_<))
今振り返ってみると、こんなことをやった、あんなことをやったという
How toの内容が多いですが、
自分自身の内面を振り返ると、
「絶対に受かる!」という強い気持ちがあったからこそ、
へこたれずにコツコツ勉強できたんじゃないかなって思います。
何となく「受かったらいいなぁ~。」ぐらいの気持ちなら、
途中でテンション下がったままズルズル勉強するふりをしたり、
誘惑(楽しいお酒とか、TVとか、漫画とか…)に負けてドロップアウトして、
多分、自分は受かっていなかったでしょう。
(あー、これって、旧司法試験を受けていた時の自分だ(+o+))
じゃあ、強い気持ちってどこから湧いてくるかというと、
あなた自身の中に答えはあります。
今からの質問の回答を必ず紙に書きだしてください。
そのとき、できる・できないは関係なしに思う存分、
(アクセルとブレーキの両方を踏んだ状態はナシ。
アクセル全開、限界Loversで行きましょう!)
しかもたくさん書いてください。
いいですか?
「①あなたが、社労士になろうと思ったきっかけは何ですか?」
「②あなたは、どんな社労士になりたいですか?」
「③あなたのなりたい社労士になった時、どのような感情が沸き起こっていますか? また、どんな音が聞こえますか? どんな景色が見えますか?」
「④そのような感情を誰と共有したいですか?」
「⑤もし仮に試験に受からなかったら、あなたはどんな気分になりますか?」
「⑥あなたは、明日が本試験だという状況にあるとします。これまでの労を自分に労うとしたら、どんな言葉を自分に掛けますか?」
「⑦来年の合格発表、あなたの下には、合格証書が届きました。その時、自分にどんな言葉を掛けますか?」
「⑧①~⑦のすべてを書き終えた今、どんな気持ちが沸き起こっていますか?」
お疲れ様でした。
この紙に書いたことを寝る前と起きたときに何度も復唱してみてください。
きっと変化が生まれますよ。
信じなくてもいいからやってみてください。
ブログの中では勉強方法(スキル)の記事ばかりですが、
本当は、マインドの方が大事なんですよ。
「スキル2割、マインド8割」って言っても過言ではないくらい。
不安や怒りや恐れを感じている状態で、ベストパフォーマンスは出せませんからね。
世の中の成功者と言われる人たちはそろって
「気持ちや想いや心が大事」って仰っていますから。
結果を残すアスリートもそうですよね。
僕も昔は「心なんてあやふやなもん、信じられん。」って思っていました。
けど、実務について、実社会で学んでいくうちに実感として考えが変わりました。
番外編なのに本編よりも長くなってしまいました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
コメントいただけると嬉しいです。